田中広輔が広島東洋カープに入団した理由とは?侍ジャパンにも選出

田中広輔が広島東洋カープに入団した理由とは?弟もプロ野球選手に!

田中広輔が広島東洋カープに入団した理由とは?弟もプロ野球選手!

田中広輔(たなかこうすけ)は、2016年シーズンからセ・リーグを3連覇中の広島東洋カープの不動のショートストップです。神奈川県厚木市出身の田中広輔は、厚木市立依知南小学校と厚木市立依知中学校を卒業後、神奈川の強豪・東海大学付属相模高校に進学しました。

高校時代は通算38本塁打を放ち、後に巨人のエースとなる菅野智之らと共に2年生のセンバツで甲子園を経験。その後、東海大学に進み、首都大学リーグでベストナインを2度獲得する活躍を引っさげて社会人野球のJR東日本へ入社します。

社会人野球でも2年連続で活躍した田中広輔は、2013年のドラフトで広島に3位指名され、プロ野球選手になりました。実はこの時、巨人からも勧誘されていました。入団先を広島カに選んだ理由は、巨人の坂本勇人にありました。ショートに強いこだわりを持っている田中広輔は、巨人のショートに坂本勇人がいる以上コンバートされる可能性が高いと考えたようです。

ちなみに、4つ年下の弟・田中俊太は巨人に入団しています。こちらはサードとセカンドが本職です。

田中広輔は広島のセ・リーグ3連覇の立役者!侍ジャパンにも選出!

田中広輔は、2017年3月に開催された第4回ワールド・ベースボール・クラシックで、日本代表「侍ジャパン」にも選出され活躍しました。身長171cmで体重85kgとプロ野球選手としては小柄ですが、俊敏性に優れ、走塁、打撃、守備のすべてにおいて状況判断に優れた頭のいい選手です。そんな田中広輔は、2017年シーズンのセ・リーグにおいて、最高出塁率と盗塁王のタイトルを獲得しています。

1番を打つことの多い田中広輔は、選球眼が良く、追い込まれた際にボールをカットする技術も一流。相手投手に球数を投げさせてフォアボールを選ぶことも多く、田中広輔が塁に出れば、相手バッテリーは盗塁をケアせざるをえません。こうして、その後に続く菊池涼介や丸佳浩、鈴木誠也ら強力なバッター陣を援護する好循環を生んでいます。

田中広輔の妻、子供は?年俸推移や成績は?

田中広輔の妻は高校・大学の同級生!子供は?

田中広輔は、ドラフト指名された2013年のプロ入り前に、東海大学付属相模高校と東海大学で同級生だった女性と結婚しました。丸顔に大きな瞳が特徴的な美人だそうです。どことなく田中広輔に似ていることから、似た者夫婦と呼ばれています。結婚後すぐにキャンプが控えていたため新婚旅行には行けませんでしたが、田中広輔は「来年以降、時間のある時で。妻も分かってくれると思います」とコメント。田中広輔の野球に対するストイックさと、長年付き合った妻に絶大な信頼を寄せていることがうかがえます。

インタビューでは、「夜の街へ行くより、嫁の手料理で飲むのが一番楽しい」と語り、新婚生活についてノロけている田中広輔。妻は料理上手で、田中広輔の大好物はスナップエンドウ付きポテトサラダだそう。5人兄弟の田中広輔は、家事を手伝って料理をすることもあったため、料理上手な妻とは気が合うのでしょう。ちなみに、子供の話題はまだ出ていません。

田中広輔の年俸推移や成績は?プロ4年目で球界を代表するリードオフマンに!

田中広輔は、広島から3位指名された際、契約金7000万円、年俸1100万円(推定)で入団したと言われています。プロ1年目となった2014年シーズンは、開幕から1軍に入り、夏にはサードのレギュラーに。秋に、ショートの梵英心が膝にケガをしたことを機に、サードとショートを入れ替わる形でショートに定着しました。

こうして、ルーキーイヤーは、110試合出場で、打率.292、9本塁打、34打点、10盗塁とまずまずの結果を残しています。
その後もコンスタントに成績を残している田中広輔の年棒推移は、2200万円→4100万円→7800万円→1億4000万円とほぼ倍増中です。2017年シーズンの成績は、143試合出場で、打率.290、8本塁打、60打点、35盗塁。まさに球界を代表するリードオフマンに成長しました。

田中広輔をはじめとする中心選手が続々と国内FA権獲得!広島はどうなる?

田中広輔は、2018年9月9日付の中日ドラゴンズ平田良介のインスタグラムに、同僚の菊池涼介と3人で登場しました。この日は、中日対広島3連戦の最終日。試合後に、平田良介の家族と共に、地元の串カツ屋で楽しい時を過ごしたようです。しかし現在、試合後にこの3ショットが実現するとは限らない事態が広島を襲おうとしています。

それは広島の中心選手が、次々と国内FA権を獲得し、他チームに流出する可能性があるからです。2018年には、2年連続でセ・リーグMVP級の活躍を見せる丸佳浩が国内FA権を獲得。ケガなどがなければ、2019年には菊池涼介と野村祐輔、2020年には田中広輔、2021年には大瀬良大地と中崎翔太、2022年には鈴木誠也が国内FA権を獲得します。

これまでも、エースや4番打者がFAをしてきた歴史がある広島。また、今後FA獲得のチャンスがある中心選手たちの出身地の多くが関東方面であることも懸念材料の1つです。とはいえ、それは、15年連続でBクラスに低迷していた時代の話。今やアウェーであっても球場の半分を埋め尽くすカープファンのいる広島ですから、簡単に選手を放出するような年俸提示はないとも予想されています。

田中広輔は、今後何色のユニフォームを着るのでしょうか?日本を代表するリードオフマン、田中広輔の今後の動向からも目が離せません。

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