高嶋政伸と美元の泥沼離婚一部始終!再婚生活は幸せ?
高嶋政伸が結婚後に知った美元の恐ろしさ!
高嶋政伸は、交際6日目に美元にプロポーズし、2008年にスピード婚……したまでは良かったのですが、結婚生活の破綻もスピーディでした。「生ごみを玄関前に放置する」「全身で強く抱きしめないと眠れない」「異常な浪費癖」「失明するかと思うくらい目を攻撃する」など、結婚してから、美元の異常行動を知ることとなった高嶋政伸は、約2年半の間、美元の怒りのスイッチを押さないようにビクビク暮らしていたといいます。
命からがら別居に漕ぎつけた後は、美元のストーカー行為に悩まされ、公衆の面前でキスを強要されたり、ホテルの部屋に突然現れたりという恐怖体験を語った高嶋政伸。「お願いだから別れてください」と臨んだ離婚裁判の場では、美元が喧嘩の際に録音した、高嶋政伸が狂人のように振る舞う”DV音声”まで提出されてしまいました。
高嶋政伸が美元との離婚で受けたダメージ!再婚してもトラウマ消えず……
高嶋政伸の”良い人イメージ”は、美元が提出したDV音声によって完全にくつがえされる羽目に。しかし、「生活のすべてを投げ打ってでも離婚したい」というほど追い詰められていた高嶋政伸。2年近くにも及んだ離婚裁判の後、”離婚”が認められたという報せを回転寿司屋で聞いた際には、人目もはばからず、店内の床に伏せて喜びの涙を流したそうです。
その後の高嶋政伸は、再婚や子供への願望を公言しながらも、「振り返れば美元がいるのではないか?」というトラウマに苦しみ続けること3年。2015年5月、都内の大学病院に勤務する14歳下の女医と、ついに再婚しています。現嫁とは1年近く交際期間を設けていましたから、美元の時のような失敗はなさそうですが、もし高嶋政伸の人格がDV音声のようにエキセントリックなものだったとしたら……と、想像せずにはいられません。今のところ高嶋政伸夫妻に不穏な噂は出ていないところを見ると、再婚生活はおおむね順風満帆と考えていいのでしょう。
高嶋政伸が悪役俳優になったワケ!格付けリアクションで精神崩壊?
高嶋政伸が悪役俳優の地位を築けたのは美元のおかげ?
高嶋政伸のイメージは、”育ちの良い坊ちゃん”から、美元との泥沼離婚騒動によって、”エキセントリックな人”へとすっかり変わってしまいました。そうなると、人の良さがにじみ出ていた笑顔も、なぜか怪しく見えてしまうというもの。実際、これまで良い役ばかり演じてきた高嶋政伸の俳優生命は、一度は絶たれたかのように思われました。
しかし、そんな高嶋政伸の当たり役となったのが、2011年のテレビ朝日系ドラマ「DOCTORS」の森山卓役。病的にワガママな医師・森山卓は、奇声を発したり、狂気じみた表情を浮かべたりとかなりの悪役寄りでしたが、当時のプライベートでの高嶋政伸を想像させる自虐要素が満載で話題性も抜群でした。
以来、高嶋政伸には、「暗殺教室」鷹岡明や、「真田丸」北条氏政など、怪演を要される役が次々と舞い込み、陰湿かつ悪役を演じられる稀有な俳優としての地位を確立しています。結果的には、美元との結婚・離婚騒動は、高嶋政伸にとって全くのマイナスばかりではなかったのかもしれません。
高嶋政伸の格付けリアクションが野々村竜太郎並!
高嶋政伸に、美元との離婚によって囁かれ始めた狂人伝説に拍車をかけたのは、「芸能人格付けチェック」でのリアクションでした。二者択一ルームで待つ高嶋政伸は、一瞬開きかけた扉に、正解を確信して「わぁああ!」と飛び上がり全身万歳したかと思ったら、扉が閉じた瞬間に「うわぁああああ!」とソファにダイブ。高嶋政伸がとった激しいリアクションには、「DOCTORSの森山卓みたいだね」を通り越して、号泣会見で絶叫した元兵庫県議会議員・野々村竜太郎の錯乱に近いものがありました。
床にひれ伏して「すみませんでした、すみませんでした」と詫びまくる高嶋政伸に、コンビを組んでいた「DOCTORS」の主役・沢村一樹も「ちょっと落ち込み方が激しいからね」とあきれ顔で、自ら「一度失敗しているから、一流を死守したい」と笑いを誘う場面もあって、すっかりいじられキャラになってしまった高嶋政伸。しかし、それまでは、高嶋家のサラブレッドというベールに隠されていただけで、こちらのほうが素なのかもしれません。
高嶋政伸は美元との離婚で激変したわけではなかった!?
高嶋政伸に美元との泥沼離婚騒動がなかったなら、彼はいつまでも”好青年”のまま。役の幅も広がらず、ドラマや映画で、若年層の目に触れることはなかったかもしれません。「DOCTORS」の森山卓役で、ハンカチを噛んで「キィー!」と狂気じみた形相を見せたり、「真田丸」の北条氏政役では、コンペイ糖を山盛り口に放り入れてニヤリと悪い笑みを浮かべたり、さらには若年層の支持が厚い「暗殺教室」では悪魔メイクまで施している高嶋政伸。
若者は、高嶋政伸が、”性格の良さそうな好青年”を売りにしたトレンディ俳優だったとは想像だにしないでしょう。今や、高嶋政伸には”悪役NO.1”の呼び名が高まっており、あらゆる作品に欠かせない俳優としての飛躍はめざましいもの。しかし、父・高島忠夫、母・寿美花代の間に生まれ、兄・高嶋政宏と共にサラブレッドとして芸能界入りした高嶋政伸は、世間知らずのお坊ちゃん俳優が、悪女・美元との離婚でおかしくなってしまった……というわけでもないようです。
高嶋政伸は、潔癖症であったり、役作りの期間には話しかけづらいほど入り込んだりと、もともと”尋常ではない”雰囲気を醸し出していたといいます。好青年のイメージが濃厚だった時代の高嶋政伸の代表作「HOTEL」のエンディングでは、脚本・演出通り、片眉を剃り落としたまま爽やかな笑みを浮かべるシーンがありましたが、関係者は「ソラ恐ろしいものを感じた」とも証言しています。高嶋政伸は、美元との泥沼離婚騒動によって、やっと”好青年”という偽のイメージから脱却できたと考えるのが自然なのかもしれません。役者としては万々歳。あとは再婚生活が無事に経過することを祈るばかりです。