大川ぶくぶ漫画「ポプテピピック」がシュール過ぎる!衝撃の最終回とは?

大川ぶくぶ漫画「ポプテピピック」がシュール過ぎる!衝撃の最終回とは?

大川ぶくぶ漫画「ポプテピピック」中毒性が高すぎるシュールギャグで大人気!

大川ぶくぶ漫画「ポプテピピック」は、WEB漫画サイト「まんがライフWIN」にて連載された作品です。登場人物は、ツインテールで身長の低い、14歳の女の子ポプ子と、長い髪にリボン、高身長の14歳の女の子ピピ美。時おり箸休め的にゲストキャラクターも登場します。物語性はなく、4コマで完結する、文字通りの4コマ漫画で、YouTubeやSNSで流行したネタ、地方のCMなどローカルネタを交えながら、テンポよく読ませます。

ポップで愛嬌のある、特徴的な絵柄のポプ子とピピ美ですが、繰り出されるギャグは、かなりシュール。一発芸的なギャグから、「これは解釈が追い付かない」と頭を抱えてしまう作品まで、大川ぶくぶワールドが炸裂します。特に、大川ぶくぶ漫画「ポプテピピック」の掲載媒体である竹書房との仁義なき戦いは、容赦なく笑わせてくれるのでおすすめです。

大川ぶくぶ漫画「ポプテピピック」衝撃の最終回とは?ラスボス・ポプ子誕生の瞬間

大川ぶくぶ漫画「ポプテピピック」は、2015年10月に、惜しまれながらも約1年間の連載が終了しました。作中のネタとして、竹書房との抗争が描かれていただけに、打ち切りかと実しやかにささやかれたものです。現に竹書房では、「こんな漫画打ち切ってクリーンな会社を目指すぞ」とコメントを発表するなどしており、双方の深い溝が感じられます。

「ポプテピピック」の最終回では、その戦いにも終止符が打たれる結果となりました。最終回は、涙を浮かべたポプ子のコマから始まります。ポプ子が巨大化(または竹書房本社ビルが縮小)し、怒りに震えたポプ子の拳が竹書房のビルを真っ二つに破壊。拳を握ったポプ子は、すべての人の愛するものを消し去ることを誓います。

竹書房の発表したコメントに対する大川ぶくぶの答えとも取れる展開は、シュールギャグ漫画らしい最後だったといえましょう。

大川ぶくぶとちょぼらうにょぽみはどっちが面白い?新連載はまさかのラブコメ!?

大川ぶくぶとちょぼらうにょぽみ、「未来の4コマ漫画家」はどっちが面白い?

大川ぶくぶは、もともと二次創作4コマ投稿をしていた人物です。可愛いけれど特徴的な絵柄と、独特のギャグセンスで、人気を博していました。商業デビュー作は「ポプテピピック」ですが、コラボカフェや、期間限定ショップの開催、オリジナルグッズが販売されるなど、連載終了後も話題となっています。

大川ぶくぶと並び、一見すると名前の読めない漫画家が、ちょぼらうにょぽみ。大川ぶくぶ同様に、二次創作4コマで話題となり、プロになった漫画家です。作風は、いろいろな意味で突き抜けており、コマにオチがないのは当たり前。下ネタ万歳という、まさに「未来の4コマ漫画家」の名にふさわしい個性を持っています。

シュールギャグ4コマという同じジャンルにいながらも、シュールさの方向性がまったく違う2人の漫画家。どちらが面白いと比べることはできませんが、大川ぶくぶは男性に、ちょぼらうにょぽみは女性に好かれる絵であるといえます。

大川ぶくぶ新連載はまさかのポップでゆるいラブコメ作品!?

大川ぶくぶの新連載の予告は、2016年2月17日に、「まんがライフWIN」のTwitterで公開されました。大川ぶくぶ「☆色(ほしいろ)ガールドロップ」は、ポップさにさらに磨きがかかった可愛らしい少女と少年が描かれ、前作とはがらりと作風を変えてきた印象です。

どうやら、「☆色ガールドロップ」は、5年ぶりに再会した幼馴染と繰り広げるラブコメ風の4コマになるようです。しかし、「ラブコメかあ」と読み始めると、なぜか「私だよ!」と主人公の平大地に詰め寄るヒロインの星降そそぐ。4コマたっぷり使ったにもかかわらず、思い出さない大地に、そそぐは、ついに本当の姿、ポプ子として登場……実は、大川ぶくぶの新連載は、「ポプテピピックセカンドシーズン」。大川ぶくぶは、「☆色ガールドロップ」自体が壮大な前フリという、掟破りといっても良い手を使用してきました。騙された読者は大多数。思わず声が出てしまう幕開けです。

大川ぶくぶ「ポプテピピック」動くLINEスタンプが登場!ウザすぎると話題に

大川ぶくぶの代表作である「ポプテピピック」の動くLINEスタンプが話題となっています。LINEとは、基本使用料が無料の通話&メールアプリ。メール機能で使用するスタンプは、アニメやオリジナルのキャラクターイラストなどが使われており、会話に華を添えるツールです。

一般人でも、オリジナルキャラクターを作成し、スタンプを販売できるとあって、大きな話題となりました。「ポプテピピック」のLINEスタンプが初めて配信されたのは、2015年11月です。作中のコマをカラー化していますが、色がついているからなのか、コマの枠線がないからなのか、ウザさが倍増しています。特にアップで描かれたピピ美とともに「は?」と一言書かれているスタンプは、軽くイラッとすること請け合い。使う場所をかなり選ぶ、尖りすぎたスタンプになっています。

第1弾が大好評だったため、第2弾も配信が開始されています。「ポプテピピック」のLINEスタンプ第2弾は、ウザさはそのままに、セリフよりも、表情の変化や感情の変化表現に重点を置かれ、使用しやすくなっている印象です。「どうでもいいわ」といった、文字にするのもためらうような言葉も、独特のウザさのせいか、逆にトゲが抜けてマイルドになって相手に伝わるようにも感じられます。

そして第3弾は、「ポプテピピック」の動くLINEスタンプ。文字通り、スタンプが、GIFアニメのように動く仕様になっています。動くことで、どこかに可愛らしさを置いてきてしまったような気はしますが、ウザさは3割増し。相手に、より深い心理的ダメージを与えることができそうです。

しかも「エイサァァ~イハラマスコ~イ」の踊りは中毒性があるために、フレーズが頭から離れなくなるという危険な代物。セリフに合わせて口が少しだけ動くという、細かい演出も見どころです。シュールで、ウザくて、ちょっとかわいい大川ぶくぶの「ポプテピピック」。新時代の4コマ漫画人気は、これからも続きそうです。

関連記事

ページ上部へ戻る