とんだ林蘭の個展、ポップアップストアの開催地は?デジタルハリウッド大学のゲスト講師に

とんだ林蘭の個展、ポップアップストアの開催地は?人気グッズは肉シリーズ

とんだ林蘭の個展、ポップアップストアの開催地は?作品のヒントは日常生活にあり

とんだ林蘭(とんだばやしらん)は、前衛的で革新的かつ刺激的な作品が人気のアーティスト。レトロな色合いの中に毒もあるコラージュ作品も有名です。

とんだ林蘭の初めての個展は2013年に、The Three Robbersというアパレルショップで開かれた「とんだの洞穴」でした。同年にもう1つ「キキ」という個展を開催しています。

2014年には、個展「JAPANESE IMPATIENS」を開催。そして、2015年には「SADISTIC NOODLE」、2017年には「dressing」という個展を開催し、コラージュやイラスト、彫刻など多彩な作品を披露しました。花、靴、鏡、人形、化粧品、下着などを素材に、自由自在な表現活動を行っています。

次々に個展を開催してきたとんだ林蘭は、福岡・岩田屋本店に「HUNGRY STORE by TONDABAYASHI RAN」というポップアップストアをオープンしました。東京にも、ラフォーレ原宿に同じく「HUNGRY STORE by TONDABAYASHI RAN」をオープン。ポスターやマグカップ、キーホルダー、トートバッグ、ステッカー、ミラーなど多彩なアイテムが販売されています。

とんだ林蘭の人気グッズは肉シリーズ

Tシャツなどのグッズも人気ですが、中でもよく知られているのが生肉のイラストを描いた肉シリーズです。その他にも、カットしたスイカのイラストを描いたTシャツなど、フルーツをフィーチャーしたTシャツシリーズも人気が高いと言います。また、リップハイネックワンピースも人気のアイテムです。

色は、オフホワイト、グレー、ブラックの3種類で、遊び心満載のプリントが目を引くデザイン。アイフォンなどのカバーケースやステッカー、トートバッグなど雑貨アイテムも充実しています。

いつも「何か面白いものはないか」「面白くする方法はないか」と、色々なものに興味を持っているというとんだ林蘭。トイレットペーパーのように部屋にある生活用品を見ては「これで何かできないか」と考えるなど創作意欲は十分で、毎日作品を制作し、コラージュには何時間でも取り組んでいられるそうです。

東京の街の看板や、道ゆく人まで作品の素材にしてしまう貪欲さがとんだ林蘭の特徴で、見方さえ変えれば「世界はネタで溢れている」と、超ポジティブに語っています。

とんだ林蘭の芸名の名付け親は?彼氏はいるの?

とんだ林蘭の芸名の名付け親は?

とんだ林蘭は昔からファッションに興味があり、服装系の学校を卒業した後はアパレルの仕事を経験。その後、事務職に就いて普通のOLも経験しましたが、プライベートで知り合った知人にはレキシ(池田貴史)などミュージシャンも多く、好きなことを仕事にしているカッコイイ大人たちに影響を受けます。
就職以外の道を模索しはじめたとんだ林蘭は、子供の頃から絵を描くのが好きで、将来の夢は漫画家だったことから、まずは漫画を描こうと思い立ちました。そこで、有名になる前から知り合いだったレキシに「とんだ林蘭」というペンネームを考えてもらい、これが芸名となります。
漫画は、出版社の方からダメだしを受けたそうですが、周囲の「イラストレーターになれば」という声に背中を押され、今度はイラストを描き始めました。絵やコラージュをツイッターにアップすると、知り合いのミュージシャンから「フライヤーを作って」と頼まれるなど、少しずつ好きなことが仕事に繋がっていったそうです。

とんだ林蘭の最高は「今日」!

「今恋愛中」と語るとんだ林蘭は、彼氏がいること自体を隠す気は全くありません。とはいえ、SNSで彼氏とのエピソードを語ったり、インスタにペアの食器をアップしたり「彼氏のパンツ」をアップしたりはするものの、彼氏の顔は出さず、詳細は謎のまま。

とんだ林蘭は、「今までで最高に楽しかったことは?」との問いに「今日」と即答。「いつも新しい日が一番楽しい」と語っています。とんだ林蘭の斬新な作品は、彼女のポジティブな性格から生み出されているようです。

とんだ林蘭がデジタルハリウッド大学のゲスト講師に!

とんだ林蘭は、2018年7月17日に、デジタルハリウッド大学のゲスト講師として講義を行いました。テーマは「POPでアヴァンギャルトな世界観を魅せる!」。講義終了後に、「楽しんでくれたかな?と心配ですが、わたしは司会のひらっちのおかげで楽しかったです」とツイートしています。

これからどういう人生を送っていくかを決める20代の時に、面白い大人たちと出会えたことが、今のとんだ林蘭を生み出したのでしょう。作品も大事ではあるものの、もっと大事なのは「人」だと感じた20代が、とんだ林蘭の夢の起点になりました。「人を驚かせたい」「楽しませたい」という現在のスタイルは、そこですでに生み出されました。

吉岡里帆のラジオ番組「UR LIFESTYLE COLLEGE」に出演したとんだ林蘭は、「成功しても成功しなくてもいいや」と語っていましたが、この自然体なスタンスが、作品制作にも生きているのでしょう。「表現することは呼吸するのと同じくらい生活の一部」と語るとんだ林蘭は、興味深いアーティストです。

関連記事

ページ上部へ戻る