スガシカオの独立理由と旧所属事務所との関係は修復した?

スガシカオの独立理由と旧所属事務所との関係は修復した?

スガシカオの独立理由は?旧所属事務所との関係は修復した?

シンガーソングライターのスガシカオは、2011年にそれまで所属していた事務所、オフィスオーガスタから独立し、インディーズに活動の拠点を移しました。メジャーに戻るつもりもないと覚悟を決めての再出発。現在も、スガシカオは自分でマネージメントをしています。

スガシカオが独立した理由は、ずばり、メジャーのやり方が嫌気がさしたからだそう。「自分が心血注いで作った曲って、生々しい形で人に伝わってほしいのに、メジャーだと、その生々しさがなくなってしまう」と感じていたのだといいます。

歌詞のメッセージ性をもっと生々しく響かせたいと願っていたスガシカオは、そのためには、リスナーが近い場所にいるインディーズでなければ、考えるようになりました。また、CDの売り上げが伸びず、データの音楽配信へ移行していく音楽業界そのものへの不安。売り上げが伸びないことでライブが増えて疲れてしまったこともまた、スガシカオが独立を決めた理由になったといいます。

スガシカオの独立に際しては、旧所属事務所オフィスオーガスタの代表もメッセージを発表。その中で、1年もの時間をかけて話し合い、最後は納得できたと語っています。「素晴らしい作品を発表する」、その共通の目的に向かって道は違えど、切磋琢磨しあう……スガシカオと旧所属事務所との現在の関係は、そのようなものなのかもしれません。

スガシカオがひどいめまいを訴え病院受診していた?

スガシカオが、ひどいめまいに襲われて、病院を受診していたそうです。現在、ニューアルバムのレコーディングやライブなどで、かなり多忙な毎日を送っている様子のスガシカオ。22日のブログでは、体調不良の様子がつづられ、「なんか今日はずっとめまいがする。。。」と、その時すでにめまいを訴えていました。

26日には「あまりに目眩がひどいので、病院行ってきましたー。ご心配おかけしました」と、病院で点滴を受けたことを写真付きで報告しています。

さかのぼること、2012年10月には、スガシカオは、右耳に突発性難聴を発症しています。その時の様子もまたブログにつづられていて、それによると、スガシカオの難聴は、ストレス性。その前後にも、聴力が回復したり、悪くなったりを繰り返していたといいます。

その翌年2013年の9月には、左耳の聴力が落ちていることもツイート。
今回も忙しくしていたことがストレスになってしまったのでしょうか。

スガシカオが「progress」の歌詞に込めた思い!村上春樹に認められたワケ

スガシカオが「progress」の歌詞に込めた思いとは!

スガシカオは、NHKのドキュメンタリー番組のテーマ曲として「progress」という楽曲を制作しました。
番組プロデューサーから番組の趣旨を聞いたスガシカオは、「progress」の歌詞を「これはなんかライト感覚では書けないなって思った」と話します。

そして、スガシカオは「progress」の歌詞にこんな思いを込めました。「思春期の若者が、他人と比べて悩んだり夢に挫折したりして葛藤しながらも、 未来に向かって自分なりに前に進んで行こう、そうして大人になっていこう」。

歌詞に込めた思いが見事に通じて、その後、スガシカオの「progress」は、中学校の国語の教科書に歌詞が掲載されることになりました。中学生に贈る応援ソングにぴったりの歌詞ですよね。「progress」の「あと一歩だけ、前に 進もう」という歌詞に込めた思いは、きっと誰かのためになっていることでしょう。

スガシカオの代表曲といえる「progress」。しかし実は、制作時間が取れず、時間の流れが止まるかと思うほど慌ただしい中で作り上げた作品だったそうです。「なんであんな歌詞になったのかよく覚えてない」とスガシカオは当時のことを振り返ってもいます。

スガシカオが村上春樹に認められたワケとは?!

スガシカオが、村上春樹の著書「意味がなければスイングはない」に登場しているのをご存じでしょうか。
村上春樹は著書の中で、スガシカオが書くメロディーラインや歌詞を、べた褒めしています。雑誌のインタビューなどでも、たびたびスガシカオのことを口にしているといいますから、その惚れ込みようはなかなかのものですよね。

スガシカオがCDを出すたび、村上春樹は必ずCDを買って車の中で聞いているのだそうです。中でも、「月とナイフ」と「黄金の月」が、特に村上春樹のお気に入りなのだとか。

スガシカオと村上春樹が知り合ったきっかけは、スガシカオが自身のデビュー作である「Clover」を、村上春樹に勝手に送りつけたことから始まります。どうやらこれは、スガシカオが村上春樹の大ファンだったからのようです。

そのCDを、村上春樹は何度も聞き直すくらい気に入って、すごく印象に残り、それ以来、お互いのことをファンとして応援し合う仲になりました。村上春樹が「アフターダーク」で、スガシカオの「バクダンジュース」という曲を使用したときには、スガシカオは、あまりにもうれしくて、もう音楽を止めてもいいとすら思ったと語っています。

スガシカオのメジャー復帰の真意と今後の活躍に注目です!

スガシカオは「誰かの心に言葉を残したい」と、最初は、高校教師になることを夢みていました。そして今、シンガーソングライターとして歌詞や歌にその思いを込めて歌っています。『どういう風に生きていくかってことが本当の夢の正体だと思って。シンガーソングライターも誰かの言葉を伝えるっていう意味では教師と同じ。職業ではなく、そこを達成させるために、自分の人生がある』と話しています。

ずっと夢を持ち続けて、理想を実現させるために安定した地位を捨てて独立したスガシカオ。入れ替わりが激しい芸能の世界で、事務所からの独立や、メジャー復帰をしながら活動を続けるのは易しいことではありません。その中で、今もなお、シンガーソングライターとして活躍していることはとてもすごいです。

代表作「progress」の発表から10年経ち、今年、スガシカオは新たな楽曲を制作しました。それが「夢のゴール」。「共生」こそが今の時代への大きなメッセージだと思ったスガシカオは、「誰かのための自分になること」という「共生」のメッセージを「夢のゴール」に込めているそうです。その思い、今度は誰のもとに届くのでしょうか。

が村上春樹のファンと知ると、歌詞にもその感じが出ているように思えます。スガシカオの歌詞は、受け取る人によって何通りにも解釈できるような表現の仕方をしていて、詩的でもあります。聞く側のその時の気分や気持ちによって、受け取り方がいろいろできるという作風、好きな人はハマりますよね。

今も変わらず思いのこもった楽曲を発表し続けるスガシカオですが、気になるのは、あまり体調が良くなさそうなことです。新曲「夢のゴール」を発表したばかりのスガシカオは、さらに6年ぶりのニューアルバムも製作中。12月にはライブツアーも控えています。

そのため、忙しすぎて少し疲れがきているのかもしれません。難聴もたびたび再発している様子なのが少し心配ですが、楽しみにしているファンのためにも、体調にも気を配りつつ、これからも歌声を届け続けて欲しいです。

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