森田健作に病気を疑う声が!若い頃の活躍を振り返る

森田健作に脳梗塞のウワサ?妻や子供の現在は?

森田健作は青春スターのキャラそのまま政治家に!

50歳以上の人たちにとって、現千葉県知事の森田健作は、青春のシンボル的存在であった……と言っても、若い人たちにはピンとこないかもしれません。森田健作が青春俳優としてブレイクしたのは1971年。津雲むつみの少女漫画が原作のテレビドラマシリーズ「俺は男だ!」でした。

学園紛争が収まりつつあった当時。男は男らしく、女は女らしくといった、保守反動的な風潮に乗って、アナクロな熱血剣道青年と意識高い系チアリーダーとの、このラブコメディが大ヒット!その熱血青年・小林弘二役を演じたのが森田健作です。その後も俳優を続けていた森田健作ですが、いつまでたっても「俺は男だ!」の主人公のキャラそのままで、次第に行き詰まっていきます。

そこで、その熱血キャラを活かすべく、40歳を過ぎて政治の道を目指すことに。参議院議員、衆議院議員を経て、2005年には、千葉県知事選に挑戦。一度は破れますが、2009年より千葉県知事を3期も務める、地方のベテラン政治家になりました。

森田健作の脳梗塞は大丈夫?一人息子はすでに成人して芸能界とは無縁

万年青年を自称する森田健作も、間もなく70代。青春ドラマのように、事がすんなり運ばないのが政治の世界です。最近彼の右目が、妙に小さく引きつっているように見えることから、脳梗塞なども疑われていますが、極度のストレスからくる神経症状なのかもしれません。1986年に、全日空の美人フライトアテンダントと結婚した森田健作。彼女との間にはすでに成人している一人息子がいますが、どうやら芸能界とは無縁のようです。

森田健作の学歴やプロフィール!歌やドラマで人気を博した若い頃をおさらい

森田健作は浪人中にオーディションに合格!明治学院を中退

森田健作は、1949年生まれの67歳。父が警視庁の警官であったことから、小さい頃から剣道を習っていました。プロフィールには二段とありますが、実際は、教えてもらった先生に「二段相当」と認めてもらっただけで、正式な昇段試験を受けてはいないようです。

1969年、森田健作は大学試験に落ちて浪人中に、当時の大ヒット曲だった黛ジュンの「夕月」映画化に際して相手役に選ばれ、松竹映画からデビューを果たします。その後、大学は明治学院に入学しますが、結局中退してしまいました。デビュー後は、「喜劇婚前旅行」シリーズなど、松竹定番の喜劇に数多く出演し、日本テレビ「俺は男だ!」で一気にブレイク。出演作の中で、映画では、何といっても野村芳太郎監督「砂の器」の若い刑事役が、またテレビでは、山田太一脚本の「男たちの旅路」での若い警備員役が代表作といってよいでしょう。

しかし、どちらも熱血漢の若者役で、ほとんど森田健作の素のまま。役者としての才能には限界があったようです。新たな活路を政治の世界に見出した森田健作は、タレント候補として、参議院、衆議院とステップアップしていきますが、特別な思想信条を持っているわけではありませんでした。極めて観念的な保守思想を持っているだけなので、党派的なこだわりもありません。その結果として、その人間性や行動力が評価される地方政治のトップとなったのは自然の成り行きともいえますが、千葉県知事として3選されたことは注目に値します。

森田健作が剣道着姿で一世を風靡した「吉川クゥン!」

やはり森田健作の支持者のコア層には、海辺の砂浜で剣道着を着て颯爽とランニングする「俺は男だ!」のイメージが強いのかもしれません。ひと騒動あれば、相手役のヒロインに「吉川クゥン!」とつっかかり、一騒動終わると、かならず流れる挿入歌「さらば、涙と言おう」は、当時大ヒットしました。ちなみに、当時のテレビフリークにとっては、ヒロイン吉川君の早瀬久美より、剣道のライバルであった女性剣士・丹下竜子を演じた小川ひろみのほうが人気がありました。

森田健作千葉県知事3選目の憂鬱!2020年東京オリンピック費用負担問題

森田健作千葉県知事の3期にわたる実績は?と問われると、公約であった、東京湾アクアラインの通行料を値下げしたことぐらいで、これといった実績は見当たりません。いずこも同じく地方財政は厳しいようですから、彼の右目はますます引きつってしまいそうです。

そんな折に浮上しているのが、2020年に開催される東京オリンピックの費用分担の問題。当初から、国とJOC・日本オリンピック委員会、東京都の三者ですったもんだしたあげく、そのつけが、何の相談もなく、周辺自治体へと回ったから大変。千葉県の森田健作知事をはじめ、埼玉県の上田清司知事、神奈川県の黒岩祐治知事がいっせいに反発する事態となっています。森田健作千葉県知事は、必用最小限の運営費以外は、一切支出を拒否すると明言するとともに、警備施設など一部負担に関しては、理にかなうものであれば払うと正論を唱えています。

しかし、実際にかかる費用は、国やJOC、東京都、誰もがいまだ完全に把握しておらず、オリンピック開催直前やオリンピック後に、大きなつけとして残るのは必至です。森田健作千葉県知事の前向きに元気にやろうという気持ちは理解できますが、やはり理想だけで政治は立ちゆきません。森田健作が千葉県知事に3選されたことは素晴らしいですが、他に選ぶ人がいない消去法の結果だったとしたら、千葉県民にとっては残念なことです。

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