吉高由里子の家族は自営業？事故を乗り越えトップ女優に

吉高由里子と家族の関係は？母親代わりの存在とは

吉高由里子は実家にいた頃からモテモテ？兄とソックリな俳優が判明

吉高由里子（よしたかゆりこ）の実家は、東京・世田谷区でコンビニエンスストアを経営しており、デビュー前は吉高由里子も店の手伝いをすることがあったといいます。そのため、吉高由里子目当てで、店を訪れる客もいたのだとか。

看板娘でもあった吉高由里子には兄がおり、2009年5月公開の映画「重力ピエロ」で共演した俳優・加瀬亮とそっくりだと、同作のトークショーで明かしていました。兄妹が揃ってコンビニの店頭に立つことがあったとすれば、かなり目を引いたのではないでしょうか。

どこか自由奔放なイメージがある吉高由里子ですが、子供の頃はどちらかというと引っ込み思案な性格で、友人と一緒に遊ぶより、1人で遊ぶほうが好きだったそう。

2018年4月11日放送の「今夜くらべてみました」では、コンクリートの割れた部分や、部屋の天井の模様を眺めるのが好きだったと告白し、共演者を驚かせていました。今の姿から考えると、少し意外かもしれませんが、想像力の豊かさが伝わるエピソードでもあります。

吉高由里子の両親は離婚していた？関西弁を話せるワケ

中学3年生の時に両親が離婚し、父親に引き取られている吉高由里子。当時は父親と、父方の祖母と、兄と一緒に暮らしていたといいます。吉高由里子の母親代わりとなった祖母は、実家の店を手伝うことも多く、吉高由里子は兄の分まで料理し、食事を用意することもありました。

東京都出身の吉高由里子ですが、関西弁や広島弁を自在に操ることができるそうです。これには家族が関係しており、2012年12月28日には、「左にお婆、広島弁　右には父、関西弁　どっち喋ったらええねん」とツイート。育った境遇から、吉高由里子の家族に対する思いは人一倍強く、父親と祖母の故郷の方言にも愛着を持つようになったのかもしれません。

吉高由里子にとって事故がターニングポイントだった？

吉高由里子のデビュー作は？

吉高由里子が芸能界に進んだきっかけは、スカウトでした。高校1年生の頃、買い物中に、芸能事務所の関係者から声をかけられたのだそう。

2022年7月24日放送の「二軒目どうする？～ツマミのハナシ～」では、「TOKIO」の松岡昌宏が、デビュー前だと思われる吉高由里子の伝説を披露していました。

松岡昌宏によると、メンバーの国分太一が利用していたガソリンスタンドで、可愛すぎて噂になっていたバイト店員が、のちの吉高由里子だったといいます。デビュー前から明らかに目を引く存在だったのが分かります。

芸能事務所に入って2年後、2006年9月公開の映画「紀子の食卓」でデビューし、それ以降は映画にドラマ、CMと立て続けにオファーが舞い込み、人気女優への道を駆け上っていきました。

当初は、高校生の間だけ芸能活動をするつもりだったという吉高由里子ですが、親に引き止められ、卒業後も女優を続けることにしたといいます。

吉高由里子は交通事故でICUに

2007年9月、吉高由里子は交通事故に遭い、顎の骨を折る重症を負っています。デビューの翌年、ブレイクするきっかけとなった映画「蛇にピアス」（2008年9月公開）の主演に大抜擢された数日後のことでした。

集中治療室から5日間出られず、全治半年と告げられますが、奇跡的に1ヶ月半で復帰しています。事故により、吉高由里子の所属事務所は「蛇にピアス」の主演を降板する方向で話を切り出していました。それに対し、制作側は復帰まで待つと回答。撮影に遅れが生じる中で吉高由里子が見たのは、仕事の関係者たちが、周囲へ頭を下げる姿でした。

この出来事を経て、吉高由里子は仕事に対する意識が一変したのだとか。撮影当時、19歳にして大胆な全裸シーンも躊躇なく演じた「蛇にピアス」は大きな話題を呼び、吉高由里子の代表作となりました。

2010年3月には、アメリカのニュースチャンネル・CNNが選んだ「世界的に名前は知られていないが演技力のある日本の俳優7人」の1人に選ばれています。

吉高由里子は家族のサポートでますます飛躍？

両親は離婚しているものの、吉高由里子と家族の関係は決して悪くないようで、ツイッターでは家族の話題に触れることもあります。

母親の誕生日だという2021年11月29日には、プレゼントを買って、一緒に食事をするというスケジュールを公開していました。毎年このように、誕生日をお祝いしているのかもしれませんね。

また、母親は、吉高由里子の出演作をすべて観ているのだとか。父や兄とも、作品が決まると連絡を取り合っている様子です。応援し続けている家族の存在は、吉高由里子にとって心の支えになっていることでしょう。

「週刊文春」2021年12月30日・2022年1月6日号には、吉高由里子の元マネージャーが登場し、吉高由里子の人柄を絶賛しています。「吉高と仕事をして、嫌いになる人いるのかな」と思うくらい、吉高由里子は周囲の人間を大切にするのだとか。演技はもちろん、こうした現場での振る舞いも、オファーが絶えない理由の1つといえそうです。

2024年の大河ドラマ「光る君へ」では、主人公の紫式部を演じる吉高由里子。大河でも大いに視聴者を魅了してくれるのではないでしょうか。