たかまつななのお嬢さまな生き様が面白い!芸人になった理由とは?

たかまつななは実家が金持ちのお嬢さま!出身高校や大学は?

たかまつななは実家が金持ちの本物のお嬢さまだった!

たかまつななは「お嬢さまネタ」で活動する23歳の女性ピン芸人です。キャラでお嬢様を演じているのではなく、たかまつななの実家は本当に良家のお金持ち。先祖には征夷大将軍だった坂上田村麻呂や、新宿を開拓した高松喜兵衛らがおり、曽祖父は、東京ガスの取締役も務めていた東京大学名誉教授で応用化学者の高松豊吉というお家柄です。

たかまつななは、芸人になるまで、コンビニやラーメン屋にも行ったことがありませんでした。お笑いといえば落語か狂言という、なんともハイレベルな家庭で育っています。幼少時から、テレビはNHKのニュース番組しか見せられていなかったので、チャンネルを変えればバラエティ番組を見られることも知らなかったというたかまつなな。芸能人やお笑い芸人の名前や顔もほとんど知らずに育った筋金入りのお嬢さまでした。

たかまつななの出身高校や大学は?行動力がハンパじゃない!

たかまつななの出身高校は、お嬢さま校として有名なフェリス女学院高等学校です。高校生の時にお笑い芸人になることを目指し始めたたかまつななは、高校生漫才コンクールなどにも出場。慶応義塾大学のOA入試を受験する頃には、現在の持ちネタでもある“お嬢さま漫談”を披露していました。見事に大学合格を果たしたたかまつななは、慶応義塾大学の総合政策学部に進学して、芸人活動をしながら無事に大学を卒業しています。

慶応義塾大学では、社会と地歴・公民の中・高教諭免許状を取得しましたが、母校のフェリス女学院は、教育実習の受け入れを拒否。お笑い芸人として活動するたかまつななの教育実習は、生徒たちの学習権を侵害する恐れがあるとされ、沖縄の高校まで行って教育実習を済ませたということです。

たかまつななに学歴ロンダリング批判!芸人になった理由とは?

たかまつななに学歴ロンダリング批判!学歴ロンダリングとは?

たかまつななは、慶応義塾大学3年生の時に、東大大学院情報学環教育部を受験して合格したことが話題になりました。すると、一部のネット民が、たかまつななを「学歴ロンダリングだ!」と批判。学歴ロンダリングとは、出身大学よりランクの高い大学院を卒業することを、最終学歴を輝かせ、就職を有利に進める“学歴詐称のような行為”だと揶揄するネットスラング用語。

しかし、彼女が合格した東大の大学院は、研究機関としてのいわゆる「東京大学の大学院」ではなく、実は、ジャーナリスト養成専門学校という位置付けのものです。「自分の学歴に劣等感はなく、最終学歴を輝かせたいなら海外の大学に行く」と反論したたかまつなな。大学卒業後は、東大大学院情報学環教育部に通いながら、「本物の大学院」である慶應義塾大学大学院政策メディア研究科に進学しています。たかまつななの学歴ロンダリング批判はお門違いのものだったと言えそうです。

たかまつななが芸人になった理由がすごい!

たかまつななが芸人になった理由は、お笑いを通して社会問題を発信することです。これを“お笑いジャーナリスト”と名付けたたかまつななが目指すポストは、お笑い界の池上彰だそう。お笑いを交えてさまざまな社会問題を分かりやすく伝えることで、若者にも政治や平和問題にもっと興味を持ってほしいと語っています。

たかまつななが、同世代の若者に社会問題を伝えたいと考え始めたのは、小学4年の時のことでした。以降、新聞の子ども記者として70本以上の記事を執筆。フェリス女学院高等学校在学時には、高校生平和大使として国連大使を務めるなど、学生時代から本気で社会問題の発信に取り組んでいます。

たかまつななの「政治の絵本」が面白い!

たかまつななはサンミュージックに所属していましたが、2015年8月に退社し、現在は、フリーで芸能活動を行っています。2016年4月には、選挙権の年齢が20歳から18歳に引き下げられたいわゆる“18歳選挙権”の法改正を機に、「株式会社 笑下村塾(しょうかそんじゅく)」を設立し、代表取締役社長に就任。若者が政治に関心を持ち、選挙の際には投票に行くように啓蒙する主権者教育の普及を目的として、「笑える!使える!政治教育ショー」という学校向けの出張授業などを行っています。

このたび、その授業が「政治の絵本―現役東大生のお笑い芸人が偏差値44の高校の投票率を84%にした授業」というタイトルで完全書籍化。“絵本”というタイトルの通り、全編にわたって若者に親しみやすいカラーイラストが添えられており、容易な文章で、読み仮名も振ってあるので、小学生でも読めそうな政治の入門書です。「もし投票に行かないとどんな損をしてしまうのか」をシミュレーションできるページや、「人狼ゲーム」の人狼を悪い政治家にアレンジしたゲームカードも付属。読んで、遊んで、学んで楽しい政治入門書となっています。

「お笑いを通じて若者と政治の距離を縮めたい」というたかまつななの信念がつまった本書。実際に読んだ人は、「池上彰の分かりやすさに通ずるものがある」と感想を述べており、憧れの池上彰に一歩近づいたとも言えそうです。大人も子供も「政治の絵本」を読んで、日本の未来について考える機会を持ちたいですね。

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