山縣亮太は病気がちな子供だった?コーチがいなかった理由がイケメンすぎる!

山縣亮太がコーチをつけなかった理由とは?病気や怪我を乗り越えて9秒台を達成 


山縣亮太のプロフィール
◆生年月日:1992年6月10日
◆出身:長野県
◆身長・体重:177cm・74kg
◆血液型:非公開
◆出身大学:慶應義塾大学
◆所属:セイコーホールディングス
◆2016年リオデジャネイロオリンピック4×100Mリレー銀メダル

山縣亮太がコーチをつけなかった理由が深い

山縣亮太(やまがたりょうた)は、日本陸上界を背負って立つ短距離走の選手です。

アスリートには専門のコーチがいるのが通常で、特に日々記録の更新を目指す陸上選手には不可欠。トップクラスの記録を持つ選手であればなおさらコーチは貴重な存在と思えますが、山縣亮太は2021年2月まで特定のコーチがいませんでした。

その理由について、山縣亮太は自身が所属するSEIKOのWebマガジンで「自分の感覚を大事にしています」「身体に対する感じ方を自分でマネジメントしたい」と説明しています。

個人競技であるため、自分のことは自分でコントロールすることを意識しているという山縣亮太。トップアスリートとして常に記録の壁と向き合っていけるのは、こうした自己管理能力の高さにも理由があるのかもしれません。

山縣亮太は選手生命の危機から日本新記録で復活!

山縣亮太の陸上キャリアは、決して順風満帆なものではありませんでした。

2019年3月から背中に違和感を覚えながら選手生活を送っていた山縣亮太。同年6月の日本選手権に向けて調整していた最中、肺気胸も患ってしまいます。

肺気胸は肺に穴が開いて息切れなどの症状が出る疾患で、陸上選手にとっては選手生命に関わる大病。日本選手権を棄権した山縣亮太は、休養生活に入ります。

休養していた期間について、インタビューで「自分の内面的な部分でも成長はあった」と振り返っている山縣亮太。翌2020年に出場した「布勢スプリント2021」男子100m決勝で9秒95の日本新記録をマークし、見事な復活を遂げました。

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山縣亮太は未熟児だった!父が明かした苦悩の日々や学生時代のエピソードを紹介    

山縣亮太は病弱な子供時代を経て健康優良児に

山縣亮太は予定日より2ヶ月早く未熟児で生まれ、生死の境をさまよっています。生後2ヶ月が経つ頃まで小さな体にはチューブが通され、新生児特定集中治療室(NICU)で予断を許さない状況が続いたのだとか。

必至で生きようとする幼い山縣亮太に、父親・浩一さんは当時のノートに「助けてください」「亮太が無事に育つことを祈る」と綴り、息子の無事を祈ったといいます。

命を取り留めた山縣亮太は1年間の外出禁止を経て、普通の子供のように過ごせるようになったかと思われました。しかし、初めて外に出た先でまたもや体調を崩して緊急入院するなど、幾度かの危機があったようです。

試練を乗り越えて健康な体を取り戻し、日本の陸上界を代表するアスリートに成長した山縣亮太。その陰には、我が子を守る両親の深い愛情があったのでしょう。

山縣亮太のユニークな練習法とは?

山縣亮太は小学生時代、野球部に所属していました。当時から足の速さは群を抜いていたようで、1年生の時に犬を怒らせて追いかけらた時にも、追いつかれることなく逃げ切ったという伝説も。

4年生になると、学校代表として広島市のスポーツ交歓大会に出場。スパイクではなくスニーカーを履いて優勝を果たした山縣亮太は、陸上の道を意識するようになります。

5年生から本格的に陸上を始め、中学から大学2年生まで深夜に車と競走するというユニークな練習を続けていたという山縣亮太。周囲から一歩抜きん出るためには、練習法においても人とは違うひらめきが必要なのかもしれません。

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山縣亮太がオリンピック開会式で石川佳純と選手宣誓!人前で話すのが苦手? 

山縣亮太が東京オリンピック日本選手団の主将に!開会式で選手宣誓も

山縣亮太は、2021年6月26日に開催された「第105回日本陸上競技選手権」の男子100Mで3位となり、東京オリンピック代表に選出されました。

この大会の直前、同月6日に鳥取市で行われた「布勢スプリント2021」ではサニブラウン・アブデル・ハキームが2019年6月にアメリカで記録した9秒97を抜き、日本新記録となる9秒95をマーク。自国開催となるオリンピックでの活躍も期待された山縣亮太は、日本選手団の主将に任命されます。

7月23日の開会式で、山縣亮太は副将の卓球女子代表・石川佳純とともに選手宣誓の大役も果たしました。同大会の宣誓文は、オリンピック史上初めて調和と平等、差別に関する内容が盛り込まれたことで話題を集めています。

山縣亮太はナーバスになるほど人前が苦手?

山縣亮太は東京オリンピックの開会式で選手宣誓を担当しましたが、実は人前で話すことがかなり苦手なのだそう。

過去のインタビューで、山縣亮太は「結婚式の2次会であいさつを任されただけで緊張する。式の1週間前からずっとナーバスになってしまう」と語り、シャイな性格であることを明かしています。

そんな山縣亮太ですが、世界中から注目が集まる大会では何度も好記録をマーク。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは4×100Mリレーの銀メダリストとなりました。

7月31日に行われた男子100M予選では、惜しくも準決勝進出を逃すというまさかの結果に終わった山縣亮太。同じく上位入賞を期待されていた多田修平、小池祐貴も予選で敗退し、男子陸上は100M、200Mともに準決勝へ進めないという93年ぶりの惨敗を喫しました。

しかしその雪辱を晴らすように、多田修平、山縣亮太、桐生祥秀、小池祐貴の4人で臨んだ4×100Mリレーでは安定のバトンパスを見せ、決勝へ駒を勧めています。

アメリカが予選で敗退するという大番狂わせが世界を驚かせる中、6大会連続で決勝進出となった日本が伝家の宝刀ともいわれるバトンパスでリオに続くメダルを手にできるか、日本中が固唾をのんで見守る4×100Mリレーの決勝は、8月6日の22時50分に開始予定です。

「1本目走り、楽になった」「決勝では一丸になってベストレースしたい」と語る山縣亮太をはじめとするリレー侍の走りに注目が集まります。

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