宇野祥平は「焼肉ドラゴン」「二重生活」などに出演の名脇役!「仮面ライダーエグゼイド」で敵と心を通わせた
宇野祥平は”最強の脇役”!「焼肉ドラゴン」「二重生活」など映画に引っ張りダコ!
宇野祥平は、これまでに100本以上の映画に出演しており、“最強の脇役”との呼び声も高い演技派俳優です。急きょ降板となった俳優の代役として、2000年公開の「絵里に首ったけ」で映画デビューを果たすと、その後は、「座頭市」(2003年)や「それでもボクはやってない」(2006年)、「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」(2007年)など人気有名作品に引っ張りダコになりました。
2008年の映画「オカルト」で主演を務めてはいますが、「苦役列車」や「黄金を抱いて翔べ」(2012年)、「舟を編む」(2013年)、「二重生活」(2016年)など、名脇役としての活躍が光ります。
また、2018年6月に公開された映画「焼肉ドラゴン」では、人情味あふれる演技を披露。日本の新国立劇場と韓国の芸術の殿堂とのコラボレーション作品として話題となった演劇作品が原作の本作で、人情味たっぷりの芝居で物語を盛り上げました。
宇野祥平が「仮面ライダーエグゼイド」で敵と心を通わせた!
映画出演が多い宇野祥平ですが、子供に大人気の特撮ドラマ「仮面ライダーエグゼイド」では、憎めない中年役を好演して話題になりました。
作中では、冴えない気弱な中年・小星作(こぼしつくる)役を演じた宇野祥平。ゲーム開発を手掛ける開発員という役柄で、冴えないながらも開発の腕は確かという腕利きの小星作は、「ジュージューバーガー」というゲームを開発します。しかし、そのゲームがバグスターウイルスに感染し、バガモンバグスターに変身してしまいます。
通常の流れでいくと、バガモンバグスターを仮面ライダーエグゼイドが倒してめでたしめでたしとなるところ。しかし、宇野祥平演じる小星作は、バガモンバグスターと心を通い合わせてしまい、まるで我が子のように可愛がります。敵とじゃれ合い、「よ~し、よしよし」となで回す様子は、あの動物王国の主をイメージしたとか。仮面ライダーファンもびっくりのイレギュラーな展開になりましたが、冴えない中年とバガモンバグスターの心温まるストーリーは高評価だったようです。
宇野祥平は結婚しているの?所属事務所はアノレ
宇野祥平は貧乏下積み暮らしの苦労人!結婚は?
宇野祥平は、1978年2月11日生まれで、大阪府の出身。結婚はもちろん、子供がいても不思議ではない年齢ですが、独身のようです。役者として今の暮らしができるようになるまでは、友達の家を転々とする居候生活が続いていたと言いますから、結婚やプライベートの充実はこれからというところでしょうか。
高校を卒業してから就職するものの、すぐ辞めてしまい、叔父の紹介で生花店の裏方として働いていた宇野祥平は、一念発起し、梅田にある専門学校の放送映画科に進みます。その後、22才の時に、所持金5万円で上京。百合ヶ丘の友達の6畳のアパートに居候し、ボートレースの中継係やパチンコ店員、建設現場、喫茶店でのアルバイトで食いつなぐ貧乏下積み暮らしを送りながら、役者としての夢を追い続けました。
色々なアルバイト経験の中でも、アオイスタジオという録音スタジオにある喫茶店には9年ほど勤めて、オムライスが得意料理になったとか。いつか、愛する人に得意のオムライスを作ってあげるのでしょうか!?
宇野祥平の所属事務所は浅野忠信や新井浩文など国際派も揃うアノレ!
宇野祥平は、アズランド所属を経て、所属事務所をアノレに移しています。アノレは、浅野忠信や新井浩文、三浦貴大など演技派俳優が所属しており、海外の映画界でも知名度の高いマネージメント事務所です。
浅野忠信は、アメリカンコミック映画の「マイティ・ソー」や日本と香港の合作映画「孔雀」に出演。新井浩文はドイツ・ロシア合作映画「ヤクザガール 二代目は10代」に出演するなど、海外でのオーディションに強みを持つ事務所なので、宇野祥平の活躍にプラスにはたらくのではないでしょうか。
また、宇野祥平には、ロカルノ国際映画祭で金豹賞審査員特別賞の「東京公演」で著名な青山真治や、カンヌ国際映画祭でパルムドールを獲った「万引き家族」の是枝裕和など、国際的に評価の高い映画監督と仕事してきた実績も。今後もスクリーンでの“最強の脇役”ぶりがますます期待されます。
宇野祥平が大泉洋主演で注目の映画「こんな夜更けにバナナかよ」に出演!追加キャストも演技派揃い
“最強の脇役”ぶりで、引く手あまたの宇野祥平が、2018年冬公開の注目映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」に出演します。
映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」は、12才の時に筋肉が徐々に衰えていく難病・筋ジストロフィーを発症し、24時間体制の介助が必要になるものの、自らの夢や欲に素直に生きた男性の人生が描かれています。
第35回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した、小説「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(渡辺一史著)を映画化した今作で、主演は大泉洋。共演者には、三浦春馬や高畑充希と若手の実力派がキャスティングされるなど、楽しみな布陣になっています。
追加キャストも続々発表となり、萩原聖人や渡辺真起子などのベテラン演技派俳優と肩を並べることになった宇野祥平。自身は、抜けた性格ながら後輩ボランティアへの指導は細かい塚田心平役を演じます。自分の病気をハンデとは捉えず、自らたくさんのボランティアを集め、我儘を言っても周りから愛される主人公を演じる大泉洋と、ボランティアの心平を演じる宇野祥平の掛け合いにも注目です。
宇野祥平は、「『迷惑をかけてはダメ』『我儘もダメ』など、なんとなくある道徳を気にしてしまう自分には、新しい教科書をもらったような清々しい気持ちになる作品でした」とコメント。笑って泣ける感動ストーリーの今作でも、“最強の脇役”ぶりを発揮してくれること間違いなしです。宇野祥平の活躍を、ぜひスクリーンで堪能したいですね。