高橋努の「クローズZERO」牧瀬隆史役がインパクト大!ドラマ「代償」では冷酷なサイコパス

高橋努の「クローズZERO」牧瀬隆史役がインパクト大!ドラマ「代償」では冷酷なサイコパス

高橋努の「クローズZERO」牧瀬隆史役がインパクト大!牧瀬の歯は特注品!

高橋努は、テレビドラマから舞台、映画で幅広く活躍している俳優です。身長182㎝で、足は27.5㎝という大柄な体格と、一見強面なビジュアルを活かして、刑事やヤクザ、犯人役から体育会系の兄貴分まで、さまざまな役を演じています。

高橋努が俳優として脚光を浴びたのは、2007年に公開された映画「クローズZERO。三池崇史監督作品の「クローズZERO」は、小栗旬主演で、高岡蒼佑や山田孝之、上地雄輔、桐谷健太など豪華な面々が出演。若い男性を中心に爆発的な人気となりました。

高橋努が演じたのは、不良グループG.P.SでNo.3の牧瀬隆史。大柄で、顔に十文字の切り傷があり、乱杭歯のような口元がインパクト大な役柄です。映画が公開された当時は、あまりに強烈な牧瀬の歯に「本物?じゃないよね?」とザワついたとか。その後、高橋努が「牧瀬の歯です」と写真入りで紹介したことから、特注品であったことが判明しました。

実は、撮影に入る前に、三池崇史監督から「歯を変えさせて欲しい」と話があった高橋努は、自分の歯を抜くことを覚悟したと言います。しかし実際は、1時間以上かけて歯形を取り、インパクトのある付け歯を作ることになりました。ストックはもう1個あるそうですが、作るのにはかなりのお金が掛かったと言います。特注品の付け歯のおかげもあって、高橋努が演じた牧瀬隆史は、絶大なインパクトと存在感を発揮しました。

高橋努が冷酷なサイコパスを熱演!Huluドラマ「代償」で小栗旬を追い詰める

高橋努は、Huluで放送された特別ドラマ「代償」では冷酷なサイコパスを熱演し、話題になりました。R-15指定のドラマ「代償」は、高橋努演じるサイコパス教唆犯・安藤達也が、小栗旬演じる弁護士・奥村圭介の精神をギリギリまで追い詰め、不幸のどん底に突き落とすという、震撼のクライムサスペンスです。

知的で冷酷なサイコパスを演じるに当たって、サイコパスの実例が載っている書籍を役作りの参考にしたとインタビューで明かした高橋努。実例を多く読むことで、型にはまらないことがサイコパスの本質であること、また「サイコパス=特殊」ではなく、ごく身近にいて普通に見える人だという恐さを意識して演じたと言います。「普通であればあるほど、恐さや不気味さが際立つ」という高橋努の熱演ぶりはお見事。必見です。

高橋努の特技はサッカー!新垣結衣とは特別な仲?

高橋努の特技はサッカー!下積みバイト生活に蜷川幸雄から言われたこととは

高橋努は、1978年8月23日生まれで、東京都出身です。サッカーの名門・国士舘大学のサッカー部に所属していたため、プロフィールでもサッカーやフットサルが特技だと公表しています。国士舘大学は、1996年と1998年、1999年にインターハイ(全日本大学サッカー選手権大会)で優勝しています。

高橋努は1996~2000年に在籍していましたから、何度もチーム優勝を経験しているはずです。レギュラーかは不明ですが、大学最強チームでプレーしていたのですから、相当な実力の持ち主であることがうかがえます。また、体育教員免許を持ち、殺陣も得意という高橋努の運動神経は抜群です。

高橋努は、俳優としての下積み時代が長く、バイトに明け暮れる日々を過ごしていました。「アフロドッグ」というお笑いコンビのメンバーとして芸人をしていたことも。小劇場で鳴かず飛ばずの舞台俳優だった高橋努の転機となったのは、巨匠・蜷川幸雄のひと言でした。「お前はバイトばっかりやっているからフリーターみたいな顔してるんだよ」と言われた高橋努は、すっぱりバイトを辞めて退路を断ち、俳優業に専念する腹を決めたと語っています。

高橋努が新垣結衣と仲良し!「ゆいぴょん」とアダナで呼ぶ特別な仲!?

高橋努は、2015年に公開された映画「S-最後の警官-奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」の公開直前イベントで共演した新垣結衣と、「親密な仲なのでは?」と話題となったことがあります。それは、高橋努が新垣結衣のことを「ゆいぴょん」とあだ名で呼んでいることを記者に聞かれ、照れながらも認めたためです。

これにより、2人は特別な仲なのではないかと噂されるようになりました。「ゆいぴょん」から「ぴょんぴょん」にあだ名が変化しているというエピソードも話したほどですから、高橋努と新垣結衣が仲が良いことは確かでしょう。

とはいえ、このあだ名は、2013年に2人が共演したドラマ「空飛ぶ広報室」に由来しているとか。ドラマ「空飛ぶ広報室」で新垣結衣が演じた稲葉リカのアダナが「稲ぴょん」「リカぴょん」だったことから、共演で仲良くなった高橋努が「ゆいぴょん」と呼ぶようになったそうです。残念ながら、熱愛とはいかなかったようですが、どちらも独身ですから、可能性はゼロではないかも知れません!?

高橋努がNHK大河ドラマ「西郷どん」島編で“富堅どん”を熱演!島唄から三味線まで習い事のオンパレード

高橋努は、鈴木亮平主演で話題のNHK大河ドラマ「西郷どん」での熱演で、注目度がますます上昇しています。大島(現在の奄美大島)に送られた西郷吉之助(鈴木亮平)と夫婦となった島の娘・愛加那(二階堂ふみ)の兄・富堅役として出演していた高橋努。喜怒哀楽が激しく、無骨ではあるものの、妹思いの富堅を見事に演じて、しっかりと存在感を示しました。

大河ドラマ「西郷どん」で富堅役を演じるに当たって、役に込めた思いや撮影の裏話などを語ったインタビューからも、高橋努の演技に対する熱い思いや人柄が伝わってきます。富堅についての文献はほとんど残っていなかったため、役作りについて、試行錯誤でつくりあげたそうです。

髪の毛は4~5カ月伸ばし、薩摩からの厳しい砂糖の取り立てに耐え、日々食べるのにも困っている“しまんちゅ”に見えるよう、体を大きくしない筋トレをするなど、ビジュアルにもこだわりました。また、「島唄から三味線まで、習い事のオンパレードでした」と語っているように、とにかく初体験で学ぶことも多かったと言います。島唄や三味線は、「見て、感じて、感覚で覚える」という大変難しいものですが、苦労があった分、達成感もあったようです。

ドラマでは、愛加那が産んだ子供を見に行く場面で吉之助より先に泣いてしまったり、吉之助が薩摩に帰る場面で段取りから本番まで泣き通しだったりと、主役より感極まってしまったとか。「これは『西郷どん』で“富堅どん”じゃないんだから」と反省し、なんとか涙をセーブしたという裏話も。

強面だけど、気持ちは優しく、熱い心を持っている富堅と高橋努の人柄に重なるところも多かったからこそ、視聴者の心をつかむ、魅力的な演技に繋がったのかも知れません。
将来は、「寅さんみたいな日本映画の主演をやりたい」という夢を持っている高橋努。義理人情に厚い主役を演じる高橋努を見られる日も近いでしょうか?これからの活躍も楽しみです。

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