村上宗隆は熊本出身のプロ野球選手!2軍で収めた素晴らしい成績とは?

村上宗隆はヤクルトスワローズの選手 経歴やプロフィールを紹介

村上宗隆は5歳から野球を始めた野球少年だった!プロフィールや経歴は?

ヤクルトスワローズに所属するプロ野球選手・村上宗隆は熊本県出身で2000年2月2日生まれ。身長188㎝、体重97㎏という恵まれた体格の持ち主です。野球を知ったのは5歳の時だったという村上宗隆が本格的に野球を始めたのは小学4年生からで、小・中学校と地元の野球クラブ、野球チームに所属していたそうです。

九州学院高校では1年生の頃から実力を認められ、四番一塁でレギュラー入り。1年生の夏には甲子園にも出場を果たしていますが、結果は初戦敗退。自身も無安打という残念な成績に終わっています。村上宗隆の甲子園出場は、この一度きりでした。それでもプロのスカウトに注目されるのですから、どれだけの逸材であるのか分かりますね。

村上宗隆はドラフト1位でヤクルトスワローズの選手に!

高校時代の通算ホームラン数で、松井秀喜の60本に迫る52本という素晴らしい成績を残した村上宗隆は、2017年のドラフト会議においてヤクルトスワローズ、読売ジャイアンツ、楽天ゴールデンイーグルスの3球団が1位指名する競合となりました。結果、ヤクルトスワローズの小川新監督が当たりくじを引き当て交渉権を獲得。契約金8000万円、年棒720万円(推定)で仮契約を結び、村上宗隆のプロ野球人生がスタートしました。

高校時代はキャッチャーを任されていた村上宗隆でしたが、プロ入り後は体格を活かした攻撃力を重視して三塁手へ転向することになり、内野手として選手登録されました。背番号は55番。ゴジラ・松井秀喜がジャイアンツとメジャーリーグで長年背負った番号を村上宗隆に与えたのには、松井秀喜のような主砲になってほしいという球団の願いが込められているのでしょう。強打者のイメージが強い左打ちでもある村上宗隆は、「やってやるぞという気持ち。弾丸ライナーのホームランを打ちたい。」と意気込みを語りました。

村上宗隆の2軍での成績がすごい!山田哲人以来の高卒新人として収めた成績とは?

村上宗隆の2軍での成績が凄い!?具体的な数字で見ると?

ドラフトの目玉として注目された予想通り、3球団から1位指名を受けた村上宗隆。逸材として話題を集める村上宗隆がヤクルトスワローズに入団してからの成績はどうなのか、調べてみました。

2018年4月時点で打率.311、本塁打3本、20打点と好成績で、6月には四番バッターとして全試合に出場。ここでも打率.315、本塁打6本、14打点、7盗塁と期待に応える大活躍を見せた村上宗隆は、ファーム月間MVPに輝いています。その翌月にはフレッシュオールスターに四番一塁で出場、9月には1軍昇格と、快進撃ともいえる好スタートを切っています。

村上宗隆の成績は山田哲人に匹敵するほどだった!

村上宗隆の2軍での好成績は1軍で優れた成績を収める先輩たちをも凌ぐと言われており、2010年にスワローズ入りしたチームの先輩・山田哲人との比較が取り上げられています。

東京ヤクルトスワローズの公式サイトでの選手成績によれば、まず村上宗隆の数字が、全98試合中において打率.288・105安打・17本塁打・70打点・16盗塁。一方、山田哲人のルーキー時代の成績は、全114試合中、打率.259・106安打・5本塁打・39打点・17盗塁となっています。

試合数からみても、村上宗隆が山田哲人を上回る成績であることが分かります。また、村上宗隆はファーム月間MVPを受賞していますが、高卒ルーキーの受賞は山田哲人以来のことでした。

こうしてみると、村上宗隆がトリプルスリー3回、プロ野球史上初の盗塁王とホームラン王の同時獲得など数々の記録を打ち立て、侍ジャパン代表としても活躍する山田哲人のような主力選手になる可能性は大いに期待できるでしょう。

村上宗隆が衝撃のプロ野球デビュー!初打席初ホームランでヤクルトの小川監督の評価は?

ドラフト1位のルーキー村上宗隆は、ヤクルト1軍でのデビュー戦で大きな爪痕を残しました。まずは3月18日に行われたソフトバンクとのオープン戦での出来事。9番DHでスタメンに起用された村上宗隆は2回2死での第1打席で初打席初安打を記録。さらに7回の第3打席でもクリーンヒットを放ち、2安打の活躍で大物ルーキーぶりを見せつけました。

その後も村上宗隆の勢いは止まらず、9月16日に行われた対広島戦では6番三塁手として公式戦デビュー。その2回にプロ初打席初本塁打となる2ランホームランという偉業を成し遂げたのです。高卒ルーキーの初打席初本塁打は史上7人目の快挙でした。第1号ホームランをデビュー戦の初打席で飾った大型新人には、神宮球場に詰めかけたスワローズファンだけでなく、広島ファンも度肝を抜かれたことでしょう。

デビュー戦での村上宗隆の活躍について、来季に繋がると大きな期待を寄せた小川監督は、村上宗隆が入団して間もない頃のインタビューで「高卒とは思えないほど冷静だし落ち着きがある。試合の日も、まったく慌てた感じもなくて堂々としていた」と、大物ぶりを明かしています。

村上宗隆と同じ高卒ルーキーでドラフト前から注目されていた選手には、日本ハムの清宮幸太郎、ロッテの安田尚憲、広島の中村奨成が挙げられます。そして、スワローズがドラフトで最初に1位指名したのは、清宮でした。

日本ハムが清宮の交渉権を引き当て、外れ1位での指名となった村上宗隆には、同期の3人に負けない成績でチームに貢献したいという強い思いがあることでしょう。2安打を放ったオープン戦翌日のインタビューで、村上宗隆はその意気込みを「3人の方が上。追いつけ追い越せで頑張りたい。元気の良さでは負けたくないです」と語っています。

その思いを裏打ちするように、イースタン・リーグで行われた3月23日の対ロッテ戦に四番三塁でスタメン起用された村上宗隆は、清宮・安田・中村がまだ放っていなかったプロ第1号ホームランを叩き出しています。

「1年目から活躍したい」「一軍で活躍してこそプロ野球選手」「打って当たり前と思われるようになりたい」と語る村上宗隆には、将来チームを背負って立つ主砲として寄せられる期待を真っ向から受け止める覚悟が見て取れます。

プロ入り2年目となる今季、三塁で1軍レギュラー定着を目指す村上宗隆は、1軍キャンプでの特打でサク越えを連発する好調ぶりを見せています。ケガに注意し、衝撃デビューとなった昨季を上回る活躍でスタンドを沸かせてくれることを期待したいですね。

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