尾関伸次の主演映画「鼻歌」がカンヌ国際映画祭で正式上映!“尾関伸嗣”から改名した理由
尾関伸次の主演映画「鼻歌」がカンヌ国際映画祭で正式上映!
尾関伸次は、ドラマや映画、CMなどで幅広く活動している俳優です。2018年1月より、尾関伸次に名を改めて活動しているので、デビューして以降15年間名乗っていた“尾関伸嗣”という芸名のほうが記憶にある方も多いかもしれません。
尾関伸次が俳優になったキッカケは、通っていた美容室のスタイリストから芸能の道を勧められたことでした。尾関伸次のイケメンぶりは、当時から目を引くレベルだったのでしょう。こうして俳優を目指すようになった尾関伸次は、2004年のドラマ「大都会の女たち」の準主役に抜擢。学生の頃から行っていたボクシング経験を武器に、プロボクサーを目指す青年役で俳優デビューを果たしました。
その後も数々のテレビドラマや映画に出演していた尾関伸次は、2010年に公開された大島渚監督の半生を描いたドキュメンタリー映画「THE OSHIMA GANG」で主人公の草薙真役を熱演し、実力派俳優に仲間入り。主演した2016年の映画「鼻歌」がカンヌ国際映画祭短編部門において正式上映されたことで、世界的にも名を知られるようになりました。
尾関伸次が“尾関伸嗣”から改名した理由
尾関伸次は、2018年1月早々に、自身のブログで、旧芸名の“尾関伸嗣”から改名すると発表しました。伸嗣から伸次へと、下の名前の読み方は変えずに漢字のみを改名した形ですが、尾関伸次という名前は本名です。ブログでは、2018年4月より放送が開始されたNHKの連続テレビ小説「半分、青い。」への出演が決まったため改名を決意したと明かした尾関伸次。
朝ドラ「半分、青い。」は、尾関伸次が生まれ育った故郷・岐阜県が舞台の物語。尾関伸次は、高校教師役として出演しているだけでなく、キャストへの岐阜ことばの方言指導も行っています。そのため、地元への熱い想いを再認識するようになり、「生まれ持った名前で出演したい」と思ったことから、15年に渡り活動してきた名前を捨てて、本名に改名するに至ったそうです。今後も本名で活動を継続していくと決意のほどを語っています。
尾関伸次は時代劇にも数多く出演!彼女や結婚は?
尾関伸次は時代劇にも数多く出演!代表作品は「八重の桜」や「新選組血風録」
十数年におよぶ俳優としてのキャリアにおいて、さまざまな作品に出演して重要な役を演じてきた尾関伸次。中でも、時代劇を得意としており、NHK大河ドラマ「八重の桜」では、「人斬り以蔵」の異名を持つ土佐藩郷士・岡田以蔵役を演じて、独特な存在感を発揮しました。
また、2011年に放送されたNHK BSプレミアムのBS時代劇「新選組血風録」では、準レギュラーである斎藤一役を熱演。古くからの新選組ファンから「今までにない斎藤一だ」と高評価を得た結果、尾関伸次のキャリアを代表する作品の1つとなりました。
尾関伸次は結婚している?熱愛彼女は?
すでに40代に近づきつつある尾関伸次は、結婚しているのでしょうか?これまでのところ、尾関伸次が結婚したという発表はないばかりか、彼女についての噂や大きなスキャンダルも見られません。俳優としてデビューしてから十数年、公式ブログを見ても仕事の話題ばかりの尾関伸次のこと、お芝居一筋で芸能界を渡り歩いてきているのでしょう。
とはいえ、結婚を考えてもおかしくはない年齢です。彼の真摯な俳優活動を受け入れ応援してくれる女性との出会いがあれば、幸せな報告が聞こえてくるかもしれませんね。
尾関伸次はNHK朝ドラ「半分、青い。」で方言指導も担当
尾関伸次が、ヒロイン楡野鈴愛の担任役で出演しているNHK連続テレビ小説「半分、青い。」は、初回視聴率21.8%と、好発進を記録しています。朝ドラ「半分、青い。」前半の舞台は、脚本を担当している北川悦吏子の出身地でもある岐阜県美濃加茂市。
関西弁でもなく標準語でもない、中部地方特有の「なまり」が色濃く残る地域です。岐阜県土岐市出身である尾関伸次は、音程をとるのが難しいという岐阜ことばの方言指導も行っています。永野芽郁が、自身のツイッターで、「初回放送の時寝てしまった、やってまった(笑)」などと岐阜弁混じりのツイートをしたところ、「第2話も見なかんに!」と岐阜ことばでリプライした尾関伸次。
こうした様子から、方言指導を通じて、キャスト間に微笑ましい交流があることがうかがわれます。さらに、「方言を話してくれることがうれしい」「岐阜の方言の発音がなつかしい」「永野芽郁さんが岐阜弁を覚えてくれて好感を持った」など、地元の方からも好評な様子です。方言も一つの見どころであるだけに、尾関伸次の丁寧な方言指導が今後の作品評価にも大きく影響していくのではないでしょうか。
故郷・岐阜が舞台の本作に貢献したいとの強い想いを持って、「半分、青い。」の撮影に臨んでいる尾関伸次。これによりさらにキャリアを積み重ねていくことで、時代劇から現代劇まで繊細に演じ分ける彼の活躍する場はさらに広がっていくことでしょう。