水野仁輔、話題のカレースターは結婚している?人気カレー本ランキング!
水野仁輔は話題のカレースター!結婚は?
カレー研究家の水野仁輔(みずのじんすけ)にとって、カレーに関する活動は「仕事ではなくライフワーク」です。地元・静岡県浜松市にあるインドカレー専門店「ボンベイ」の味でカレーに目覚めたのはわずか5歳の時のことでした。
明治大学進学を機に上京してからは都内のカレー店を食べ歩き、インド料理店でアルバイトをしながら基本的なカレーの知識や技術を習得。さらに、調理免許を取得した水野仁輔は、25歳の時に、男性8人組の出張カレーユニット「東京カリ~番長」を結成します。
その後は、「東京スパイス番長」「LOVE INDIA」など、カレーやインド料理に関するさまざまなプロジェクトの発起人としても活躍中です。実は、多岐にわたる活動を「カレー評論家」という肩書でまとめられることに違和感を抱いていたという水野仁輔。
しかし、2016年に糸井重里と対談した際に提案された「カレースター」というコピーは気に入った様子で、「CURRY STAR」のロゴが入ったTシャツを着用して登場することが増えています。そんなカレースター水野仁輔が結婚した妻は、深雪という名前の一般人女性。2人の間には一人息子の馨介という子供がいます。
水野仁輔の人気カレー本ランキング!
水野仁輔は、今までに40冊以上ものカレーに関する本を執筆してきました。「水野仁輔 カレーの教科書」「水野仁輔 カレーの奥義」など、自らの名前と「カレー」というキラーフレーズが組み合わさったレシピ本の他には、「スパイスカレー事典」といったスパイスに特化した本もあります。その中でも、レビューの評価が一番高い水野仁輔の本は、2016年6月に出版された「世界一やさしいスパイスカレー教室 -スパイスカレーのしくみがよくわかる-」です。
続いて、2012年5月出版の「3スパイス&3ステップで作る はじめてのスパイスカレー」となっています。2017年5月に出版された「いちばんおいしい家カレーをつくる」も3位にランクインしており、自分で美味しいカレーを作りたい人が水野仁輔のカレー本を求めているようです。
水野仁輔の家庭用カレーレシピ!隠し味、足すべき3つのスパイスとは?
水野仁輔による家庭で簡単に作れる極上のカレーレシピ!作り方や隠し味のコツは?
水野仁輔は、本格カレーの他に、市販のカレールーを使用した家庭向けのカレーの作り方も紹介しています。水野仁輔の極上カレーの材料は、好みのカレールー4皿分と、豚肉250g、トマトと玉ねぎを2玉ずつだけ。豚肉はあらかじめ塩コショウで下味をつけておき、玉ねぎをくし形に、トマトはざく切りにしておきます。
鍋にサラダ油を熱し、玉ねぎと一振りの塩と大さじ2程度の水を回し入れて鍋のふたを閉め蒸し焼きに。柔らかくなったら、焼き付けるように玉ねぎにしっかりと色を付けます。なるべく玉ねぎの広範囲に焦げ色をつけたら、豚肉とトマト、400ccの水を加え、隠し味を入れたら蓋をして弱火に。あとは40分煮込むだけです。
水野仁輔おすすめの隠し味は、ハチミツのような甘味と、醤油のような旨味のある発酵食品を小さじ1程度ずつ入れること。40分経ったら火を止め、想定外の水分の蒸発に備えて、1かけ残してルーを割り入れて味を見ます。もし味が薄ければ残しておいたルーも入れ、2~3分煮れば出来上がり!ルーを入れる前に隠し味を入れてしっかり煮込むことがポイントです。
水野仁輔がおすすめするカレールーに足すべき3つのスパイス!
水野仁輔によると、シナモン・グローブ・カルダモンの3種で簡易的なガラムマサラ(インド料理で使われるミックススパイス)を自作できると言います。折った状態のシナモンスティック2本分と、クローブ20粒、カルダモン10粒をフライパンに入れて弱火で2分ほど乾煎りし、ミキサーで粉末にしたら完成です。
4皿分のカレールーで作ったカレーに、このスパイス小さじ1程度を入れるだけで格段にカレーのレベルが上がると言う水野仁輔。投入前には、スパイスをフライパンで焦げないように注意しながら乾煎りすると風味が増すのでおすすめとか。ミキサーがなければ、粉末状で売られているものを購入してきてブレンドすればOKで、面倒ならば、市販のカレー粉を入れるだけでも仕上がりは随分違うものになるそうです。
水野仁輔のタンドーリチキン、バターチキンカレーのレシピは必見!
本場インドの伝統的な作り方や味といった“文化的なカレー”を踏まえた上で、身近な食材と必要最低限のスパイスで、誰でも簡単に絶品の味をつくれる“調味化学に基づいた日本の美味しいカレー”を追求中の水野仁輔。彼が「本場インドのものより美味しいかも」と太鼓判を押すのが、タンドーリチキンと同時に作るバターチキンカレーのレシピです。
タンドーリチキンは、まず、プレーンヨーグルト50gと各1片分のすりおろしたニンニクと生姜、植物油・ケチャップ・粉チーズ・ハチミツ各大さじ1、1/2個分のレモン汁と塩小さじ1を混ぜてマリネ液を作ります。ここに、ターメリック小さじ1/2とレッドチリ(子供向けにパプリカパウダーでも可)・コリアンダーを各小さじ1、クミン大さじ1を合わせたもの(なければカレー粉大さじ2杯)を投入。
徹底的に水分を拭き取った鶏もも肉2枚にマリネ液を刷り込んで、しっかりとラップでくるみ、30分以上、できれば一晩冷蔵庫で寝かせます。あらかじめ250℃に予熱しておいたオーブンに、天板の上に乗せた焼き網にマリネした鶏もも肉を並べ、焦げ目がつくまで15~20分焼けば、絶品タンドーリチキンの出来上がり!2枚のうちの1枚は相性抜群のクレソンと共に皿に乗せましょう。
もう1枚は一口大に切り、30gのバターと、大さじ4杯のトマトピューレ、100mlの生クリームと共に鍋で1~2分煮詰めて塩で味を調えれば、バターチキンカレーも出来上がりです。これでカレーに目覚めた方は、毎月1回、新鮮なスパイスとレシピが自宅へ届く、水野仁輔が手掛ける新サービス「AIR SPICE」も要チェックでしょう。スパイスのある魅力的な生活を手軽に、そして身近に感じてほしいという水野仁輔の活動は、これからもさまざまな方面へ広がっていくに違いありません。