二宮清純の弟はスポーツライターの二宮寿朗!テリー伊藤と番組で大激論!!

二宮清純の弟はスポーツライターの二宮寿朗!家族とのコミュニケーションは?

二宮清純の弟はスポーツライターの二宮寿朗!

二宮清純とスポーツライターの二宮寿朗(にのみやとしお)は兄弟です。弟の二宮寿朗は、日本大学法学部を卒業後、スポーツニッポン新聞社に入社。格闘技やラグビー、サッカーなどを担当しましたが、2006年に退社しスポーツ総合雑誌「Number」の編集部で活躍した後、独立します。

その後は、スポーツライターとして「W杯特捜レポート」など多くの記事を執筆。「信念が生んだ西野マジック」という記事では、試合に負けても決勝トーナメントに進む選択をした西野朗監督の采配が賛否両論となった、ロシア大会ポーランド戦を取り上げました。

西野朗監督擁護の方向性で記事を書いた二宮寿朗は、サッカーの場合は、カウンターを食らうとわずか30秒でも1点取られる危険性があるため、守りに徹したこの時の判断を支持。兄・二宮清純が、ポーランド戦についてどう感じたかも興味のあるところです。

スポーツ界のニュースは連日テレビで取り上げられているだけに、お互いにスポーツに深く携わる仕事をしている二宮兄弟は大忙しでしょう。

二宮清純と家族のコミュニケーションは?

スポーツジャーナリストの二宮清純(にのみやせいじゅん)は、1960年2月25日生まれ、愛媛県出身で、本名は「にのみやきよすみ」と読みます。日ごろはスポーツ選手にインタビューする立場で、インタビューされることはあまりないのか、家族についての情報はほとんどありません。もともと妻との出会いや馴れ初めなどを語るタイプではないのでしょう。

スポーツジャーナリストは、ワールドカップやオリンピックなどの世界的な大会があれば、海外へ飛ぶのは日常茶飯事。二宮清純自身も、ほとんど家にいない仕事人間であることを認めています。そのような中で、娘について詳しく語っている貴重なインタビューがありました。

娘と一緒に遊んだ記憶がないという二宮清純。息子ならばキャッチボールや相撲を取るといった遊び方が何となく分かるけれど、娘とは何をして遊んだらいいのか分からないと明かしています。娘の育て方は、「良くいえば放任主義で、悪くいえば超無責任」。そして、二宮清純自身も父親と遊んだ記憶がないそうです。父の放任主義のDNAを受け継いだ形ですが、その分、妻がしっかり家庭を守っているのでしょう。

二宮清純とテリー伊藤が番組で大激論!幅広いスポーツ知識、交友関係は?

二宮清純とテリー伊藤が「ここがヘンだよ日本人」で大論争!

二宮清純も出演していた討論番組「ここはヘンだよ日本人」は、出演者が口論の末、乱闘寸前になることもしばしばというよく荒れる番組でした。二宮清純が出演した回は、元横綱北尾も出演しており、大相撲の話題に。テリー伊藤が「相撲は年配者しか観戦しない」と語った時に、顔を曇らせたのは二宮清純でした。

さらに「大銀杏なんてしなくていいと思っている」と極端な意見を語ったテリー伊藤に、二宮清純が「何でもかんでも改めるなんていったら、日本の文化なんかなくなってしまう」と反論。すると、テリー伊藤が「情けねーよ二宮!」と喧嘩腰になり、エキサイトした二宮清純が立ち上がって台本をテリー伊藤に投げつけ、「ふざけんなコラッ!」と怒鳴りました。

スタジオは騒然となったばかりか、ブーイングも起こる状況に。東国原英夫が「北尾さん、あなたしか止められる人いないんですから」と笑いを誘いますが、ヒートアップしたテリー伊藤は止まらず「二宮、帰れこの野郎」と怒鳴り返し、もはや議論ではなくケンカ状態になりました。

そうした中、二宮清純は「守るべきものと変えていいものがある」と正論を語りますが、テリー伊藤は台本を投げたことを問題にして絡みます。すると二宮清純は「プロレスだって場外乱闘があるじゃねえかよ」と答え、「何言ってんだお前」「自分だってプロ野球の乱闘は面白いって言ってるじゃないか!」とさらに平行線を辿ることに……。とはいえ、結果的には、二宮清純が言ったように、エキサイティングな口論は面白い演出になりました。

二宮清純の幅広いスポーツ知識、交友関係は?

二宮清純は日本大学商学部在学中から、早くもスポーツ誌に寄稿していました。大学卒業後は、スポーツ紙のプロレス担当記者などを経て、スポーツジャーナリストとして独立。野球やサッカーはもちろん、ボクシング、プロレス、K-1、PRIDE、大相撲など二宮清純のスポーツ知識は幅広く、スポーツ新聞や週刊誌、月刊誌、漫画誌などに多くの記事を執筆しています。

月刊誌「第三文明」では、初代タイガーマスクの佐山サトルと勝負学について対談し、「潮」では闘将・星野仙一について綴るなど理論誌にも登場。スポーツばかりか、政治・経済にも精通し、将棋にも詳しいから驚かされます。

「勝者の思考法」や「プロ野球の職人たち」など著書も多数で、共著を合わせると、これまでに40冊以上もの本を出版。羽生善治との共著「歩を『と金』に変える人材活用術」では、組織論にも言及しています。二宮清純の著書は、テーマが将棋でもスポーツでも、サラリーマンや経営者に通じる内容になっているところが特徴的です。

二宮清純が第100回全国高校野球準優勝の金足農業高校を絶賛!

二宮清純が、2018年に開催された第100回全国高校野球で準優勝した金足農業高校について語りました。優勝した大阪桐蔭高校は、2回目の春夏連覇という史上初の快挙を成し遂げましたが、準優勝チームの金足農業高校が優勝チームと同じか、それ以上にクローズアップされた今大会。二宮清純も「吉田輝星投手が求心力となり、大舞台でも隙のない質の高い試合を展開している」等と絶賛し、決勝では大阪桐蔭に2対13で大敗したものの「気持ち的には大接戦だった」と振り返りました。

筋書きのないドラマと言われるスポーツでは、最近、不祥事が相次いでいます。ワイドスクランブルに出演した二宮清純は、体操女子の暴力指導&パワハラ問題を解説。本来「コーチの暴力問題」と「体操協会のパワハラ疑惑」は全くの別問題なのに、それがねじれて「複雑骨折を起こしている」と独特な言葉で説明しました。

さらに、「宮川選手を子供と舐めないで提言を聞くべき」と選手側をカバーしながらも、オリンピック金メダル5個のレジェンド塚原光男は「僕らの憧れの人」と、悪者になりがちな塚原夫妻のこともフォロー。マスコミは片方の言い分に偏りがちな部分もあるので、二宮清純のような中立・公平なスポーツジャーナリストのいる意義は大きいと言えるでしょう。
今後も、2020年東京オリンピック・パラリンピックが近づくにつれて、二宮清純の活躍する場はますます増えていくに違いありません。

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