坂口志文がノーベル賞に前進!コッホ賞に輝いたtregはコロナに効く?

坂口志文がコッホ賞受賞!tregの研究はコロナ治療の光明となるか


坂口志文のプロフィール
◆生年月日:1951年1月19日
◆出身:滋賀県
◆出身大学:京都大学医学部
◆ロベルト・コッホ賞受賞(2020年)

坂口志文、免疫学者としてロベルト・コッホ賞を受賞していた!

坂口志文(さかぐちしもん)は医学の発展に尽くす免疫学者として世界的に認められ、2020年6月にロベルト・コッホ賞を受賞しました。

ドイツの偉大な免疫学者ロベルト・コッホの名前を冠したロベルト・コッホ賞は、ドイツで最も権威のある賞の一つ。坂口志文が発見したTregには細菌が体内の組織を攻撃することを防ぎ、過剰な免疫反応を抑える働きがあり、今後のがん治療などへの効果が期待されています。

坂口志文が発見したTregを減少させないことが新型コロナウイルス感染対策の一つだった!

坂口志文が発見したTregはリンパ球の一つで、免疫を制御する働きをします。2020年に世界規模の感染拡大を見せた新型コロナウイルスも、このTregの減少が感染につながる一因であることが分かっています。

Tregは腸の中に多く存在しているため、腸内環境を整えておくことも新型コロナウイルスの感染対策の一つとされています。

野口英世は黄熱病や梅毒の研究で功績を遺した細菌学者!左手は治っていた?

坂口志文の経歴まとめ。京都大学から阪大特任教授までの道のり

坂口志文は京都大学で博士号を取得!

坂口志文は1951年1月19日生まれ、滋賀県長浜市出身です。地元の公立学校を経て滋賀県立長浜北高校へ進み、1976年に京都大学医学部医学科を卒業。医師免許を取得しました。

その後京都大学の大学院を中退し、1977年から愛知県がんセンター研究所実験病理部門の研究生となった後、1983年に京都大学医学部博士号を取得しています。

坂口志文は世界でも研究を進め大阪大学の特別教授に!

坂口志文は博士号を取得後、スタンフォード大学で客員研究員と働き、研究の舞台を世界に移します。1989年からはスクリプス研究所免疫学部で助教授を務め、2004年にウィリアム・コーリー賞、2005年に武田医学賞など多くの賞を受賞。

2007年からは京都大学再生医科学研究所の所長を務め、2011年からは大阪大学免疫学フロンティア研究センター実験免疫学分野の教授に就任。2013年に大阪大学へ特別教授として招かれました。

高橋洋一は異色の経歴を持つ経済学者!窃盗事件の真相とは?おすすめ書籍は?

坂口志文がノーベル賞に王手!ベンチャー立ち上げでがん治療を改革

坂口志文はノーベル賞に最も近い学者

坂口志文が研究を進める免疫は、人間の身体にとって重要な機能です。免疫は病気を防ぐ役割をする一方で過剰に反応して病気を引き起こす原因となる場合もあり、坂口志文はこの免疫機能を正常に保つ研究をしています。

過剰な免疫反応を抑える制御性T細胞の解明により、毎年ノーベル生理学・医学賞の最有力候補に挙げられる坂口志文。2020年も候補となりながら惜しくも受賞を逃しましたが、Tregの解明によってノーベル賞受賞へさらに一歩近づいたかもしれません。

坂口志文が研究結果を医療の現場に反映させるためにレグセルを設立!

坂口志文は制御性T細胞の研究を事業として育てるため、2016年にベンチャー企業レグセルを設立しました。

レグセルの立ち上げは、制御性T細胞の研究によって新たな免疫系制御技術を確立し、 自己免疫疾患・がん等に対する新たな医療の提供を収益につなげることが目的。研究結果を実際の医療に応用し、事業として継続的に治療をサポートすることを目指していますが、まだ実用化までのハードルは高いといいます。

医療発展のため、新たな試みに挑み続ける坂口志文。レグセルによって、日本のがん治療をはじめとする医療レベルが一段階進歩する日も近いかもしれません。

ロバート・キャンベルは猫派歴50年の日本文学者!阿佐ヶ谷がお気に入り!?
北里柴三郎の名言がアツい!ペスト菌発見や破傷風研究など功績多数でお札の肖像に
天才博士スティーブン・ホーキングがノーベル賞が獲れない理由は?人類に警告、人工知能(AI)の発展は人類の終焉か?

関連記事

ページ上部へ戻る