五月千和加タトゥーに賛否両論!Mattとソウルメイト?

五月千和加タトゥーに賛否両論!Mattとソウルメイト?

五月千和加が腕や背中に施したタトゥーを公開!真っ赤な髪にした理由とは?

まだ20代の若さにして日本舞踊・五月流の三代目家元である五月千和加(さつきせんわか)。注目すべきは、彼女が日本舞踊という日本の古典的伝統芸能の継承者でありながら、真っ赤な髪にキラキラの化粧を施した「ギャル家元」として、世間をあっと言わせたことです。

舞台に上がる時も基本は赤い髪のままですが、黒髪のかつらで登場することもあり、そのギャップにもファンは心奪われると言います。さらに驚くことに、自身のインスタグラムでは、腕や背中に施した凄まじい数のタトゥーも公開。「この人が日本の伝統芸能の継承者?」と、ネット上では賛否両論の意見が飛び交っています。ちなみに五月千和加が赤い髪にしている理由は、「ディズニーの人魚姫アリエルのファンだから」とのことです。

五月千和加とMattがソウルメイト?

日本舞踊・五月流の後継者である五月千和加には、どうやら芸能界に「ソウルメイト」が存在するようです。ソウルメイトとは、soul(魂)とmate(伴侶)を組み合わせた英語の造語。つまり、魂の伴侶を意味します。そのソウルメイトとは、元プロ野球選手・桑田真澄の息子で、モデルやタレントとしても活躍中のMattです。

自身のツイッターでは、「2018年1月24日の新年会で王子様(Matt)からシャネルの香水とUGGのスリッパをもらった!」と2人のカップル写真を公開している五月千和加。ソウルメイトには共通の価値観や親和性があると言いますが、五月千和加とMattとの間には、一体どのようなシンパシーがあるのでしょうか。

五月千和加の日本舞踊の実力は?母の五月千介もギャルに?!

五月千和加の日本舞踊の実力とは?五月流三代目家元を襲名

五月千和加は、東京都出身で1992年生まれ。9歳の時に、東京歌舞伎座において五月流三代目を襲名しました。2010年、18歳の時には五月千和加を継承し、2013年には五月流三代目家元を襲名。真っ赤な髪にド派手なキラキラメイク、腕や背中に施した数々のタトゥーから「ギャル家元」との揶揄もありますが、三代目家元としての実力はいかほどなのでしょうか?

五月流三代目の襲名披露では、わずか9歳にして、長唄「京鹿子娘道成寺」をフルで演じ切ったというから、幼少期からの鍛錬がいかに高いレベルだったことが分かります。五月流三代目家元を襲名した後も、舞踊や鼓、三味線や唄などで各界の重鎮に師事し、芸の稽古に努めてきました。

日本舞踊向上のために、英会話やピアノ、ボイストレーニングに取り組んでいるのは、いかにも日本舞踊界の異端児と言われる五月千和加らしい発想と言えるでしょう。「自分のなりたいスタイル」を何より大切にしている五月千和加は、舞台で、ギャルっぽく装飾された小道具を使ったり、ミュージカルとコラボしたりするなど、古き伝統をあえて壊すことに挑戦しています。

そこにあるのは、新しい日本舞踊の可能性を開拓しようとする努力と強い信念です。現在は300人以上もの門弟を率いて指導を行っているほか、ファッション界や美容界からも注目されていることからは、カリスマ性を伴った実力者であることが分かります。

五月千和加の母・五月千介もギャルメイク!

五月千和加の母である五月千介(さつきせんかい)は、現在、五月流宗家・家元として活動しています。具体的には、五月流の運営や門弟の指導、振り付けに携わっており、五月流公式サイトのプロフィール写真を見ると、なんとも古式ゆかしい日本美人です。

しかし、テレビ番組中で披露したのは、娘に負け劣らぬ「ギャルメイク」でした。五月千介のド派手なメイクや薄紫色に染めた奇抜なロングヘアは、明らかに五月千和加からの影響と言えそうです。とはいえ、そこには、娘・五月千和加への敬愛の念があると言います。自分の個性を信じ、古典舞踊の可能性を追求する娘を高く評価している母・五月千介と五月千和加の間には、親子を超えた舞踊家としての強い絆があるのでしょう。

五月千和加は「先駆者として伝統をあえて壊す信念」で日本舞踊の進化に挑戦!

五月千和加が、2018年5月12日に放映されたBSフジの「アートの余韻~ディスラプターが語るキュリオス~」にて、俳優・石坂浩二と対談しました。「サーカス」という既存の存在を壊してアートと融合させ、独特な世界観でビジネス的にも大成功を治めた「シルク・ドゥ・ソレイユ」の創立30周年を記念して創られた日本公演最新作「キュリオス」。

1992年の日本初公演から25年以上経った今もなお、人々を魅了し続けるエンターテイメントの醍醐味について、石坂浩二は「芸術の素晴らしいところを勉強し、上手く取り入れて昇華していることだ」と語りました。それを受けた五月千和加は、「私は古典的伝統を継承しながらも、赤い髪で従来の日本舞踊に対する新しいインスピレーションを与えたいと思っている」と応じています。

伝統芸としてやや閉鎖的なイメージのある古典舞踊ですが、意外にも、芸の上ではそれほどの縛りはないそうです。しかし、赤い髪にキラキラメイクの「ギャル家元」のスタイルを認めてもらうにはやはり相当な苦労があり、いまだに様々な方面から苦情があるとか。

それでも、「先駆者としては伝統をあえて壊す信念が必要」と熱弁した五月千和加。多くの辛苦を乗り越えることができた大きな理由として、父が「出る杭ではなく打たれなくなるまで出てしまえ。ただし、芸道だけはそれてはいけない」と叱咤激励してくれたことをあげています。確立した伝統を壊すことは、並大抵なことではありませんが、五月千和加の「新しいことを取り入れて、古き伝統を継承する」日本舞踊を進化させるための挑戦は、これからもエンドレスに続いていくことでしょう。

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