立花孝志がテレビ離れ世代に向けたYouTube発信で高まる存在感

立花孝志がテレビ朝日とバトル!


立花孝志のプロフィール
◆生年月日:1967年8月15日
◆出身:大阪府
◆身長:179cm
◆血液型:A型
◆所属事務所:NHK党 党首

立花孝志がテレビの生放送から強制退場

NHK党の党首・立花孝志(たちばなたかし)が、テレビ朝日で放送した党首討論を途中退席させられた対応について東京地裁に訴訟を起こし、対立の姿勢を強めています。

立花孝志は同番組で行われた各党の党首討論にリモートで出演。司会の大越健介に安全保障に対する考えを問われると、「テレビは核兵器に勝る武器です。テレビは国民を洗脳する装置です。テレビは国民が知るべき真実を隠しています」と質問とは無関係な持論を展開し始め、慌てた大越健介が発言を遮るように割って入る事態に。

しかし、立花孝志は聞く耳を持たず発言を続けたため途中で画面が切り替えられ、前代未聞の強制退場となりました。

立花孝志がテレビ朝日を提訴

立花孝志は放送翌日の17日、ツイッターで「【裁判】テレビ朝日を提訴する事になりました。昨夜の報道ステーションのNHK党の発言を制止した件で」「【裁判】テレビ朝日と一緒に大越健介先輩も訴える事にしました」とツイート。同月20日、表現の自由などを侵害されたとして、テレビ朝日に慰謝料10万円を求める訴訟を起こしました。

これに対し、定例会見で記者の質問を受けたテレビ朝日の篠塚浩社長は「当該放送に問題はないと考えている」とコメント。完全対立の様相を呈し、裁判の行方が注目されます。

立花孝志がテレビの政見放送で大暴露!

立花孝志とガーシーがタッグを組んで政界に

2022年7月10日に投開票が行われた参院選で、立花孝志は暴露系YouTuberのガーシーこと東谷義和を擁立しました。

「本気で日本の芸能界、変えたいと思っている」として、国がエンタメ産業を支援することで「日本の芸能事務所も悪いことをしなくなると思う」と語るガーシーが当選する可能性について、YouTubeで「20万票あれば間違いなく当選。10万でもたぶん当選すると思う」と自信を覗かせていた立花孝志。

ドバイからYouTubeを使って選挙活動を展開したガーシーの獲得した得票数は、2億8771万4000票あまりと立花孝志の予想を大きく上回り、初当選を果たしました。

立花孝志がテレビジャック!トンデモ政見放送の内容とは?

立花孝志とガーシーは47都道府県での政見放送を利用した暴露という前代未聞の選挙活動を展開。当選すれば政見放送で暴露した人物の実名を明かすと公約し、世間の話題をさらいました。

政見放送は公職選挙法に基づき、原則として立候補者の主義・主張や公約などの訴えをテレビ局側が編集できない決まりとなっています。立花孝志はこの盲点をうまく突き、有権者に強烈な印象を与えてガーシーを政界に送り込むことに成功したといえるでしょう。

しかし、一人でも多くの国民に演説を聞いてもらうための政見放送で芸能人の暴露話をするのが適切なのかと問題視する声も。今後の選挙で行われる政見放送に新たな規制が加わる可能性も考えられます。

立花孝志がYouTubeで発信を続けるワケ!ターゲットはテレビを観ないネット世代

立花孝志のYouTube収入がマツコ騒動で爆上がり!

YouTubeを使った選挙活動にも力を入れる立花孝志。「立花孝志のターシーch【NHKの裏側】」として運営する立花孝志のYouTubeチャンネルの注目度は、マツコ・デラックスとのバトルで一気にアップしました。

2019年7月29日、マツコ・デラックスはコメンテーターを務めるTOKYO MXの情報番組「5時に夢中!」で、当時の「NHKから国民を守る党」について「これから何をしてくれるか判断しないと、今のままじゃね、ただ気持ち悪い人たちだから」とコメント。「ふざけて入れている人も相当数いるんだろう」と同党への投票は純粋な支持ではなく、興味本位も含まれるのではと自身の考えを述べました。

このコメントに立花孝志は激怒。同局のスタジオ前からマツコ・デラックスに抗議する様子をYouTubeで生配信。収録を終えたマツコが出てくるのを待ち構え、警察も出動する騒ぎに。この場での立花孝志とマツコ・デラックスとの直接対決はなかったものの、周辺に緊張が走りました。

この動画がきっかけとなり、立花孝志のYouTubeチャンネルはアクセス数が3倍にアップ。同年8月のYouTube収入は1200万円以上になったと明かしています。

YouTubeを多くの人に自身の発信するメッセージを伝えられる大事なコンテンツだと考える立花孝志。テレビ離れした人たちから票を獲得する戦略として、今後もネットを介した発信をフル活用していくことでしょう。

「NHKをぶっ壊す」と訴え続ける立花孝志が今後社会全体にどのような影響を与えていくのか、その政治手腕に注目していきたいところです。

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