楽天・西巻賢二の守備が凄い?仙台にかける強い思いとは?憧れの選手は誰?

西巻賢二は楽天の若きスター候補!甲子園に出場経験あり!

西巻賢二は、東北楽天ゴールデンイーグルスに所属するプロ野球選手です。1999年4月22日生まれ。福島県会津若松市出身の西巻賢二が野球を始めたのは、小学校2年生の時。幼い頃から野球センスは抜群だったようで、小学校6年生の時には楽天ジュニアでプレーしていました。

秀光中等教育学校3年生の時、軟式野球部で全国制覇を達成した西巻賢二は甲子園に何度も出場している屈指の強豪校、仙台育英高校に進学。レベルの高い環境下でも抜きん出た才能を発揮し、1年生の春からベンチ入りを果たします。

この時の仙台育英野球部には、2018年シーズンまでオリックスに在籍していた佐藤世那と、千葉ロッテで現在もプレーする平沢大河が3年生で在籍していました。プロ入りした先輩たちの超高校級プレーに西巻賢二の活躍も加わり、仙台育英は甲子園で準優勝を遂げています。

1年の夏、3年の夏と2回の甲子園出場を果たした西巻賢二は11試合に出場。3割を超える打率を記録し、3年の秋には2017 WBSC U-18ワールドカップの日本代表選手に選ばれました。そして迎えた2017年のドラフトで、西巻賢二は東北楽天ゴールデンイーグルスから6位指名を受け、プロ入りを果たします。

デビューイヤーとなる2018年は6月に早くも一軍入りし、阪神タイガース戦がデビューとなった西巻賢二ですが、この昇格はゼラス・ウィーラーの故障による守備固めが目的で、すぐさま二軍へ戻されます。しかし、8月に別選手の故障で再度一軍に昇格。4日後に迎えた北海道日本ハムファイターズ戦に9番・二塁で先発出場した西巻賢二は、初打席初安打という高卒新人としては球団史上初の記録を成し遂げました。

西巻賢二の最大の武器は守備力!走攻守のバランスに高評価

西巻賢二が最も注目されているのは、プロ入りの際にスカウト達も高く評価していた守備力の高さです。一軍に初昇格した際も守備固めのために召集されており、ルーキーながらプロでも十分に通用する守備力であると認められたということでしょう。

西巻賢二の野球センスは守備力のみに限りません。25試合に出場した2018年シーズンの通算打率は2割4分7厘と打撃でも好成績を残し、50メートル6秒1という俊足の持ち主でもあります。現在は守備力が大きく注目を集めていますが、今後は走攻守のバランスに優れた野手として活躍するのではないかと期待されています。

西巻賢二は東北生え抜きの選手としても期待されている!仙台にかける強い思いとは?

福島県で生まれ、仙台育英高校から宮城に本拠地を置く東北楽天ゴールデンイーグルスに入団と、西巻賢二はずっと東北で野球を続けています。地元出身選手の活躍は、なによりも復興に向けて努力を続ける東北を勇気づける大きな力になることは間違いありません。

地元であるということに加え、西巻賢二自身も東日本大震災で被災しているだけに、2017年入団の新人選手全員で宮城の被災地を訪れた際、「今までは楽天の選手に勇気づけられてきた。今度は逆に元気や勇気を与えたい。野球を通して、皆さんに笑顔を届けたい」と語り、地元に対する想いを覗かせています。

西巻賢二の憧れの選手は誰?

西巻賢二は自身の目標とする選手に、福岡ソフトバンクホークスで活躍する今宮健太を挙げています。

雑誌のインタビューで、将来どんな選手になりたいかと問われた西巻賢二は「今宮選手のプレーを見て、僕もそんな選手になりたいと思っていました。肩の強さ、守備範囲の広さ、打つ方では勝負強さを持ち合わせ、さらにチームのためのバントやエンドランも決め、時にはホームランも打つ。そんな選手に僕はなりたいです」と答えており、打って良し、守って良しの今宮健太に憧れていることがわかります。

期待の高卒ルーキーとして注目を集める西巻賢二。2018年11月、楽天との契約更改に臨んだ際には推定80万円増で一発サインし、「食事とウェートでけがをしない体をつくりたい。体を大きくしても動けなくなったら元も子もない。筋肉で増やすのが一番」と自身の課題をしっかりと見据え、新たなシーズンへ向けての意気込みを語りました。

これからますます実力をつけ、楽天の中心選手として活躍することが大いに期待されます。今季は一軍に定着し、定評のある守備とキレの良いスイングでスタンドを沸かせてほしいものです。

 

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