2022年8月18日 更新
山田五郎は若かりし頃、超絶イケメンだった!嫁や子供など家族は?
山田五郎は若かりし頃、超絶イケメンだった!髪型もイケてて俳優顔負け
美術評論家の山田五郎は、コメンテーターとして登場することも多く、顔を見れば「あの人だ!」と気づく方も多いことでしょう。サブカルチャーにも造詣が深く、博識でも知られる山田五郎は、頭頂部をちょっととがらせたキューピーちゃんのような髪型と、メガネがトレードマーク。
お洒落なオジサンというイメージで、知性を感じさせる広い額も印象的ですが、若い頃は随分と雰囲気が異なるイケメンだったと言います。事実、ネットで話題になっている大学時代の山田五郎の髪型は長髪でふさふさ。じっくり眺めると現在の面影も残っていますが、俳優かモデルと間違われても不思議ではないほどのイケメンぶりです。
山田五郎は、東京都渋谷区出身で、本名は武田正彦(たけだまさひこ)。趣味は、時計や鉱物、ドクログッズ、鉄瓶などを収集することとギターです。上智大学文学部在学中に、オーストリアにあるザルツブルク大学に留学し、西洋美術史を専攻。大学卒業後は講談社に入社して雑誌編集を担当し、男性向けファッション誌「ホットドッグ・プレス」編集長や総合編纂局担当部長等を経て、2004年途中からフリーランスに転向しました。
現在は、造詣の深い分野を中心に幅広く講演&執筆活動を行う一方で、博識ぶりを生かして、テレビなどでも活躍しています。
山田五郎の嫁は元CAだった?子供の情報は?
山田五郎の家族について話題になることはほとんどありません。そのため、独身だと思っている方もいるかもしれませんが、どうやら結婚しているようです。巷では、山田五郎の嫁は元キャビンアテンダント(CA)という情報もちらほら見受けられます。
決定的な情報に乏しいため断言できませんが、お洒落で博識な山田五郎には元CAの嫁がぴったりかもしれませんね。本当に元CAだったならば、美人で聡明な嫁なのでしょう。子供についての情報は、さらに少なくなっています。これらのことから察するに、山田五郎は、プライベート情報を表に出さない主義と言ってよさそうです。
山田五郎が時計の魅力を分析!みうらじゅんとのコンビが面白い
山田五郎の時計コレクションは50個ほど!魅力は「個体差がある」こと
博識ぶりが際立つ山田五郎は、時計への造詣の深さも群を抜いています。とりわけ、さまざまな機械式時計の歴史に詳しく、専門学校で教えていたこともあるほどです。それだけ時計に詳しい山田五郎は、当然、時計のコレクターでもあります。しかし、本人曰く、「量から言って、コレクションの域には全然至っていない」とか。一般的な定義によると、最低100個以上ないとコレクションとは呼ばないそうですが、山田五郎の時計コレクションは「50個くらいしかない」と言います。
それでも、一般人から見れば、立派な時計コレクターと言えるでしょう。山田五郎が時計に魅力を感じている理由は、「個体差がある」からです。時計は精密機械なので、本来は個体差があってはいけません。しかし、現実には、全く同じ部品を使用しても、組み立て方次第で差が生じる事例もあるなど、ごくわずかではあるものの誤差が出てしまうもの。山田五郎は、「そんな理屈を超えた部分に魅入られたのかも知れない」と自己分析しています。
山田五郎とみうらじゅんコンビが面白い!トーク番組でも濃い世界観を披露!
サブカルチャーに詳しい人たちで、山田五郎とみうらじゅんコンビに注目していない人はいないでしょう。イラストレーターで漫画家のみうらじゅんは、長髪とサングラスという風貌が特徴的で、エッセイストや小説家、ミュージシャン、評論家、ライターなど多岐に渡る分野で活動を続けている人物です。
「クソゲー」に「マイブーム」「ゆるキャラ」など、すっかりポピュラーになっている造語を次々と世に送り出した実績を持ち、「サブカルチャーの帝王」とも呼ばれています。山田五郎とみうらじゅんが知り合ったきっかけは、雑誌の対談企画でした。SMやフェチ、ロックなど、サブカルチャーという共通点があったことから意気投合し、現在も交友を続けています。
仲が良いだけでなく、みうらじゅんが独断と偏見で制定した、「誰もこの人には賞を贈らないだろう」という視点から選ばれる一風変わった「みうらじゅん賞」第3回の受賞者でもある山田五郎。2人は、「男同志」というオリジナルのトーク番組で共演した後、さらにパワーアップした「親爺同志」でも、引き続きこのコンビならではの面白さ全開トークを披露しています。
「ウンチク王」と「サブカルチャーの帝王」という両巨頭がそろって出演しているので、ディープで濃い世界観が堪能できること間違いなしです。
山田五郎が講演会で語る「魅力ある街」とは?「住んでいる人が幸せなら、地域活性化不要」と持論を展開
「街づくり」にも一家言を持つ山田五郎は、テレビ東京系の情報番組「出没!アド街ック天国」で、長年に渡ってコメンテーターを務めています。その独自な視点と識見を買われ、地方の講演会に招かれることも珍しくありません。茨城県石岡市からもお呼びがかかり、「魅力ある街ってどんな街?」と題した講演会に立った山田五郎は、壇上から持論を展開しました。
彼曰く「魅力ある街とは、住んでいる人が楽しく暮らしているところで、人気は関係ない」「住んでいる人たちが幸せなら、地域活性化は決して必要ではない」。しかし一方で、「もう少し観光に取り組んでもいいのでは」と、市に対して観光対策に打って出る姿勢を促しました。「移住促進策、子育て支援策とも見劣りしない」とポテンシャルを認めながらも、「のんびり加減と人の良さが裏目に出てアピール下手が懸念される」とチクリ。
続けて、「無責任な私案」とした上で、「最先端の医療機関を誘致」や「小学校から理数教育を施す」など、移住促進策や教育先進地としての特色を前面に打ち出すよう提案しました。最後に、「魅力を明確に絞り込み、他にはない切り口で思い切ったアピールを見せたほうがいい」というアドバイスで結んでいます。
どこの市町村にも言えることですが、たしかに、突出した観光資源がないのなら、独自のアイディアで魅力をアピールするというのが現実的でしょう。山田五郎が掲げた「魅力ある街=住んでいる人が楽しく暮らしている所」という定義には目から鱗が落ちた思いがします。
何かといえば「地域活性化」が叫ばれている中で、住民たちが幸せであれば、あえて「地域活性化」は必要ないという視点は斬新です。博識さを現実的な提言に落とし込むことができるところに、山田五郎の真髄を見た気がします。