山田勝己はSASUKEに全てを捧げた男!名言が熱かった!

山田勝己はSASUKEに全てを捧げた男!名言が熱かった!

山田勝己はSASUKEに全てを捧げた男!“ミスターSASUKE”の呼び名はいつ頃から?

山田勝己は、TBS系列のスポーツエンターテイメント番組「SASUKE」の有力者の中でも一際知名度と人気のある人物です。オーディションや予選会を勝ち抜いた100名が毎回出場する「SASUKE」ですが、数々の苦難を乗り越え完全制覇を果たせた者は、数名しかいません。

そんな厳しい環境において、2003年に開催された第12回で、実況の古館伊知郎が「ミスターSASUKE」と呼び始めたのが山田勝己です。2012年の第28回に引退するまで、「SASUKE」に全てを捧げてきたと言っても過言ではない山田勝己。完全制覇を成し遂げたことはなく、ファーストステージでリタイアすることも少なくありませんでしたが、それでも毎回「SASUKE」に全力で立ち向かっていく姿は、観客や視聴者の心をがっちりつかみました。まさに「ミスターSASUKE」の呼び名に相応しい人物と言えます。

山田勝己の名言が熱かった!SASUKEに掛ける想いとは?

山田勝己は「SASUKE」に出場する中で、いくつもの名言を残してきました。「負けたくないっていう……ただそれだけです」(第3回)、「俺には……SASUKEしかないんですよ」(第10回)、「SASUKEが何十年続こうが、見届けていきたい気持ちがあります」(第28回)といった名言からは、SASUKEに対する山田勝己の熱い思いが伝わってきます。

全てをSASUKEに捧げながらもステージをクリアできず、無念さをにじませながらも前しか向いていないその真っ直ぐさに憧れた視聴者も多いことでしょう。2002年秋の第10回は、3rdステージまで進みながら、最後の関門であるパイプスライダーで思い切り跳べなかったことが原因で脱落。第10回より後は3rdステージまで辿りつくことがなかった現実を知ると、「俺には……SASUKEしかないんですよ」との名言がことさらに重みを増します。

山田勝己を阻んだそりたつ壁と手袋!プロフィールは?

山田勝己を阻んだそりたつ壁と手袋!「山田手袋失格事件」とは?

山田勝己は、「SASUKE」で、”そり立つ壁”に幾度も阻まれてきました。そり立つ壁は、球状に反った壁のこと。身長が低い者や、重量のある者ほど苦難を強いられると言われています。エリア内の後半に待ち構えているため、タイムアップする者や、体力が残っておらずリタイアしてしまう者も多い箇所です。山田勝己も例外ではありませんでした。そり立つ壁を乗り越えられずにここでリタイアすることも多く、「山田勝己苦手エリア」と呼んでいる人も少なくありません。

そんな山田勝己には、手袋にまつわるエピソードもあります。第12回の2ndステージ挑戦前に、「手袋すぐ脱げるのかな」と発言していた山田勝己。手袋の着用が義務付けられているチェーンリアクションが終わってすぐに脱げるかどうか心配しての発言でしたが、結局は、なぜか脱がないままに2ndステージをクリアしてしまい失格となってしまいました。ルールについて反論した山田勝己は再挑戦しましたが、結局クリアすることは出来ずじまい。この騒動は、後に「山田手袋失格事件」と呼ばれるようになりました。

山田勝己のプロフィールは?自作SASUKEセットの元祖だった?

山田勝己は、1965年10月22日生まれの51歳で、身長175cm、体重75kg。トレーニングで鍛えた筋肉質な体型をしています。学生時代は、野球や陸上、ソフトボールをやっていましたが、引退後、25歳になってからはトレーニングに励み、SASUKEと出合ったそうです。かつては、SASUKEのためにトレーニングをやりすぎてリストラされたこともあるほどに鍛錬を重ねてきました。

今でこそ自宅にSASUKEセットを用意し、本番さながらの練習を積み重ねる出場者は珍しくありませんが、初めて自宅にSASUKEセットを作成したのは山田勝己だったと言われています。他の選手がSASUKEセットを自作するのも、そもそもSASUKEへの挑戦を志すのも、山田勝己の影響が大きいとか。完全制覇者である長野誠や、漆原裕治、森本裕介なども、山田勝己の影響でSASUKEに挑戦しています。

山田勝己が5年ぶりに「SASUKE」に参加!51歳の「ミスターSASUKE」挑戦の結果は?

山田勝己は、今年20周年を迎える「SASUKE」に、2012年の第28回に引退して以来5年ぶりに帰ってきたことで話題となりました。2017年3月26日に放送された「SASUKE」第33回に、ゴールデンボンバー勢や、俳優の森渉(もりわたる)、お笑い芸人のなかやまきんに君、A.B.C-Z・塚田僚一ら芸能人を含む多種多様の100人の挑戦者が集まる中、特別招待枠で参加した山田勝己。現在51歳となった山田勝己が、果たしてどれくらい進めるのかは注目を集めました。

山田勝己がファイナルステージまでいったのは、1999年の第3回のみです。2005年以降はファーストステージ敗退が続いており、仮に今回ファーストステージをクリアできれば、実に20大会ぶりのクリアとなります。大会前には、「ここでもう1回クリアして、時計動かそうかな」と意気込みを見せていた山田勝己。今までの軌跡がVTRで流される中、満を持しての登場となりましたが、ファーストステージの「クアッドステップス」「ローリングヒル」をクリアした後、第3エリアの「タイファイター」で池に落下。早々とリタイアする結果でした。

5年ぶりの参加となった山田勝己にとって、前回から導入された「タイファイター」は初挑戦であり、攻略するのが難しかったのかも知れません。この残念過ぎる結果には、視聴者からも「見せ場なしだった」と厳しいコメントが相次ぎました。しかし、立ち去る前のインタビューでは、「悔しさは持って帰るけど、昔からの完全制覇って思いはここに置いていくんで、若い奴らが必ず取り戻してくれると思います」と、新たな名言をしっかりと残した山田勝己。希望を後に続く若者たちへ託した姿勢こそ、まさに「ミスターSASUKE」です。

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