ぴろきの経歴が知りたい!ウクレレ漫談家の素顔とは?
ぴろきの経歴を詳しく紹介!35歳でパパに!
ぴろきが、ウクレレ漫談家(2016年11月まではギタレレを使用)として現在の芸を確立するまでには、長い道のりがありました。芸人を目指すために東京の大学に進学したぴろきは、大学より寄席にばかり通い、22歳で東八郎の「笑塾」に入門。NHK教育番組レギュラーや浅草ロック座専属コメディアンを経て、25歳で、漫才コンビ「カッポラポッケ」を結成し、ボケ担当の漫才師になりました。
30歳の頃に結婚するも、ほどなくして相方が失踪し、ピン芸人の道へ。風船を用いたバルーン漫談に活路を見出そうと模索するもうまくいかず、35歳で長女が誕生した頃の主な仕事は、娘の保育園の送迎だったそうです。ギタレレ漫談に路線を変更した当初もまったく受けませんでしたが、新宿末廣亭などの寄席で年間500本もの出番を何年もこなし続けていくうちに、現在の漫談スタイルを確立。44歳からは「笑点」に定期的に呼ばれるようになり、2010年には、NHKでレギュラー番組も獲得しました。
ぴろきのプロフィール!上京理由は最短距離で売れるため!?
まるで大ベテランのような風格を漂わせているぴろきですが、年齢は意外にも若く、同学年にはダウンタウンや唐沢寿明らがいます。身長は153cmと小柄なぴろきの本名は、佐藤浩樹で、1964年1月1日(実際は1963年12月30日)生まれ。52歳の時から禁酒・禁煙をしているそうです。
出身地は岡山県浅口郡里庄町ですが、「吉本興業へ行ったら大阪で一回売れてからでないと上京できない」と踏んで、大学進学を理由に上京したと明かしています。特徴的な髪型に、丸メガネや蝶ネクタイといった個性的な衣装が印象的なぴろきは、ほぼこの姿のまま電車などで移動をするために大変目立ち、目撃情報が後を絶ちません。
ぴろきの娘は似ていない!?笑点の出演予定や独演会のスケジュールは?
ぴろきの娘は似ていなかった!?家族ネタも面白い!
ぴろきのネタは、まず、覇気のない顔に笑っていない目で、「タクシーを止めようと手を挙げたら知らない人にハイタッチされた」「映画館でうるさくせんべいを食べるおばさんがいた」などの「ちょっと残念なエピソード」を披露します。その後に、ウクレレのB♭ C7 Fのコードに合わせて「明るっく 陽気ーに 行っきまっしょお♪」と雑に歌い、観客に対して手拍子を求めるのがお決まりです。とりわけ、ぴろきの妻や娘ネタは人気が高く、その代表に、「自分にそっくりでとっても可愛い娘がいる」というようなネタがあります。
その娘も2017年で18歳。6月30日に放送されたフジテレビ系「下がり上がり」に出演した際には、ぴろきの隣で同じ丸メガネをかけて仲良く微笑むぴろきの娘の写真が公開されました。しかしその姿は、真面目で賢そうな、黒髪の可愛いお嬢さんでした。あまり父親には似ていない印象でしたが……娘が可愛くて仕方がないというぴろきには、自分にそっくりに見えるのかもしれません。
ぴろきの「笑点」の出演予定や独演会のスケジュールが知りたい!
ぴろきは、年に1~2回のペースで「笑点」への出演を果たしています。2017年は6月4日に放送済みのため、次回の出演は、年末か2018年でしょう。ぴろきの寄席などへの出演予定は、「落語芸術協会」のホームページで確認できる他、浅草東洋館のホームページにも詳細な出演情報が掲載されています。
独演会の情報は、ぴろきの公式ホームページやツイッターなどでアナウンスされています。2時間のステージで、100ネタ以上が披露されるそうです!独演会ではぴろきのオリジナルグッズも人気で、キャラクターストラップやCDの販売もあります。
ぴろきの才能に松本人志が嫉妬!ナイツの給料をピンハネした過去が!?
松本人志がMCを務めるフジテレビ系の番組「下がり上がり」に、同い年の苦労芸人として出演したぴろき。しかし実は、この共演からさかのぼること3年ほど前に、松本人志は、プライベートで訪れた新宿末廣亭で、ぴろきの漫談を観る機会があったと言います。
その際のぴろきは、芸人・松本人志が席に座っていることが悔しくなるほどの爆笑を集めていたそうで、「ぴろきの世界はすごかった」と絶賛していました。「面白い」という人と、「何が面白いのか全く分からない」という人と、大きく意見の分かれるぴろきの漫談。
しかし、母が大ファンだというタレントの吉木りさが、インスタグラムにぴろきとの2ショットを掲載するなど、年齢性別問わずファンは多いようです。「笑点」の他には、ぴろきが所属する「漫才協会」の理事を務めるナイツ塙の紹介でテレビに出ることも多く、「怒り新党」では、「新3大 浅草の爆笑王」として登場しました。
また、ナイツ塙が深夜バラエティ番組「浜ちゃんが!」に出演した際、浜田雅功を浅草案内した企画では、「クセの強すぎる漫才協会の師匠」としてぴろきをフリップで紹介。「若い頃、埼玉での祭りの営業を3万円でぴろき師匠にもらったが、実際の報酬は20万円だったらしい」と、17万円もピンハネしていたことを暴露して話題にもなりました。
今でもネタ番組のオーディションを受け続けているというぴろきが、大ブレイクする日は来るのでしょうか。このままの知る人ぞ知る漫談家という肩書もかっこよいと思いますが……。売れたとしても、お得意の「ひっひっひっ」という怪しい笑いの似合う、心から明るく陽気になってしまわない程度のブレイクをお願いしたいものです。