大江竜聖は急成長の読売巨人のピッチャー!師匠は誰?父親との二人三脚が感動的!

大江竜聖は急成長の読売巨人のピッチャー!師匠は誰?

大江竜聖(おおえりゅうせい)は、読売ジャイアンツに所属するプロ野球選手です。1999年1月15日生まれ。神奈川県座間市出身です。

幼稚園の時に野球を始めた大江竜聖はピッチャーとして活躍。二松学舎大学附属高校では1年生の頃から控えとしてベンチ入りを果たし、リリーフとして登板機会にも恵まれます。1年生ながらチームの主力として活躍し、2014年夏の甲子園初出場にも貢献。本大会にも登板して注目を集めた大江竜聖は、2年生で出場した翌年春の甲子園でも、1試合16奪三振の快投を見せました。

中でも、当時早稲田実業の主砲としてプロ入りが確実視されていた清宮幸太郎を同年の秋季大会で三振に抑えた試合は、大きな話題となりました。この試合をきっかけにプロ入りを強く意識するようになった大江竜聖は、2016年のドラフト会議で読売ジャイアンツに6位指名され、プロ入りを果たしました。

デビューイヤーとなった2017年、二軍で早々に先発ローテーションに加わった大江竜聖は、登板数12試合、4勝3敗、防御率2.30と好成績を残しました。そして翌2018年2月には紅白戦で一軍での初登板を経験。今後一軍でも先発ローテーション入りが期待されています。

そんな大江竜聖は、二軍で投手コーチを務める杉内俊哉の下で投球に磨きをかけています。杉内俊哉を「子供の頃から尊敬していた」という大江竜聖は自ら志願して自主トレに同行するなど、杉内俊哉の現役時代から師弟のような関係になっていました。

2018年に現役を引退した杉内俊哉は大江竜聖を高く評価し、「大江は直球に力があっていいものを持っている。維持しつつ変化球の精度をあげてほしい」と、今後の成長に期待しています。桑田真澄の背番号18を引き継ぎ、巨人のエースとして活躍した杉内俊哉から多くを学び、一軍のマウンドで師匠を彷彿させる活躍を見せてほしいものですね。

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大江竜聖のプレースタイルは?球種は?

大江竜聖の強みは、なんといってもピンチに強いことでしょう。二松学舎大学附属高校の市原監督は、「ストレートしかない状況で、その球がどんどん強くなるんです。生命力あるなぁって思いましたね。ピンチになっても自分の力で切り抜けられる。逆境になった時ほど強いハートを持って戦えるやつですね」と語り、大江竜聖が高校時代からメンタルの強い選手であったことを明かしています。

ピンチになると多くの高校球児は表情に弱さやかげりが現れてしまうそうですが、大江竜聖はそうしたことが無く、精神力の強さを見せていたそう。どんな状況でも変わらないピッチングができるのは、プロの世界で数々の強打者と対決する上で大江竜聖の大きな武器となるのではないでしょうか。

また、ストレートは最速148km/h、加えてスライダー・チェンジアップ・カーブと、若手ながら豊富な球種を持っているのも大江竜聖の大きな強みです。

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大江竜聖と父親との二人三脚が感動的!

大江竜聖がプロ入りできたのは、父・広志さんの献身も大きかったようです。そのことが明らかになったのは、ドラフト前に放送された特別番組「ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう夢を追う親子の壮絶人生ドキュメント」。この番組で、大江竜聖が父親と二人三脚で野球人生を歩んでいたことがわかりました。

大江竜聖は小学校3年生の頃に両親が離婚しており、父親がお弁当を作ったり、授業参観に行ったりしていたといいます。少年野球チームの昼休みに、大江竜聖が「みんないいな!お弁当作ってくれて!」と言って寂しそうにする姿を見た父親は、「自分が母親がわりになる!」と決意。それ以来、大江竜聖が心置きなく野球をできるように支えてきたのだとか。

そんな父親に「自分がここまで成長できたのはお父さんのおかげ」と感謝の思いを伝えた大江竜聖。座右の銘は、父親に言われた「感謝の気持ちは行動で示せ」だといいます。プロで活躍することが、父親に対する何よりの恩返しになりそうですね。

プロ3年目となる2019年シーズン、一軍スタートした大江竜聖は紅白戦から29人の打者を連続でパーフェクトに抑え、好調ぶりをアピールしました。原監督も「非常にいい階段をのぼってくれてる感じがしますね」と成長ぶりを高く評価しています。二十歳とは思えない落ち着きのある制球力で、ジャイアンツ勝利の方程式に欠かせないクローザーとして定着する日も近いのではないでしょうか。

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