森英恵からコシノジュンコへの一言が深い!後輩が憧れた日本人初の功績と経歴

森英恵からコシノジュンコへの一言が深い!後輩が憧れた日本人初の功績と経歴

森英恵をコシノジュンコが追悼!経歴は後輩デザイナーたちの目標


森英恵のプロフィール
◆生年月日:1926年1月8日
◆死没:2022年8月11日
◆出身:東京都
◆身長:168cm
◆血液型:非公開
◆デザイナー

森英恵の死去に悲しみの声続々…コシノジュンコとの出会いは?

日本を代表するファッションデザイナー、森英恵(もりはなえ)が、2022年8月11日に亡くなりました。老衰のため、96歳で息を引き取りましたが、8月9日に体調を崩すまで仕事をしていたといいます。

訃報を受け、各界の著名人がコメントが寄せました。歌手で女優の夏木マリは、森英恵に作ってもらった3枚のドレスを紹介し「今も愛用しています」とツイート。モデルの冨永愛は「彼女のコレクションに出演できたことは私の大切な思い出」と森英恵と過ごした時間を振り返りました。

デザイナーのコシノジュンコは、森英恵が審査員を務めたコンテスト・装苑賞の受賞によって、業界に足を踏み入れた後輩です。憧れの存在である森英恵の死去を知り、その仕事ぶりを回想しながら「パリへの道をつくった人」「生き方を見習いたい」とコメントしました。

森英恵のコシノジュンコへのアドバイスとは?蝶のデザインに秘めた闘志

森英恵がデザイナーとして歩み始めたのは、1951年。新宿に洋裁店「ひよしや」をオープンさせたのが第1歩でした。1954年には銀座にブティック&サロン「HANAEMORI」をオープン。その才能は瞬く間に開花し、1965年にニューヨーク・コレクション、1977年にパリ・コレクション進出を果たしました。

日本人として初めて、パリのオートクチュール組合に加入を認められた森英恵。世界各国でオペラやバレエの舞台衣装を手掛けるなど、デザイナーの海外進出の道を切り開きました。後輩デザイナーのことも気にかけ、1990年にコシノジュンコがパリにブティックを出店してショーを開催した時には、「あなた、続けないとだめよ」と厳しくも愛あるエールを送ったといいます。

森英恵は1961年にオペラ「蝶々夫人」を観劇した際に、日本人の描かれ方に発奮し、蝶のイメージを変えようとデザインに取り入れ続けていました。蝶をモチーフにした森英恵のデザインは今も愛され、「マダム・バタフライ」と呼ばれることもあります。

コシノジュンコにも、続けることで得られるものがあることを伝えたかったのかもしれません。デザインはもちろん、ストイックな森英恵の生き方は、多くのデザイナーの憧れの的であり、目標となっていることでしょう。

森英恵のブランドが倒産した原因は?

森英恵の「HANAE MORI」倒産と引退理由は?

日本のファッション業界を牽引し、海外にも大きな影響を与えた森英恵。しかし、「HANAE MORI」は、1996年に夫・森賢が死去したことをきっかけに経営が傾き、2002年に倒産しました。

新会社「ハナエ・モリ」で事業を継続するも、2004年7月7日にパリで行われたオートクチュール・コレクションで引退。その理由を「戦争やテロ不安による消費の冷え込みなどでオートクチュール自体が成り立たなくなった」と話しています。

最後のファッションショーには、孫娘の森泉と共に登場し、平林博・駐仏大使夫妻や、ジャーナリストのジャニー・サメら著名人が駆け付け、ブランドの終了を惜しみました。

オートクチュール組合の会長による「フランス人以上にオートクチュールの規範や伝統を守った」という言葉からも、森英恵のデザインと姿勢が支持されていたことがうかがえます。

森英恵が手掛けた制服に見るデザインの力

森英恵デザインの制服に感謝の声!意識を変えるパワーは不滅

森英恵は、ドレスや著名人の衣装だけでなく、学校の制服やナース服、企業の制服デザインも多数手掛けていました。

死去のニュースを受け、MKタクシーの公式ツイッターは「森英恵さんがデザインした制服、と注目を浴びることでドライバーの意識も一層引き締まった」と感謝の言葉を投稿しています。

学校の制服として袖を通した人々からも、「中学・高校の制服が森英恵さんのデザインでした」「可愛くて毎日制服着るだけで楽しかった」など、着用時の喜びを振り返る声が上がっていました。

愛用者の言葉から、実用的なだけでなく、着た人の心にも好影響を与えるのが森英恵のデザインだということが伝わってくるのではないでしょうか。

森英恵の功績と、多くの人に愛されたデザインは、今後も称賛され続けるに違いありません。その圧倒的なセンスで多くのデザイナーの憧れの的だった森英恵。独創的でオリジナリティ溢れるデザインを発信する一方で、生活に寄り添うファッションも多数生み出しました。

別れは悲しいものですが、森英恵のデザインを愛する人がいる限り、その魂は受け継がれていくことでしょう。森英恵が残したヒントを活かし、ファッション業界はさらなる発展を遂げていくはずです。

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