浅村栄斗が大阪桐蔭に入るきっかけは兄の影響!?五輪代表入りとなるのか!?

2020年5月27日 更新

浅村栄斗が大阪桐蔭に入学するきっかけを作ったのは兄だった!?学生時代の秘話をご紹介!


浅村栄斗のプロフィール
◆生年月日:1990年11月12日
◆出身:大阪府
◆身長・体重:182cm・90kg
◆出身校:大阪桐蔭高等学校
◆ポジション:二塁手、一塁手
◆所属チーム:東北楽天ゴールデンイーグルス

浅村栄斗の家族は野球一家!兄の存在のおかげで強豪校大阪桐蔭に進学

浅村栄斗(あさむらひでと)は東北楽天ゴールデンイーグルスのプロ野球選手です。3人兄弟の末っ子で、8歳と7歳離れた兄がいます。小学校4年生の頃にソフトボールを始め、大阪市立井高野中学校から硬式野球を開始。中学時代には目立った実績を残せなかったものの、野球の名門校として知られる大阪桐蔭高校を卒業した2番目の兄が野球部に所属していた縁で父が監督の西谷浩一に声をかけ、同校への進学が決定しました。

恩師西谷監督は高校野球ドットコムに「実は中学の時点では浅村栄斗は目立たなくて、プロになる人物とは全く思っていなかった。チームに良い影響を与えた兄がいたから獲った」と明かしています。兄は3年生の夏にメンバー入りが叶わなかった選手だったと言いますが、努力家として監督の印象に刻まれていたようです。監督に「浅村家の弟なら」と思わせ、センバツ常連の強豪校へ進む道を開いた兄への感謝も力になっているのではないでしょうか。

浅村栄斗は大阪桐蔭時代に優勝を経験していた!?

大阪桐蔭高校に進学した浅村栄斗は、出番こそ少なかったものの1年生の秋からベンチ入りを果たします。2年生の夏からは本格的にレギュラーとなり、3年生からは遊撃手に転向しました。

後のインタビューによると、恩師は練習での甘さが目立つ割に堂々と「卒業後の進路はプロ」と語る浅村栄斗に手を焼いていたそう。プロ野球選手となった先輩・西岡剛が母校を訪れた時に「プロをなめるな!」と強い言葉をかけてもらうことで、浅村栄斗に火がつくように仕向けました。

先輩からの叱責を受け、進路への強い想いを胸に浅村は発奮。2008年夏の甲子園では、大阪桐蔭の優勝に大きく貢献し、高校最後の打席はソロホームランで有終の美を飾っています。

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浅村栄斗のプロフィールを紹介!2018・2019年の記録がすごい!

浅村栄斗のプロフィールと目標は?トリプルスリーを目指している

浅村栄斗は1990年11月12日、大阪府に生まれました。身長は182cmで体重は90kg。2019年12月21日にタレントの淡輪ゆきと2年あまりの交際を経て結婚しています。

尊敬する選手は、2019年シーズンから西武ライオンズの二軍監督に就任した松井稼頭央だという浅村栄斗。「目標はトリプルスリーが達成できるような選手。すべてをトップクラスにしたい」と公言するだけに走攻守揃ったバランスの良い野球センスに優れ、2016年シーズンから4年連続でベストナインに選ばれるなど高く評価されています。

近年の盗塁数は減少しているものの、毎シーズン20本を超える本塁打を放ち、3割前後の打率をマーク。平成生まれの選手で一番に1000本安打を達成した打撃センスに加え、2013年、2019年にゴールデングラブ賞を受賞した守備力にも定評があります。

浅村栄斗は西武でも楽天でもすごかった!WBSCプレミアでも活躍

浅村栄斗は2008年10月のドラフト会議で埼玉西武ライオンズから3位指名を受け、プロ入りを果たしました。2年目からレギュラーとなり、2017年シーズンからキャプテンに指名された浅村栄斗は、2018年シーズンに自己最多となる本塁打32本に加え、打点も127と過去最高をマーク。球団所属の日本人選手では初の快挙となる「3割30本塁打100打点」の記録を成し遂げます。

浅村栄斗はこの成績を引っさげ、シーズン終了後にFA宣言。ライオンズも当然獲得に名乗りを上げる中、翌シーズンから東北楽天ゴールデンイーグルスでプレーすることを発表しました。移籍後初のシーズンでも、浅村栄斗は前年の自己記録を更新する33本の本塁打を放ち、ベストナイン選出に加えてゴールデングラブ賞も受賞。2019年11月に東京五輪の予選を兼ねて開催された第2回WBSCプレミア12にも日本代表として出場し、打率3割3分3厘、出塁率4割5分の活躍で優勝に大きく貢献しました。

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浅村栄斗がオープン戦が不調なのは良いサイン!?

浅村栄斗の2020年シーズンは腰の張りにより、オープン戦初出場を経て一旦離脱する形を取りました。復帰後初出場となった3月6日の中日ドラゴンズ戦では、オープン戦14打席目で初安打を記録。今シーズンの初安打まで時間を要しました。

しかし、浅村栄斗はオープン戦では不調な選手としても知られています。2015年はオープン戦の打率1割1分4厘ながら、シーズンでは打率2割7分、81打点を記録し、同じく打率1割8分4厘とオープン戦では不調だった2019年も、開幕後は打率2割6分3厘、本塁打は自己最多の33本まで記録を伸ばしました。そのため、オープン戦の不調はむしろシーズン中の好調につながるサインではないかと見られていました。

4年総額20億円で契約した楽天で2年目となる2020年シーズンも5億円の年俸に相応しい活躍が期待されており、さらに東京五輪の日本代表選手としても注目を集める浅村栄斗。第2回WBSCプレミア12での実績から、日本代表をメダル獲得に導く活躍が期待されています。

新型コロナウイルスの影響により、2020年7月22日に開会式が予定されていた東京オリンピックは、2021年7月23日開幕と1年の延期が決定。プロ野球のリーグ戦も開幕できる状況になく、6月半ばから下旬にかけての開幕を目指す決定がなされたことが、5月11日にNPB(日本野球機構)の公式サイトで発表されました。加えて同日、7月に開催予定だったオールスターゲームと、フレッシュオールスターゲームの開催も中止が発表されています。

プロ野球ファンにとっては残念なニュースが続き、先の予定が見えにくい状態ですが、そんな中でも主砲としてチームを引っ張る浅村栄斗はモチベーションを保ち、良いコンディションで開幕を迎えるためにトレーニングを続けていることでしょう。開幕後には、その鬱憤を晴らす活躍で待ちわびたファンが詰めかけたスタンドを大いに沸かせてくれることを期待したいですね。

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