今井正人は箱根マラソンの元祖山の神!嫁は女子アナ!子供はいる?シューズのメーカーは?

今井正人のプロフィールを紹介!

今まで数々の伝説を残しているマラソン選手・今井正人。箱根駅伝で大活躍し、素晴らしい成績を残したことで、一躍有名になりました。

実力のあるランナーとして知られる今井正人ですが、実は元から陸上をしていたわけではなく、はじめは野球少年でした。小・中学校では野球部に入っていたものの、駅伝には陸上部の助っ人として参加していたようです。

中学時代の1999年、今井正人は都道府県対抗男子駅伝の福島県代表に選ばれ、区間3位という素晴らしい成績を収めています。野球部員でありながら助っ人として呼ばれていた時点で、マラソン選手としての素質があることを当時から注目されていたのでしょう。

箱根駅伝で“元祖・山の神”に!その由来は?

高校で陸上部へ入った今井正人は、本格的にマラソンの腕を磨いていきます。1年生の時には県の高等学校新人陸上競技大会5000mで優勝し、2年生で出場した都道府県対抗駅伝では、区間新記録を更新。3年生の時には、インターハイで日本人2位という記録を残しています。

地元の高校を卒業後、順天堂大学へ入学した今井正人は、大学でも変わらぬ強さを見せつけました。2005年の箱根駅伝では775mもの標高差がある上り坂を平坦なコースであるかのように軽々と走り抜け、5区で史上最多となる11人抜きを達成。区間記録まで更新して話題を集めました。

最後の箱根駅伝であり、陸上部の主将を務めた2007年の第83回大会でも、今井正人は圧倒的な走りを見せます。4分あまり離された5位でたすきを受けると、3年連続で区間記録を更新する快走でトップに立ち、順天堂大を6年ぶりの総合優勝に導きました。

大学時代、観る者だけでなくライバル校の選手でさえ圧倒する走りで、今では箱根駅伝でおなじみの異名となった「山の神」「山登りの神様」などと呼ばれた今井正人。この呼び名は、駅伝で今井正人と3年間一緒に5区を走った日体大・北村聡の発言が由来のようです。

2007年、今井正人にとって大学生活最後の箱根駅伝となった第83回大会のスタート直前に、北村聡は「5区には神がいる。今井さんと勝負がしたい」とコメント。さらに、5人抜きのトップでゴールのテープを切った今井正人の快走に、実況を担当していたテレビのアナウンサーが「今、山の神、ここに降臨!その名は今井正人!」」と称えています。

11人抜きで驚かせた2005年の大会以降、他校の選手の間で「山登りの神様」と呼ばれていたという今井正人。最初にそう呼んだ人のネーミングセンスは抜群ですね。

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世界大会出場を怪我で断念

大学駅伝での輝かしい記録により“山の神”と呼ばれた今井正人は、2007年にトヨタ自動車九州へ入社。実業団でも数々の賞を獲得し、2008年4月には陸上部の主将に任命されています。

陸上選手として誰もが疑う余地のない実力を持つ今井正人ですが、輝かしい記録の陰には挫折もありました。2015年、北京世界陸上の直前に髄膜炎を患って出場を断念した今井正人は、辞退を発表するコメントで「大会に向けて順調に練習を重ねてきただけに、悔しい気持ちでいっぱいです」と、無念さをにじませていました。

2016年のリオデジャネイロオリンピックの男子マラソン選考も兼ねていた同大会を欠場した今井正人は、翌2016年2月に行われた東京マラソンに出場。五輪代表入りに最後の望みをかけて挑んだ大会でしたが後半に失速し、オリンピック出場を果たせずに終わっています。

今井正人の嫁は元女子アナ!子供は?

今井正人は2011年に、RKB毎日放送でアナウンサーをしていた川添麻美と結婚しています。

スポーツ番組などを担当しており、マラソンのリポートもしていた川添麻美と今井正人は、取材がきっかけで知り合ったのだとか。

今井正人より2歳年上の姉さん女房・川添麻美との間には3人の子供がおり、過去の大会では、川添麻美と子供たちが懸命に応援する様子がテレビカメラに捉えられていました。家族の応援が、今井正人にはなによりの力になっているのではないでしょうか。

今井正人のシューズはどこのメーカー?

陸上選手にとって、言うまでもなく重要なのがシューズ選び。箱根駅伝では大会後に、誰がどんなシューズを履いていたか話題になるほどです。

こうしたシューズの変遷に大きく影響しているのが、アスリート向けの靴職人として広く知られ、高橋尚子や瀬古利彦といった世界的トップランナーのシューズも手掛けた三村仁司です。彼がアシックスと契約するとアシックス、アディダスと契約すればアディダスというように、アスリートが選ぶシューズメーカーのシェア率は、三村仁司がどのメーカーと契約を結ぶかによって変わるほどです。

2018年のシェア率トップはナイキでしたが、同年に三村仁司と専属アドバイザー契約を結んだニューバランスも、大きくシェアを伸ばしています。そして、箱根駅伝の“初代山の神”今井正人が、2018年元旦に行われた「全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)」で履いていたのも、ニューバランスのシューズでした。2017年まではアディダスのシューズを履いていたことから、今井正人も三村モデルのシューズに信頼を寄せているのが分かります。

2019年3月に行われた東京マラソンで、今井正人は日本人選手としては2位、総合6位という成績でMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)出場権を獲得しました。2020年東京オリンピックの代表入りに望みをつなぐ重要な試合となるこの大会でも、今井正人は三村仁司が主宰する工房「M.Lab(ミムラボ)」が手掛けたシューズを履いています。

怪我などにより調子を落としている状況をリセットするため、2018年4月からチームの練習を離れたことでリフレッシュできたという今井正人。9月15日に都内で開催が予定されているMGCに向け、「五輪のマラソンで勝負するという高校からの目標をぶれさせずにやりたい」と意気込みを見せています。

「厚すぎても薄すぎても良くない」という“現代の名工”三村モデルのシューズで、前回逃した五輪代表の切符をつかみ取れるのか、結果に注目が集まります。

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