田村優はトップリーグキヤノンイーグルスに所属するラグビー選手！日本の司令塔のプレースタイルは？

2019年9月30日更新

田村優はトップリーグキヤノンイーグルスに所属するラグビー選手！ラグビーの経歴を紹介！

■生年月日：1989年1月9日
■出身：愛知県
■学校：岡崎市立甲山中学校→國學院大學栃木高校→明治大学
■所属：NECグリーンロケッツ（2011～2017）→キヤノンイーグルス（2017～）
■ポジション：センター、スタンドオフ

今注目を集めているラグビー選手・田村優は、トップリーグキヤノンイーグルスに所属しています。キヤノンイーグルスは、映像機器や半導体露光装置などを製造するキヤノン株式会社のラグビー部として、1980年に創設されました。

チーム名は、母体であるキヤノン株式会社の社員章に鷲が用いられていたことに由来しています。田村優は、2011年から2017年までNECグリーンロケッツでプレーした後、2017年からトップリーグキヤノンイーグルスに移籍して活躍しています。

現在トップリーグキヤノンイーグルスに所属している田村優は、センター（CTB）とスタンドオフ（SO）でプレーしていますが、高校時代はフルバックでした。

明治大学を卒業後、2011年にNECグリーンロケッツに加入。翌2012年4月28日には「HSBCアジア5カ国対抗」のカザフスタン戦にて、日本代表として初キャップを獲得しました。

2015年からは世界の計15のクラブチームで試合が行われるスーパーラグビーのハイランダーズ（ニュージーランド）に練習生として加わり、技術に磨きをかけます。そして2015年、田村優は「ラグビーワールドカップ2015」の日本代表に見事選出されました。

二度のラグビーワールドカップで日本代表に選ばれた田村優の家族も、ラグビー選手として活躍しています。

田村優の父親・田村誠は、國學院大學久我山中学校、高等学校を経て帝京大学へ進学し、トヨタ自動車に入社後もラグビー選手として活躍。現役引退後は、豊田自動織機で監督を務めた実績の持ち主です。

田村優の弟・田村煕も兄と同じ明治大学を経て東芝ブレイブルーパスに所属し、2016年の「ジャパンラグビートップリーグ第1節」クボタスピアーズ戦にて公式戦初出場を果しました。現在は、サントリーサンゴリアスに在籍しています。

1989年1月9日生まれ、愛知県出身の田村優は「まさる」「ゆう」の愛称で親しまれているラグビー選手です。日本でもラグビー熱が高まる中、彼のプロフィールに注目が集まっています。

岡崎市立甲山中学校を卒業し、國學院大學栃木高校入学後にラグビーを始めた田村優。そこでラグビーの才能を開花させた彼は、ラグビーの国際大会「スーパーラグビー」での日本チーム「サンウルヴス」で活躍するほどの選手へと成長したのです。

二度のラグビーワールドカップで日本代表に選出され、実力を高く評価されている田村優ですが、元々はサッカー選手を目指していました。中学生まで岡崎市のFCマルヤス岡崎で優秀なMFとして活躍していた彼は、中学生ながら名古屋グランパスユースから声がかかるほど、将来を有望視されていたのです。

しかし、当の本人の気持ちは周囲の期待とは違っていました。プロのサッカー選手として続けていくことに、限界を感じ始めていたのです。そんな中、田村優は高校進学を迎えて進路を考えるようになり、高校からラグビーを始めました。高校生になってからの転向は、珍しいことです。

高校生からラグビーを始めたという異例の経歴を持つ田村優ですが、現在は司令塔としての活躍が期待されている選手です。そのプレースタイルは正確なパスにラン、そしてキックと全ての技術が一流。この卓越したプレースタイルは彼の強みでもあり、また司令塔としてラグビー日本代表の強みへとつながっています。

体格差ではどうしても海外の選手に劣ってしまいがちな日本の選手ですが、田村優の正確かつ一流の技術で、強豪国とも渡り合っていってほしいものです。