栃ノ心が6年ぶりとなる平幕力士優勝!”まわし”がゆるい「ゆるふん」問題とは?

栃ノ心が6年ぶりとなる平幕力士優勝!結婚した嫁は幼馴染み

栃ノ心が6年ぶりとなる平幕力士優勝!歯科技工士の資格も持っていた

暴行問題に関連して貴乃花親方が理事を解任されるなど世間を騒がせている相撲界ですが、2018年大相撲初場所では、ジョージア出身の栃ノ心が初優勝しました。いろいろな意味で角界への注目が集まっていた中、6年ぶりとなる平幕力士優勝を決めた栃ノ心は、一気に時の人に。

栃ノ心の出身地であるジョージアは、1991年のソ連崩壊をきっかけに独立した、黒海をのぞむ比較的温暖な気候の国です。初優勝を遂げた栃ノ心は、母国ジョージアで歯科技工士の資格を取得済みという、意外な素顔でも注目されるようになりました。とはいえ、栃ノ心は2006年に18歳で初土俵を踏んでいますから、ジョージアで歯科技工士として実際に勤務した経験はないかもれません。

栃ノ心が結婚した嫁は幼馴染み!誕生した子供は?

栃ノ心が結婚相手は、同じジョージア出身のニノ・ロースティア・シュヴィリさんです。2人は幼馴染でしたが、付き合いだしたのは栃ノ心が角界入りした後だったため、遠距離恋愛を続けていたと言います。母国ジョージアのMRIで働いていると伝えられている嫁と栃ノ心は2015年に入籍し、2016年1月に行われた結婚披露宴では、紋付袴と白無垢&色打掛という和装姿を披露。2017年11月には、第一子となる娘のアナスタシアちゃんが誕生しています。

栃ノ心の”まわし”がゆるい「ゆるふん」問題とは?右ひざ靭帯断裂で4場所休場の時期も

栃ノ心の”まわし”がゆるく注意された「ゆるふん」問題とは?

栃ノ心の相撲の特徴は、なんといっても強い足腰とパワーをいかした四つ相撲です。そして、これまで何度か取り沙汰された、まわしの締め込みがゆるい「ゆるふん」問題。ゆるめに締めたまわしを取った相手は力が入らないため、投げにくくなるそうです。

このように、栃ノ心の「ゆるふん」は戦略の一つだったのかもしれませんが、2016年初場所で行われた稀勢の里戦では、締め込みがゆるすぎてまわしがほどけるという事態に。井筒親方も「もうちょっとで見えちゃうところだった」「ひどすぎたね」と苦言を呈していました。

栃ノ心が右ひざ靭帯断裂で4場所休場の時期も!幕下転落で引退も考えた

栃ノ心のまわしのゆるさは、土俵上で取れかけたこともあってさすがに注意を受け、2018年の初場所では逆にきつめに締めていたようです。それでも、優勝を決めたわけですから、「ゆるふん」でなくても勝てる実力があったと言えます。そんな栃ノ心は、苦労人とも伝えられています。

2011年には、門限破りをとがめられ、師匠の春日野親方からゴルフクラブで殴られて部屋を飛び出したことも。2013年7月場所の徳勝龍戦では、右ひざの靭帯を断裂するという大けがを負ったこともありました。回復に時間がかかり、4場所続けての休場となったことから、番付は幕下まで一気に転落。引退も考えたそうですが、春日野親方からの「あと10年相撲を取らないとダメなんだよ」の言葉に奮起し、大怪我を乗り越えて土俵に戻りました。

栃ノ心の優勝は当然?家族が語る性格とは?

ジョージア出身力士として初めての優勝を飾った栃ノ心は、「本当にうれしい。こんな日が来るとは思っていなかったし、きょうは最高の日になった」とその喜びを語りました。故郷のジョージアでは、栃ノ心の実家に家族や近所の人々が集まり、優勝を決めた取り組みを見守っていたと言います。

しかし、母や嫁といった栃ノ心の性格をよく知る家族は皆、栃ノ心の優勝に喜びこそすれ、驚くことはありませんでした。2015年に結婚した妻のニノさんは、「優勝には驚きませんでした。彼はよく稽古していたので」とコメント。母も、「大喜びで感情を抑えられませんでした。

絶対に勝つと信じていました」と息子の優勝を固く信じていたと語っています。このように、彼が真面目で練習熱心な人物であることをよく知っていたからこそ、優勝は当然だと感じていたようです。実際、ジョージアでともに柔道をしていた栃ノ心の弟ラシャ・ゴルカゼも、「兄は真面目で、いつも練習ばかりしていた。私は真似できなかったなあ」と語っています。生来の真面目に裏打ちされた努力のおかげで、2013年の大怪我からも立ち直ることができたのかもしれません。

怪我をして苦しかった時期のことを「辞めようと思うくらい落ち込んだこともあった」と明かした栃ノ心。しかし、怪我が治り、稽古場で気持ちが前向きに変わってからは、「ここまで応援してくれた皆さんに感謝しかない」と振り返っています。
大怪我からの復帰後は、パワーに頼りすぎていた栃ノ心の相撲に、技巧が見られ、立ち合いにも鋭さが増すようになりました。負の経験をバネにさらに成長を遂げ、着実にステップアップを重ねてきた栃ノ心にとっては、身内の意見と同様、初優勝も当然の結果と言えるかもしれません。

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