大友克洋の作品が日本漫画界にもたらした功績とは!息子・大友昇平(SHOHEI)も天才との呼び声高し

大友克洋の作品が日本漫画界にもたらした功績とは!息子・大友昇平(SHOHEI)も天才との呼び声高し出典:https://www.lashinbang.com
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大友克洋の作品が日本漫画界にもたらした功績とは!アニメ映画は世界に誇る作品

大友克洋の作品が日本漫画界にもたらした功績とは!

漫画家の大友克洋は、1973年に「漫画アクション」に掲載された「銃声」で鮮烈なデビューを飾りました。それまでの日本漫画界には見られなかった独特の世界観と繊細かつ綿密な劇画タッチの作風は、1980年代以降の漫画家に多大な影響を与えることになります。

その礎となったのは、漫画の神様こと手塚治虫の描いた数々の作品と、アメリカン・ニューシネマでした。中でも、大友克洋は、初期の作品において、細い目や低い鼻といった日本人特有のノッペリ顔をリアルに表現する技法を用います。それは、主人公を美化してきたそれまでの漫画界の常識を根本から覆すものでした。

この大友克洋の大胆かつ斬新な画風は、漫画界の手法を変えるほどの衝撃に。後に、漫画表現の歴史を語る上で「大友以前・大友以後」なる言葉が生み出されたほど絶大な功績となりました。

大友克洋が監督したアニメ映画は「ジャパニメーション」と呼ばれる世界的存在

大友克洋が1980年に連載を始めた代表作「童夢」には、それまでになかったSF的要素が組み込まれ、現在の大友克洋の原点となった作品と言われています。「童夢」は、大友克洋の数々の作品の中でも、リアルかつ迫力ある建物の崩壊場面や詳細なデッサン力で、海外でも高い評価を受けました。

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しかし、大友克洋の名前を世界に轟かしたのは、何と言っても1982年から連載を始めた「AKIRA」でしょう。1988年に大友克洋自身が制作したアニメーション映画「AKIRA」は、日本のみならず国外でも大ヒット作品となり、「ジャパニメーション」と呼ばれる、世界に誇る日本アニメの人気の先駆けとなりました。

大友克洋が描いた「バベルの塔」の内部再現度がスゴい!息子・大友昇平(SHOHEI)も天才との呼び声高し

大友克洋が描いたブリューゲルの「バベルの塔」の内部再現度がスゴイ!

2017年4月18日より、上野にある東京都美術館にて、大友克洋による作品「INSIDE BABEL」が公開されました。これは同美術館にて同時期に開催された「バベルの塔展」に、画家ピーテル・ブリューゲル一世による代表作「バベルの塔」が来日することを受けて企画されたもの。「バベルの塔」にインスパイアされた大友克洋が挑戦したのは、塔の内部を描くことでした。

「元よりブリューゲルの作品が好きだった」と語る大友克洋は、「INSIDE BABEL」を制作するにあたって、オランダのボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館を訪問。塔の内部に関して同美術館の学芸員と意見をぶつけ合いながら研鑽を重ね、「バベルの塔」の内部再現を正確に表現するために、50枚以上のスケッチを描いたそうです。

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また、作品を仕上げるにあたっては、大友克洋の手書きのスケッチをスキャンし、ブリューゲルの「バベルの塔」からパーツや色を抽出して組み合わせるという高度な技術が施されました。こうして創作された「INSIDE BABEL」が、内部構造の描写も含め、すさまじく凄い完成度の作品に仕上がったことは言うまでもありません。

大友克洋の息子の大友昇平(SHOHEI)も天才との呼び声!

「蛙の子は蛙?いや、親を超えた?」。大友克洋の息子・大友昇平(SHOHEI)の絵が、「凄すぎて怖い」「SHOHEIって天才」とネット上で大きな話題となっています。大友克洋の息子である大友昇平は、イラストレーター。ボールペンや万年筆だけで21時間ぶっ続けで描く集中力や神業的なデッサン力に加え、父に匹敵する作品の完成度の高さに、「父・大友克洋の『AKIRA』の世界観を超えたのではないか!」と専らの評判です。

元々は油絵を描いていた大友昇平でしたが、絵の具が高いのでボールペンでデッサンしてみたところ、友人から「それ面白い!」と高評価を受け、現在のスタイルに繋がったとか。1本80円のボールペンで描く繊細かつ独創的な世界観は、日本のみならず海外でも高い評価を受けています。父・大友克洋の持つ偉大なDNAを感じざるを得ません。

大友克洋が東京ドーム30周年を記念したバースディオブジェを制作!

日本のプロ野球が2018年3月30日に開幕することを記念して、大友克洋が、東京ドームシティ22ゲート前のクリスタルポイントにバースディケーキの巨大オブジェを制作しました。これは、東京ドームが今年30周年を迎えるにあたっての記念企画。日本が世界に誇る大友克洋の、独創的かつファンタジーな世界観あふれるオブジェとなっています。

「INSIDE BABEL」をはじめ、手塚治虫の「鉄腕アトム」の英題「アストロボーイ」から引用した映画「スチームボーイ」など、過去の作品からの引用やパロディ作品も数多く発表してきた大友克洋。東京ドーム30周年を記念した巨大オブジェも、大友克洋の遊び心がふんだんに盛り込まれ、「ジャイアンツ開幕祭201」を大いに盛り上げました。

骨格から皮膚のたるみまで、詳細に描くデッサン力や完成度の高さを誇る大友克洋ですが、まだ64歳の若さです。最近も、ウェス・アンダーソン監督の新作映画「犬ヶ島」とのコラボイラストの発表や、「AKIRA」の実写映画化の話題が持ち上がったりと話題は尽きません。大友克洋の背中を追いかけ、追いつこうとする若きアニメーターたちに、これからも多大な影響を与え続けて欲しいものです。

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