マカロニえんぴつのメンバーやおすすめの曲は?ボーカル「はっとり」は本名ではない?

マカロニえんぴつとは?バンドの経歴やおすすめの曲なども紹介!


マカロニえんぴつのプロフィール
◆結成:2012年6月16日
◆メジャーデビュー:2017年8月2日
◆メンバー:はっとり、高野賢也、田辺由明、長谷川大喜
◆所属事務所:murffin discs
◆レーベル:TALTO、murffin discs

マカロニえんぴつとは?バンドの経歴を紹介!

マカロニえんぴつは、2012年から活動を開始したロックバンドです。現在活動中のメンバー4名は全員同じ音大出身で、同年に入学してすぐにバンド結成を決めたといいます。

グループ結成の中心となったのは、マカロニえんぴつがこれまでに発表した曲の大半で作詞作曲を手がけたギター、ボーカル担当のはっとり。春に結成した当初はキーボード担当の長谷川大喜は加わっておらず、ドラムを担当していたサティこと佐藤雅祥を含めた4人で結成。その後間もなく開催された6月の学内イベントが、マカロニえんぴつの初ライブとなりました。

その後、路上ライブや関東のライブハウスを中心に活動し、経験を積んだマカロニえんぴつは2015年1月21日にファーストミニアルバム「アルデンテ」をリリースしてメジャーデビュー。2017年2月から4月にかけて初の全国ツアーを開催し、同年8月には初のメジャーシングル「夏恋センセイション」をリリースと知名度を上げていきます。

同年9月、東名阪ツアーのファイナルを最後に結成時から共に活動してきたドラムのサティが脱退し、ファンの間では今後を心配する声が聞かれましたが、翌2018年10月リリースのセカンドシングル「レモンパイ」が好評を集めたマカロニえんぴつは徐々に人気が上昇。2019年9月にリリースした5枚目のミニアルバム「season」がオリコン週間ランキング初登場で5位にランクインし、衰えない人気ぶりを見せました。

マカロニえんぴつのおすすめ曲は?

メロウながらもポップで聴きやすい曲が多いと言われるマカロニえんぴつ。その中でも特に人気が高いのは、2018年10月3日にリリースされたセカンドシングル「レモンパイ」です。同曲は恋する日常を切り取った歌詞とユーモアのある曲調が共感を生み、オリコン週間ランキングで最高29位を記録しました。

他にも、マクドナルドの「500円バリューセット」のCM曲に採用された「青春と一瞬」、2019年7月から大原櫻子主演で放送されたドラマ「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」のオープニングテーマ「Supernova」など、2019年からは大手企業やドラマとのタイアップも増え、曲の知名度とともにグループの認知度も高まっています。

そしてもう1曲、2017年2月15日にリリースされた3枚目のミニアルバム「s.i.n」に収録されている「洗濯機と君とラジオ」は、初期のマカロニえんぴつの自己紹介的な曲になっています。同曲のミュージックビデオ(MV)は、あいみょんや椎名林檎などのMVを手掛けている映像ディレクター・田村啓介が監督を務めています。

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マカロニえんぴつのメンバーはどんな人?ボーカル・はっとりは通称だった!?

マカロニえんぴつのメンバーを紹介

マカロニえんぴつのメンバーは、大半の曲を手掛けるボーカル兼ギターのはっとりを中心に、同じ音楽大学で学んでいた同級生で構成されています。

はっとりは高校卒業後、上京してプロを目指すため、とにかくバンドを結成しようと決意。進学先の洗足学園音楽大学でメンバーを探します。ここで加わったのが、はっとりと同じコースにいた高野賢也、田辺由明、佐藤雅祥の3名でした。人見知りなところがあるというはっとりですが、バンドに誘った3人は同じコースで仲良くなって声をかけたわけではなく、入学直後のあまり話をしたことのない状況で誘ったのだそう。はっとりのプロを目指す熱意が伺えます。

ベース担当の“けんけん”こと高野賢也(たかのけんや)は、はっとりの曲作りをサポートしていたサティの脱退後、マカロニえんぴつの作曲を手掛けるように。アニメの情報はネットなどで検索するよりも、けんけんに聞いた方が早いと言われるほどメンバーの間では大のアニメ好きで知られています。

グループ最年長のギター担当、“よっちゃん”こと田辺由明(たなべよしあき)は、メンバーからアニキと呼ばれるほど優しく頼れる存在なのだとか。バンドをしていた父親の影響でハードロックが好きだというはっとりとは音楽の趣味が近く、話が合うようです。そんなよっちゃんのマイブームはサウナ。ハマりすぎたあまり、サウナ客の前でパフォーマンスを行う熱波師の勉強中なのだそうです。

マカロニえんぴつのメンバー4名中、3名は大学で同じ軽音楽を学ぶコースの出身ですが、1年遅れて加入したキーボード担当の“大ちゃん”こと長谷川大喜(はせがわだいき)は、電子オルガンコース出身。このコース唯一の男子学生だったこともあり、はっとり曰く王子様タイプのモテキャラだといいます。

マカロニえんぴつのボーカル「はっとり」は本名じゃない?

マカロニえんぴつの楽曲作りとボーカル、ギターを担当するはっとりは、当初メンバーも苗字が“はっとり”だと思っていたそうですが、実は彼の本名は河野瑠之介(こうのりゅうのすけ)。“はっとり”は、高校時代からのニックネームであることをインタビューなどで明かしています。

はっとりは中学以来のユニコーンファンで、1989年6月にユニコーンがリリースした3枚目のアルバム「服部」にちなみ、はっとりを名乗るようになったのだそう。そんなはっとりは、2020年の春にエンタメサイト「ナタリー」で憧れのユニコーン・奥田民生と対談。はっとりの由来を告白され、「どう思われているか心配だった」と聞いた奥田民生は「嬉しくなくはない。ものすごく嬉しいかと言われると、ちょっと分からない」と困惑気味に答えています。

「服部」はユニコーンがアレンジャーやプロデューサーに頼らず、初めてメンバー主導で曲作りをしたアルバムでした。そんなユニコーンの個性が刺さり、自身の思い描くバンド像の教科書だと言うはっとりのユニーン愛は、彼が手掛ける曲の随所に聴かれる民生節からも伝わってきます。

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マカロニえんぴつがセカンドアルバム「hope」を発売!デジタルシングルはアイスとのタイアップ

マカロニえんぴつがセカンドアルバム「hope」を発売!

マカロニえんぴつは、2020年4月1日に2枚目のフルアルバム「hope」をリリースしました。このアルバムには2018年10月リリースのセカンドシングル「レモンパイ」をはじめ、「ブルーベリー・ナイツ」「ヤングアダルト」などミニアルバムに収録の人気曲や、私立恵比寿中学が2019年12月にリリースした6枚目のアルバム「playlist」に書き下ろした「愛のレンタル」のセルフカバーなど、全14曲を収録。マカロニえんぴつのベスト盤ともいえる内容に仕上がっています。

2012年のバンド結成から8年、2017年12月リリースの「CHOSYOKU」以来となる2枚目のフルアルバム制作について、奥田民生との対談で「以前はしかめっ面で作っていたけど、今回は楽しくやれた。そういう意味では、ユニコーンに近づいてきたかな」と語っていたはっとり。音に対する熱量が高まるツアー中だっただけに「空気的にもメンバーがいろんなことをしたがっていたのを無理に抑え込まずに」仕上げていったのだそう。メンバーそれぞれの個性が詰まった「hope」は、マカロニえんぴつが辿ってきた道のりと成長を感じさせる1枚です。

マカロニえんぴつのデジタルシングル「溶けない」はセブンティーンアイスとのタイアップ

2020年7月24日にデジタルシングル「溶けない」をリリースしたマカロニえんぴつ。配信前日にはバンドの公式YouTubeチャンネルでMVがプレミア公開され、特設サイトではメンバーが選んだ「青春の夏ソング」16曲のプレイリストを楽しめます。「グリコ セブンティーンアイス 濃い毎日篇」とのタイアップで書き下ろされた「溶けない」は学校からの帰り道、友達とアイスを食べながら何でもない話で笑いあった青春時代を思い出させる一曲です。

自分一人が曲作りを頑張っていた時代を経て、今はメンバーに頼ることができるようになったというはっとりは、バンドの楽しさを感じられるようになったとも話しています。「服部」のようにキラキラしたアルバムを作りたいという彼の目標が叶う日は、そう遠くないのかもしれません。

最新アルバム「hope」を引っさげて4月から開催予定だった全国ツアー「マカロックツアーvol.10 ~わずかな希望を探し求める者たちよ篇~」は新型コロナウィルスの感染拡大により全公演が開催見合わせとなり、2020年7月下旬時点で振替日程が決まっていませんが、次にライブで会える時には、より自由な“らしさ”を増した曲を聴かせてくれることを期待したいものです。

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