井岡一翔の統一戦はいつ?井上尚弥とのドリームマッチにも期待の声

井岡一翔の統一戦はいつ?井上尚弥とのドリームマッチにも期待の声

井岡一翔の統一戦が頓挫!次戦の対戦者は?


井岡一翔のプロフィール
◆生年月日:1989年3月24日
◆出身:大阪府
◆身長:164.6cm
◆血液型:B型
◆所属:志成ボクシングジム

井岡一翔の統一戦立ち消えで陣営は対戦者探しに奔走?

プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(いおかかずと)が目標にしてきた王座統一戦が、目前で白紙となりました。

井岡一翔との対戦が内定していたIBF同級王者のジェルウィン・アンカハスが、2022年2月26日に行われた10度目の防衛戦で敗退。減量の失敗により同級11位のフェルナンド・マルティネスに判定負けを喫し、ベルトを失ったことで井岡一翔との統一戦もなくなります。

これにより、井岡陣営はまた一から対戦者探しに奔走することとなりました。

井岡一翔の統一戦に待ったの声!WBOがまさかの指名試合をオーダー

統一戦が頓挫した井岡一翔の新たな対戦者として浮上したのは、WBA世界同級王者・ローマン・ゴンサレスです。

ロマゴンの呼び名で日本でも知られるローマン・ゴンサレスの出身地であるニカラグアの地元紙では「フアン・フランシスコ・エストラーダでも、ナオヤ・イノウエでもない」「我々が本当に検討しているのはカズト・イオカとの統一戦だ」と本人のコメントを発表。井岡一翔との統一戦を熱望する様子がうかがえます。

しかし、順調に決まると思われていたロマゴンとの統一戦は、WBOが井岡一翔にドニー・ニエテスとの指名試合をオーダーしたことにより消滅。何度も決まりかけては消える統一戦に、一番歯がゆい思いをしているのは井岡一翔でしょう。

井岡一翔は階級上げを検討?井上尚弥との対決の可能性は?

井岡一翔の階級上げを期待する井上尚弥の発言

日本の男子ボクサーでは初となる4階級制覇を達成した井岡一翔に対し、モンスター・井上尚弥が意味深な発言をしたことが話題を呼びました。

2022年1月14日に後楽園ホールで行われたWOWOW30周年記念イベントに登場した井上尚弥は、6月19に行われた「THE MATCH 2022」で実現した那須川天心と武尊の一戦に触れ「そういう試合を自分も組んでいきたいですね。日本人同士の戦いとかちょっと。実現に向けていきたいですけどね」とコメント。「盛り上がるのであればありかな」と、ファンが期待するドリームマッチに興味を示す発言をしています。

日本ボクシング界の歴史を築いてきた2人の対決が実現すれば、天心VS武尊をしのぐビッグマッチになるのは必至。階級の問題はあるものの、今後の展開に注目したいものです。

井岡一翔は階級上げに慎重な姿勢

井岡一翔のトレーナーを担当するイスマエル・サラスはスポーツ情報メディア「Number Web」へのインタビューで、「もし実現したら、必ず井岡を勝たせますよ」と、井上尚弥との対戦に自信を見せています。

一方、井岡一翔は5度目の防衛戦を発表する会見で、井上尚弥のアプローチに対する質問に「正直、具体的な要素がある話ではないので」「公の場で5階級制覇のために上げるとも言っていないですし。どこでそういう話になったのかは分からないです」と語っています。

井上尚弥は今後、階級を上げずにバンタム級での統一を目指していると見られています。もし井岡一翔が5階級制覇を狙うとなれば、スーパーフライ級からバンタム級に階級を上げることになり、2人が同じリングに立つ可能性もゼロとは言い切れません。ボクシングファンが望む夢の対戦が実現するのか、今後の動向が注目されます。

井岡一翔の次戦の行方は?統一戦も見据えたバトルに気合十分!

井岡一翔の次戦は?5度目の防衛戦でニエテスに雪辱

統一戦が遠のいていた井岡一翔は2022年7月13日、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで元世界4階級制覇王者で現在同級1位のドニー・ニエテスとの防衛戦を行いました。ニエテスとは2018年大晦日にWBO世界スーパーフライ級王座決定戦で対戦。1-2の判定で敗れており、今回は雪辱を果たすリマッチでもありました。

対戦発表会見で「昨年流れた統一戦を実現したかったが、自分が行きたい場所へ行くために勝つ気持ちでいます」と語った井岡一翔。接近戦を得意とするニエテスとの打ち合いに負けない体幹とスタミナを手に入れるトレーニングに力を入れ、前回の対戦動画を元に練り上げた対策が功を奏します。ジャブで距離を詰めながら多彩なパンチで有利に試合を進め、KOこそ逃したものの大差で判定勝利。約18年もの間負け知らずだったニエテスを下し、ベルトを守りました。

ニエテスに雪辱戦を果たした後は、2022年の大晦日にIBF王者かWBC同級王者ロマゴンとの対戦を熱望している井岡一翔。目標とする統一戦が再び現実味を帯び始め、次戦ではさらなる高みを目指す戦いを見せてくれることを期待したいものです。

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