のん(能年玲奈)事務所問題で引退危機も!干された理由は何だったの?

のん(能年玲奈)事務所問題で引退危機も!干された理由は何だったの?

2022年9月26日 更新

のん(能年玲奈)事務所問題で引退危機も!干された理由は何だったの?


のん(能年玲奈)のプロフィール
◆生年月日:1993年7月13日
◆出身:兵庫県
◆身長:166cm
◆血液型:A型
◆所属事務所:non(個人事務所)

のん(能年玲奈)事務所問題の経緯とは?

のん(能年玲奈)は、2013年前期放送のNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で主演を務め、一気にブレイクした女優です。

しかし、事務所問題で一時は休業状態に陥ってしまったのん。事務所問題とは、のんが、前所属事務所・レプロエンタテインメントとの契約期間中に事務所を辞めたいと申し出て、事務所がそれに応じなかったため、両者の信頼関係が崩壊したことが発端となっています。

弁護士をたてて話し合いを行うというタイミングだった2015年に、のんが演出家の女性と個人事務所・三毛andカリントウを勝手に設立してしまったため、レプロエンタテインメントとの関係はさらに悪化。事務所側は、のんとの信頼関係修復を目的とし、“育ての親”である社長との面談を望み続けましたが、のん側がこれを固辞したと報じられています。

「契約は6月末で終了した」と主張するのん側は、2016年6月末から“のん”という名前で芸能活動をスタート。「15カ月間の契約延長」を主張するレプロのホームページの所属タレント欄にはしばらくの間、「能年玲奈」が存在していました。

のん(能年玲奈)が引退危機に?!芸能界を干されてしまった理由とは?

のん(能年玲奈)は、「あまちゃん」が大ヒットして以降、2本の映画とTVCMに出演した以外はほぼ露出がなかったため、引退危機がささやかれました。

芸能界には、信頼関係を最重視するしきたりがあり、「事務所に反旗を翻し、話し合いにも応じないタレントのために仕事を取っては来られない」とレプロエンタテインメントは主張。一方で、「退社せずに所属しているのに、仕事をさせてくれない」と、のんの不満も募り、両者は真っ向から対立しました。

その間、演出家女性との関係性を洗脳だと伝える報道も…。現在は徐々に緩和されてきていますが、当時はまだ日本の芸能界で仕事に就くには、芸能事務所の力が必要不可欠という空気が強い時期でした。

所属事務所への義理を通さずに、移籍や結婚に踏み切って、芸能界を干された有名人は数知れません。のんが干されてしまったのは、芸能界のしきたりに従わなかったからということになりそうです。

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のん(能年玲奈)改名の理由!天然性格は計算だった?

のん(能年玲奈)改名の理由とは?!前事務所が脅したためではなかった?

のん(能年玲奈)の事務所問題は、レプロエンタテインメント側は契約延長を主張しましたが、解決を見ないまま、一応の契約満了の期日を迎えることになりました。

しかし、のんが、芸能界に入る際にサインした契約書には、「退社後、レプロエンタテインメントの許可なしには能年玲奈という芸名は使えない」という内容がありました。

そこで、「能年玲奈」が本名であるにもかかわらず、能年玲奈は、「のん」に自主的に改名。事務所と芸名についての交渉の話し合いをすれば、今後も「能年玲奈」の名前を使用できる可能性はあったといいますが、レプロエンタテインメントとの交渉を避けたため、改名に至ったといわれています。

のんは、「私は、のんとしか名乗れないが、私を何と呼ぶかはみんなの自由」と語っており、のんよりも能年玲奈という旧芸名のほうが認知度が高い状況は、まだしばらく続いていきそうです。

のん(能年玲奈)は天然?性格は計算されたものだった?

のん(能年玲奈)といえば、挙動不審な話し方や、意味不明なイラストなど、不思議ちゃんのイメージも強いキャラです。バラエティ番組でも、共演者と話がかみ合わないことが多く、天然という声が多く聞かれます。しかし、これは計算された性格だったのではないか?ともいわれています。

ローティーン雑誌のモデル時代には、ギャル口調でずけずけと話している動画が残されているのんが、現在の天然キャラに移行したのは16歳の頃。バラエティ番組に出演する際には、事務所から番組制作側に対して異例の要望があったとか。

のんがリアクションしにくいようなむちゃ振りや、激しいツッコミなど、“放送事故”を連想させるような展開を注文されたという噂も。のんが天然なのは、本人の計算によるのか、前所属事務所の方針だったのかは、今後明らかになっていくのかもしれません。

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のん(能年玲奈)がYouTuber化?「この世界の片隅に」で返り咲き

独立後しばらくは、のん(能年玲奈)の名前がネット上で話題になるのは、インスタなどのSNSへの投稿内容を冷やかすようなコメントばかりでした。わんこそばを食べるのんの投稿が、YouTuberのようだとからかわれていたことも。そんなのんですが、アニメ映画の声優という、芸名を改名してから初となる大きな仕事を果たしてから、風向きが変わりました。

2016年11月公開の主演作品は、第二次世界大戦の広島県呉市を描いた「この世界の片隅に」という映画。「主人公の少女・すずの声は、のん以外考えられない」という、監督・片渕須直の熱烈なオファーを受けての出演となりました。のんは、映画「この世界の片隅に」について、「普通であることがどれだけ幸せか、ということが心にしみる映画」だと語っています。

まともに芸能活動ができなかった期間を経て、普通に仕事ができるようになった現在がどれだけ幸せなことか…と、のんの気持ちを物語っているかのような感想です。「この世界の片隅に」で確かな才能を見せて以来、映画やCMの仕事が入るようになりました。

普通に仕事ができるようになったといっても、テレビドラマへの露出は見られないのん。雑誌のグラビアを飾ったり、オリジナルキャラクター・ワルイちゃんのグッズを作ったりと、“創作あーちすと!”というもう1つの肩書きの活動にも重きを置いています。

ワルイちゃんは、一見しただけでは、可愛さが分かりにくいのですが、クセのある魅力。キャラクターのグッズも豊富で、あらいぐまラスカルとのコラボも果たしています。

近年は、芸能人が事務所から独立した後に芸能活動を継続するケースもかなり多くなりました。大手芸能事務所の力を借りずに、独自の活動を展開してきたのんの動きも、改めて注目されています。

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