2022年6月20日 更新
高橋克実の「グッディ!」への足がかりは「トリビアの泉」から始まった!2度目の結婚で2人の子どもの父親に
高橋克実の「グッディ!」への足がかりは「トリビアの泉」から始まった!松田優作に憧れて俳優の道へ!
俳優の高橋克実は、情報番組「グッディ!」でメインキャスターを務めるなど、タレントとしても大活躍中です。
高橋克実は、1961年4月1日、新潟県三条市で日用雑貨店を経営していた両親の下に生まれました。身長は175cmと決して低くはありませんが、あまり大きく感じられないのは高橋克実のキャラゆえでしょうか。自虐的にネタにする頭髪の薄さが特徴的で、現在はほぼ丸坊主にしています。
そんな高橋克実は、高校卒業後に浪人生として上京し、2浪の末に大学へ入学するも中退。その後、松田優作に憧れて俳優を目指しますが、なかなか芽が出ず、アルバイトで生計を立てる長い下積み生活が続きました。しかしようやく、江角マキコ主演の「ショムニ」シリーズで脚光を浴びるようになり、以降はコメディドラマで存在感を発揮しています。かつて司会を務めていた「トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~」という人気バラエティ番組が大人気となったことから、俳優としてだけでなく、司会者などとしてマルチな活躍をしています。
高橋克実は2度目の結婚で2人の子どもの父親に!妻は元女優?
高橋克実は、結婚しており、妻と2人の子供がいますが、実は、2度の結婚を経験しています。最初の妻は、女優の兎本有紀(うもとゆき)でした。1995年に結婚しましたが、4年後に離婚。子供はいなかったようです。
その後、2011年に再婚している高橋克実。当時は、妻は「14歳年下の一般女性」とされていましたが、結婚から数年後に出演したテレビ番組の中で、出会いのきっかけは、テレビドラマ「33分探偵」での共演だったとコメント。妻の名前こそ公表していませんが、現在の妻は、元女優だと考えて間違いないでしょう。
2012年には子供も生まれ、高橋克実は、51歳にして初めて父親に。子供が誕生した際には、「ちなみに髪の毛も生えています」と、自身の薄い頭髪をネタにしながら、子供が生まれた喜びを表現しました。2015年には第2子となる女の子が誕生したので、現在は、2児の父親となっています。
高橋克実の「トリビアの泉」を憶えていますか!?番組内でギネス世界記録を出していた!
高橋克実の「トリビアの泉」を憶えていますか?八嶋智人との掛け合いが秀逸だった
かつて司会を務めていた「トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~」という人気バラエティ番組が大人気となったことから、俳優としてだけでなく、司会者などとしてマルチな活躍も光ります!
「トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~」の内容は、サブタイトルが示す通り、視聴者から寄せられる「生きていく上で何の役にも立たない無駄な知識、しかし、つい人におしえたくなってしまうようなトリビア」を紹介するというもの。高橋克実と、同じく俳優の八嶋智人が司会を務め、タモリなどがパネラーとして出演していました。
番組は、トリビアの面白さはもちろんのこと、高橋克実のシュールな言動や、八嶋智人とのユーモアのある絡みでお茶の間を楽しませ、フジテレビの高視聴率番組に。番組最後に高橋克実が述べる「明日使えるものばかりでしたね」というとぼけたフレーズも印象的でした。
高橋克実が「トリビアの泉」番組内でギネス世界記録を出していた!
高橋克実が司会を務めていた「トリビアの泉」の2010年2月に放映されたスペシャル番組でのことです。高橋克実は、ある世界記録を樹立してギネス世界記録に登録されたことで話題になりました。番組では、NHK Eテレ「ピタゴラスイッチ」でおなじみのピタゴラ装置、世界的にはルーブ・ゴールドバーグ・マシンという名を持つからくり装置に関する新記録に挑戦。
海外から専門家を呼び、1つのマシンに230個のからくりを仕掛けて、見事ギネス記録を達成しました。記録は、番組の演出により、作業にはノータッチで、その場を偶然通りかかった風の高橋克実が認定証を受け取り、実際に彼の名前で登録されたと言います。残念ながら、2012年に記録更新されてしまいましたが、高橋克実は、ギネス世界記録は意外と簡単に樹立できるというトリビアを身をもって示してくれました。
高橋克実が「グッディ!」卒業か?「実は僕もこの9月で……」
高橋克実は、現在フジテレビで放送されている情報番組「グッディ!」でメインキャスターを務めています。2017年8月10日の放送では、女優の菊川玲が、同局の朝の情報番組「とくダネ!」の司会を降板するニュースを取り上げました。その際、「グッディ!」で高橋克実とともに司会を務める安藤優子が、「MC同士いろいろありますよね」とコメントすると、「実は僕もこの9月で……」と切り出した高橋克実。スタジオが騒然としたところで、「僕は留年です」と続け、笑いを誘いました。
俳優、司会など、マルチタレントとして活躍している高橋克実。現在の立ち位置を確立したのは、やはり10年間続いた「トリビアの泉」と言えるでしょう。すでに俳優として活躍していながら、芸人のように笑いを取り、番組を進行するという軽妙なキャラクターは、他に替えの利かない存在です。林修や池上彰らによる教養番組が人気を集めている昨今。「グッディ!」の司会続投はもちろん、誰からも親しまれるその明るいキャラで、「トリビアの泉」のようなウィットに富んだバラエティ番組で司会する姿も期待したいところです。
俳優としては、売れ始めたころは、コメディ路線の出演作品が多く、とぼけたサラリーマンといった役どころが多い印象でしたが、近年は、悪徳刑事や熱い教師役など、役者としての実力もいかんなく発揮しています。本人が自分の本職をどのようにとらえているのかも興味がありますが、あまりフィールドを分け隔てることなく高橋克実らしくあり続けることが一番なのでしょう。