2020年6月19日 更新
大島洋平の成長がすごい!すごさは自主トレ!?大島塾ってなに!?
◆出身:愛知県
◆身長・体重:176cm・75kg
◆出身校:駒澤大学
◆ポジション:外野手
◆所属チーム:中日ドラゴンズ
大島洋平は2000本安打を目指している!?
中日ドラゴンズに所属する大島洋平(おおしまようへい)は2019年シーズンのオフから、2000本安打についての思いを聞かれることが増えたといいます。本人は「まだまだ先なんだけどねえぇ」と苦笑いしているようですが、大記録達成まであと558本。順調にいけば3~4年で到達できる数字です。2020年シーズンから3年契約を結んだ大島洋平には格好の話題なるでしょう。
確かに先は長いかもしれません。しかし、背番号8の視線の先には2000本安打の金字塔が見えているに違いありません。
大島洋平の自主トレ・大島塾とは?
大島洋平は2月のキャンプは2軍で大半を過ごしました。マイペースで調整をしていましたが、オープン戦に合わせて1軍に上がると誰よりも黒く日焼けをしていました。
「普通にやっていただけなんだけど」と言う大島洋平ですが、その身体はひと回り以上も大きくなっていました。「シーズン中と比べると10キロくらい重いかな」「開幕までには自然に落ちてきますから」と語っています。この一時的な増量は、2019年シーズンのオフで6年目となる「大島塾」によるもの。大島塾とは、大島洋平がドラゴンズに入団する以前に所属していた社会人野球チーム・日本生命で行う自主トレのことです。
大島塾は体幹強化を中心に徹底的に身体をいじめることで有名ですが、その門を叩く後輩選手は後を絶たないそうです。大島洋平は「最初の頃は個々のトレーニングに時間がかかったが、今では慣れたので時間を凝縮して行うことが出来る」と継続した成果について語っています。効率よく密度を濃くしてメニューをこなした結果、身体が大きくなったということのようです。
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大島洋平のプロフィールや主な獲得タイトルを紹介!
大島洋平のプロフィールと経歴
大島洋平は1985年11月9日生まれ。愛知県名古屋市出身です。地元の軟式野球チーム・名古屋平針HBC少年野球クラブで小学4年生から野球を始め、中学からは硬式野球チーム・東海チャレンジャーに所属。投手と外野手のポジションを任される二刀流で活躍しました。
高校は甲子園出場でも常連の強豪校として知られる享栄高校に進み、中学時代から引き続き投手、外野手として活躍しますが、駒澤大学に進学後は外野手に専念。レベルの高さで知られる東都リーグで2006年の秋から3シーズン連続で打率3割を超えをマーク。2007年の秋にはあと少しで4割という.395の好成績で首位打者のタイトルを獲得しました。
大学野球でリーグ通算83試合に出場した大島洋平は、255打数74安打、打率.290、1本塁打、20打点の成績を残し、二度のベストナインを受賞。駒澤大学卒業後は日本生命に入社し、社会人野球の道へ進みます。
社会人野球1年目から1番打者に定着。2008年11月に開催された日本選手権大会では打率.563という驚きの成績で首位打者となった大島洋平は、同年の社会人ベストナインを受賞。大学時代からの目を見張る成績はプロの目にも留まり、翌2009年10月のドラフト会議で5位指名を受けた中日ドラゴンズで、プロ野球人生のスタートとなりました。
大島洋平が獲得した主なタイトルや表彰は?
大島洋平は、2012年に盗塁王、2019年に最多安打のタイトルを獲得しています。また、2012年に外野手部門でベストナインに選ばれた他、ゴールデングラブ賞は2011年から2012年、2014年から2016年、2018年から2019年と、2013年、2017年を除く計7回、いずれも外野手部門で選出されています。
加えて月間MVP、日本シリーズ優秀選手賞など、数々のタイトルを手にしている大島洋平。2020年シーズンは3年連続でのゴールデングラブ賞を狙える活躍を見せてくれることを、多くのファンが期待していることでしょう。
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大島洋平が4安打放ち開幕へ準備万端!!チームの連敗が続いていた!?
大島洋平が4安打放ち開幕へ準備万端!
2020年3月7日に行われた東北楽天ゴールデンイーグルスとのオープン戦で、大島洋平は4安打と気を吐きました。開幕に向けて準備万端整っているようですが、残念ながらチームの勝利を引き寄せることはできずに終わっています。
FA権を行使せず、中日ドラゴンズに残留する道を選んだ大島洋平は、個人の順調な調整とオープン戦での勝利の積み重ねで開幕を目指したいと考えていました。ところが4安打を放ってもホームにかえったのは初回のみ。1点止まりに終わった試合後、大島洋平はナインに奮起を求めたといいます。
チームの不調に大島洋平が奮起!
オープン戦でできないことはシーズン中もできないことになるため、大島洋平がナインに奮起を求めたのは当然のことでしょう。中日ドラゴンズは、この日の敗戦で4連敗となり、読売ジャイアンツと並んで最下位に転落。こうしたチームの現状に危機感を抱く大島洋平は、自らのバットでチームを引っ張るかのごとく驚異的な打率を記録しています。
オープン戦6試合で、大島洋平は20打数9安打、打率4割5分をマーク。ナインを鼓舞するかのごとく打ち続ける主砲の姿に、チームメイトも感じるところがあるはずです。
2019年のシーズンオフ、海外FA権を行使せずドラゴンズに残ることを決意した大島洋平は7000万円アップの推定年俸2億5000万円で2020年シーズンから3年契約で球団と合意。残留表明後「ドラゴンズで野球人生を終える覚悟で返答をしたので、とにかく来年は、チームが日本一になるようにやっていきたいと思います」と来シーズンへ向けた意気込みを語っています。有言実行する大島洋平に鼓舞された中日ドラゴンズが開幕後、どれだけ調子を上げてくるのかファンならずとも注目したいところです。
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