名取燎太は箱根駅伝が雪辱戦に!実業団の強豪へ就職で今後の記録にも期待

名取燎太は東海大の期待の星!?陸上競技での成績を紹介!


名取燎太のプロフィール
◆生年月日:1998年7月21日
◆出身:長野県
◆身長・体重:170cm・56kg
◆血液型:O型
◆出身大学:東海大学

名取燎太の出身校は?高校駅伝で区間賞を記録

名取燎太(なとりりょうた)は出身地である長野県の富士見中学校に通っていた当時から、陸上の大会で活躍していました。同校3年の時に出場した長野県中学校駅伝大会では第1区を任され、区間新記録で1位という結果を残しています。

その前年も同大会で第2区を走り、区間2位の快走でチームを4位に導いた名取燎太。3位以内の入賞を惜しくも逃した悔しさが、高校でも陸上を続けていこうという決意につながったのではないでしょうか。

中学を卒業した名取燎太は、駅伝で全国トップレベルの実績を誇る私立佐久長聖(さくちょうせい)高校に進学。「全国高校駅伝大会」の常連として知られる同校でさらにトレーニングを積み、3年生の時にチームの一員として同大会に出場しています。

この大会で1区を任された名取燎太は、29分22秒というタイムで区間賞を獲得。チームは2位となり惜しくも優勝には届きませんでしたが、個人としては素晴らしい走りを見せています。

名取燎太は東海大の期待の星!

陸上の名門、佐久長聖高校を卒業した名取燎太が進学先に選んだ大学は、箱根駅伝をはじめとする大学三大駅伝で毎回優勝候補として名が挙がる東海大学でした。しかし、大学の陸上界でもホープとして期待されながら東海大へ進学して以降の名取燎太は怪我が重なり、苦しい状況が続きます。

思うような走りができないばかりか、練習もままならない状態で2年生となった夏。名取燎太は東海大陸上部の両角速(もろずみはやし)監督から「『再生工場』という名のもと、長い距離を歩くこと、ジョグすることから始めよう」と別メニューでの調整を提案されます。足のコンディションに注意しながら監督と二人三脚でトレーニングを始めた名取燎太は、神奈川にある丹沢大山国定公園で50キロもの距離を歩いたこともあるといいます。

こうした地道な努力が身を結び、2019年3月に開催された「日本学生ハーフマラソン」に出場した名取燎太は、1時間03分31秒のタイムで自己ベストを更新。翌月の「焼津みなとマラソン」でさらに1時間03分04秒とタイムを縮めて優勝を飾り、10月の札幌ハーフマラソンでも大会新記録となる1時間2分44秒で優勝と完全復活を遂げます。

大会に出る度に自己新記録を更新するという万全な体制で挑んだ同年11月の「第51回全日本大学駅伝」では、チームのアンカーとして出場。1位と2秒差でたすきを受けると4キロ過ぎでトップをとらえて突き放し、1位でゴール。東海大を優勝へと導きました。

大会後、「今日はこれまでの悔しさをぶつけるつもりで走った」と喜びを語った名取燎太は大会MVPにも選ばれています。同大会で東海大は黄金世代と呼ばれる4年の主力メンバーを欠いての出場でした。それでも4区の西田壮志、6区の中村友哉も区間賞を獲得する記録を残し、層の厚さを見せつけています。

その中でも名取燎太は監督やメンバーをはじめ、激戦を見守っていた駅伝ファンをも驚かせる走りを見せ、2020年1月開催の箱根駅伝に向け「東海大期待の星」と大きな期待を寄せられるチームの要となりました。

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名取燎太の経歴やプロフィールが丸わかり!

名取燎太の身長・兄弟は?プロフィールまとめ

名取燎太は1998年7月21日に長野県で生まれました。そして地元の富士見町立富士見中学校から、高校陸上界で強豪校として知られる佐久長聖高校に進学。現在は東海大学陸上競技部の駅伝チームで日々練習に打ち込んでいます。

身長170cm、体重56kgと長距離ランナーらしいスリムな体型の名取燎太。趣味を聞かれても「走ること以外は特にない」と答えるほど、陸上は彼の生活になくてはならないもののようです。

名取燎太のことを調べると、兄弟というワードがよく出てきますが、彼の生い立ちや家族に関する詳しい情報は明かされておらず、兄弟がいるのかどうかも分かりません。駅伝では設楽兄弟、村山兄弟、服部兄弟など、不思議なことに双子の兄弟が活躍するケースが多いため、名取燎太にも兄弟がいるのか気になって調べている人が多いことによるものと思われます。

名取燎太の好記録は出身地への恩返し?

名取燎太の出身地、長野県諏訪郡富士見町は八ヶ岳の麓にある山間の町で、豊かな自然に囲まれた静かな場所です。また、富士見町周辺は丘陵が多く、小さな頃からアップダウンのあるところを走り回っていたことが、自然と名取燎太の足腰を鍛えたのではないでしょうか。加えて、地元を挙げての育成サポートに支えられた結果ともいえます。

富士見町は子供の健全な育成を目的としてNPO法人・富士見町体育協会を設立し、優れた資質を持つ児童の育成に積極的です。名取燎太も小学生時代はこの体育協会のサポートを受け、中学に進学した以降は県縦断駅伝で実績を持つチーム・全諏訪が行う練習に毎週参加して駅伝選手に必要な走りの技術を磨いてきたといいます。

中学3年の時にはチームの主軸選手として長野県中学校駅伝大会の1区を走り、区間新記録で地元の期待に応えた名取燎太。彼が様々な大会で結果を残すことは、自身を育ててくれた地元への恩返しでもあるといえそうです。

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名取燎太が快挙!札幌マラソンで大会記録を更新

名取燎太の記録づくしに見える箱根駅伝への思い

名取燎太は先述した通り、2019年10月6日に行われた「第44回札幌マラソン」の男子ハーフマラソンで、初出場にして優勝を飾りました。

市民マラソンでは北日本最大規模となる同大会で2位に26秒の差をつけ、独走状態でゴールテープを切った名取燎太は、従来の大会記録を30秒も縮める1時間02分44秒の大会新記録をマーク。自己ベストのタイムも19秒更新しています。

大会後のインタビューで「どうしても優勝して、初の箱根駅伝代表につなげたかった。こんな記録が出るとは思いませんでした」と満面の笑みで語った名取燎太。教え子のレースを見守った東海大の両角速監督は「これで有力な箱根候補になった」と、名取燎太の箱根駅伝初出走を期待させました。

そして迎えた2020年の箱根駅伝。両角監督は言葉通り名取燎太を4区に据え、彼もその期待に応える区間2位の好走で東海大の総合2位に貢献しました。

名取燎太の進路が決定!実業団の強豪へ就職

名取燎太にとって、2020年は大学生活最後の1年になります。そうなると、東海大を卒業しても駅伝を続けるのか、続けるとすればどこの実業団チームに入るのかということが、陸上ファンにとっては気になるところでしょう。

名取燎太の進路は、コニカミノルタへの就職が決まっていることが分かっています。東海大で三本柱として活躍した主将の塩澤稀夕(しおざわきせき)は富士通、箱根駅伝で2年続けて山登りの5区を走った西田壮志(にしだたけし)はトヨタ自動車に進路を決め、大学卒業とともに3人はそれぞれ別の実業団で陸上を続けることになります。

コニカミノルタ、富士通、トヨタ自動車の陸上部はいずれも駅伝大会では常連の実業団チーム。2022年以降は、毎年元日に行われる「全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)」で、東海大の三羽烏が優勝を競いあう姿が見られるかもしれません。

卒業後の活躍を誓いあっているであろう名取燎太をはじめとする4年選手にとって、2021年1月2日から3日にかけて開催が予定されている「第97回箱根駅伝」が最後の大学三大駅伝になります。23秒差の2位と悔しい結果に終わった2020年11月開催の「全日本大学駅伝」でアンカーを務めた名取燎太には、雪辱戦ともいえるでしょう。12月10日までに関東学生陸上競技連盟へ提出される各大学のエントリー選手がどんな顔ぶれになるのか、駅伝ファンの注目が集まります。

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