佃典彦が「DCU」で日曜劇場に再降臨!「半沢直樹」でブレイクするまでの軌跡は?

佃典彦は「半沢直樹」で脚光を浴びた俳優で劇作家!家族と交わした約束とは?


佃典彦のプロフィール
◆生年月日:1964年3月25日
◆出身:愛知県
◆身長:168cm
◆血液型:非公開
◆所属事務所:ジャパン・ミュージックエンターテインメント

佃典彦は母親の反対を押し切り演劇の世界へ!

佃典彦(つくだのりひこ)は、劇作家で俳優としての活動も高く評価されている演劇界のベテランです。中学、高校までは剣道部に所属しており、演劇とは接点がありませんでした。

名城大学に進学し、友人の付き添いで演劇部の見学に行ったことがきっかけで、芝居の世界に足を踏み入れます。大学2年生の時に初めてオリジナルの台本を書き、どんどん芝居作りにのめりこんでいきました。

大学4年生の時にはおもちゃの会社から就職内定が出ていましたが、演劇をあきらめきれないと辞退。母親にはかなり怒られましたが、「25歳までに観客1000人を動員し、東京でも公演すること。達成できなければ芝居はやめる」という約束を交わしました。

父親も当初は泣いていたものの、親に反対されて夢を断念した経験があったことから、背中を押してくれたといいます。

佃典彦は大学卒業後の1985年に、名城大学演劇部員を中心として「劇団B級爆弾」を結成。翌1986年に「B級遊撃隊」に改名し、1989年には東京進出を果たします。母親との約束を見事に達成し、さらに2006年には「ぬけがら」で演劇界の芥川賞と呼ばれる「岸田國士戯曲賞」を受賞しました。

独創的な作品を生み出しながら、役者や演出家としても実績を積み、2020年7月に放送されたドラマ「半沢直樹」に曽根崎雄也役で出演した際には印象深い演技で大きな話題に。テレビ出演の機会も増えており、今後も目が離せません。

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佃典彦は「半沢直樹」の土下座姿でブレイク!

佃典彦の印象的な後ずさり土下座はネット上でも話題に!

佃典彦は、俳優として舞台だけでなくドラマにも出演しています。中でも注目度が急上昇した作品が、2020年7月期のドラマ「半沢直樹」でしょう。

視聴率32.7%を記録した国民的ドラマで佃典彦が演じた曽根崎雄也は、東京中央銀行 審査部次長という肩書きの人物。審査部が担当していた帝国航空の再建を、主人公・半沢直樹に横取りされたと逆恨みし、ことあるごとに行動を妨害する役どころです。

2020年8月23日に放送された第6話では、それまでの悪事を半沢直樹に明かされ、曽根崎雄也は頭取に土下座をする羽目に。この時、佃典彦は一般的な土下座ではなく、土下座したまま後ずさりするというインパクトの大きい演技を披露しました。

放送後、後ずさり土下座はネット上でも大きな話題に。「顔芸も素晴らしかったし、あの役者は誰?!」など、佃典彦に興味を持つ視聴者も続出しました。

共演者の香川照之も第6話放送後にツイッターで「曽根崎役、名古屋で劇団を主宰する佃典彦さんは、一日中あの長いシーンを何度も繰り返し撮影したのに、ただのひと言もセリフを間違えませんでした」と佃典彦の芝居を絶賛しています。

佃典彦は「半沢直樹」に出演したことで俳優としての実力も評価され、2020年11月には大手芸能事務所、ジャパン・ミュージックエンターテインメントへの所属が決定。出演依頼が殺到しているとのことで、今後の俳優業にも注目が集まりそうです。

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佃典彦が「おかえりモネ」で30年ぶりの朝ドラ出演!「DCU」で日曜劇場に凱旋!

佃典彦が「おかえりモネ」第3部に出演!難しかったこととは?

2021年5月から放送されたNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」に、佃典彦が出演しました。朝ドラに出演するのは、1991年4月より放送された「君の名は」以来で、なんと30年ぶりです。

9月27日から放送された第3部「気仙沼編」で、気仙沼市役所の課長と一緒にコミュニティFM「はまらいん気仙沼」の前身の災害FMを立ち上げた小山繁樹という役を演じていました。

佃典彦は「おかえりモネ」に出演することが発表された際に、朝ドラ出演の喜びを綴った上で「地元言葉の難しさを痛感しております」とコメント。名古屋弁が染み付いているそうで「半沢直樹」の撮影でも、イントネーションの矯正に注力したエピソードを明かしていたことがあります。

細部まで気を配った演技で、「おかえりモネ」でも視聴者に違和感を抱かせることなく気仙沼の一員として馴染んでおり、実力を見せつけることになりました。

佃典彦が「半沢直樹」と同じ枠・日曜劇場の「DCU」に出演!今度は味方キャラ!

役者としての快進撃が続く佃典彦は、2022年1月期のドラマ「DCU」のメインキャストに抜擢されました。「DCU」は「Deep Crime Unit」の略で、水中での捜査に特化した架空の新組織。阿部寛が主役のDCU隊長・新名正義を演じます。

佃典彦が演じる警備救難部部長・佐久間雄二は、新名正義を育てた上司であり、組織設立のキーパーソン。「半沢直樹」と同じ日曜劇場枠のドラマとなっていますが、今度は主人公を支える味方として、佃典彦の新たな表情がみられそうです。

ストーリーについて、劇作家でもある佃典彦が「どうなっていくのか僕自身もすごく興味があります」とコメント。ワクワクしながら撮影に臨んでいるといい、先が気になって見逃せない脚本になっているようです。

また、「DCU」はハリウッド作品を手掛ける海外プロダクションとの共同制作で、国外への配給も見据えているとのこと。スケールの大きなドラマへの出演で、佃典彦の名前がますます広く知れ渡ることになるのではないでしょうか。

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