田中直紀の防衛大臣時代珍答弁!「もしもし」「コーヒー」

田中直紀の防衛大臣時代珍答弁!「もしもし」「コーヒー」

田中直紀の防衛大臣時代珍答弁!「もしもし」とは?

田中直紀は、民主党野田政権時代に防衛大臣を務めていた当時、参議委員予算委員会での答弁がおもしろすぎると話題になりました。自民党の佐藤正久に、ミサイルの迎撃態勢について質問された田中直紀は、焦りすぎたのでしょうか?答弁の第一声が「もしもし」となってしまったのです。自分でも予想外の言葉だったようで、「もしもし」と発した田中直紀は、しどろもどろになってしまいました。本当は「もし、そのようなことになれば」と発言したかったようですが、大臣としてなんともしまらない結果に。

田中直紀の「もしもし」との珍答弁には、周りの議員たちも大爆笑。鋭い質問で追及していた佐藤正久も、次の質問をする時に、こらえきれず吹き出してしまうという場面もありました。田中直紀が、まだ防衛大臣在任5カ月目だったとはいえ、国防問題であっただけに、なおさらちょっとやってしまった感が否めません。本番に弱いタイプなのか、それともメンタルが弱いのか分かりませんが、もう少ししっかりしてほしいですね。

田中直紀には「もしもし」珍答弁の他にも「コーヒー事件」があった!

田中直紀は、参議院予算委員会で、「もしもし」珍答弁の他にも、前代未聞の騒動を起こしています。なんと、外交問題の審議中にもかかわらず、無断退席した田中直紀。20分間も行方不明になり、審議も中断するという騒ぎになりました。事務方が慌てて探しに行き、ようやく戻ってきた田中直紀は、「風邪薬を飲んでいた」と釈明し謝罪しました。

しかし、後になって判明したのは、退席中の田中直紀が、秘書官たちと一緒に議員食堂でコーヒーを飲んでいたという事実。ただしこれは、事務所から風邪薬が届くのを食堂で待っていて、水だけでは悪いので、コーヒーを注文したという経緯があるようです。

何にしても、無断退席は問題行動に違いありませんが、追及されて田中直紀が答えたのは、「私は食堂に行ったらただ座るのではなく、コーヒーを頼む精神だ」というものでした。……これも、かなりの説明不足。誤解を招くような珍答弁だと指摘されても仕方がありません。水だけでは悪いという、田中直紀の気遣いは、一切周囲に伝わることはないでしょう。田中直紀の言動は問題視されることが多いですが、いつの時も、悪意があってのことではないことだけは確かのようです。

田中直紀の学歴とプロフィール!石破茂の質問攻めにしどろもどろ!?

田中直紀の学歴やプロフィールは?義父・田中角栄と妻・田中真紀子のバーター人生?!

田中直紀は1940年石川県生まれ。東京の私立武蔵中学、高校を卒業後、慶応大学法学部政治学科に進学と、立派な学歴を誇ります。卒業後は日本鋼管、今のJFEエンジニアリングに入社した田中直紀。田中真紀子の家に婿入りし、結婚したのは1969年のことです。恐妻家としても知られている田中直紀ですが、田中眞紀子との間には1男2女の子どもがいます。

田中直紀の旧姓は鈴木で、父の鈴木直人は、熊本県知事や衆議院議員、参議院議員などを務めた政治家です。そして婿入りした先の義父は、言わずと知れた田中角栄。実父も、婿入り先も大物政治家だということで、やはり自身も政治家を目指すことになったのでしょう。田中直紀は、1983年に自民党から衆議院議員に立候補し、初当選しています。その後は2度の落選・当選を繰り返した田中直紀でしたが、民主党野田政権時代、初当選から約29年目にして防衛大臣に就任しました。

田中直紀がしどろもどろ。石破茂の質問攻めにかなりビビった!?

田中直紀は、民主党野田政権時代に防衛大臣をしていた時、元防衛大臣の石破茂の質問攻めにあいました。石破茂は軍事オタクとしても有名で、国防に関しては、かなりの論者。相手が悪かったとしかいいようがありませんが、石破茂の鋭い質面攻めに、「私自身、理解していない」などと答えるしかなく、田中直紀はしどろもどろになっていました。

田中直紀が自衛隊の法的根拠も答えられなかったことで、石破茂は少々あきれながらも、模範解答や解説を提示。田中直紀は、「ご知見を拝聴しながらよく理解したい」と、まるで講義を受ける学生のように耳を傾けていました。この様子を見ていたら、スペシャリストと素人の質疑応答と思われても仕方がなく、防衛大臣としての資質を疑ってもしまいますが、知ったかぶりをしたり、ごまかしたりしないところが田中直紀の性格のよさかもしれません。

かのソクラテスの言葉「無知の知」とは、自分が知らないということを知っている、それは優れた人間だということです。この観点から見れば、田中直紀は優れた政治家であるともいえるのかもしれません。

田中直紀が参院選で民進党から出馬!!姿を見せた妻田中真紀子も夫を応援!

田中直紀は、6月22日に公示された参院選の全国比例区で、民進党から立候補しました。選挙戦がスタートしたこの日、新潟県柏崎市で行なわれた田中直紀の街頭演説には、妻の田中真紀子も応援に駆け付けました。2014年の衆院選に出馬しなかった田中真紀子が公の場に出るのは久しぶりのこと。

まさか妻の田中真紀子が出馬すると勘違いしたわけではないでしょうが、集まった聴衆の中には、「がんばって」と田中真紀子に声をかける人も。すかさず、田中真紀子が「候補はあちら」と夫の田中直紀を気遣う場面もあったそうです。父・田中角栄の志を受け継ぎ、国政の場で仕事をやり抜く決意を、150人近い聴衆の前で訴えた田中直紀の出だしは好調のようです。

田中直紀は、議員在職25年。今回の参院選では、安全保障問題、TPP問題をはじめ、大学等の授業料免除や所得増加、原発に依存しない地域社会の実現など、多くの政策を挙げています。どこで街頭演説を行っても、たくさん集まってくる支援者たち。

新潟県村上市役所前で演説をした時は、支援者と言葉を交わし忙しい最中であっても、市の職員に「毎日お疲れさま」とねぎらうことも忘れないなど、田中直紀のやさしさを感じる場面がありました。街頭演説だけではなく、個人演説会会場でも、集まってくる支援者で満席の田中直紀。地元民たちの期待を裏切ることなく、最後までしっかり選挙戦を戦い抜き、国会の場で実績を残してもらいたいと思います。

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