貴闘力が「しくじり先生」で激白!ギャンブル依存症と賭けた金額が壮絶だった!

貴闘力が「しくじり先生」で激白!ギャンブル依存症と賭けた金額が壮絶だった!

貴闘力が「しくじり先生」登場!ギャンブル依存症、5億円失って人生を棒に振る!

貴闘力が、「しくじり先生」で、ギャンブル依存症と、ギャンブルに生涯賭け金5億円をつぎ込んだ壮絶な過去を激白しました。父親もギャンブル依存症だったため、子供の頃はギャンブルが大嫌いだったという貴闘力。借金取りから逃れるために、小学校を転々とする生活に嫌気がさし、中卒で藤島部屋に入門した理由だったはずが、ギャンブル好きの力士に誘われるうちにハマっていったといいます。

午前中の稽古が終わると、ボートレースや競馬場へ。夜は麻雀、という生活を続けるうちに、貴闘力は、気が付けば競輪・競馬・カジノなど全てのギャンブルを制覇してしまっていました。1989年に十両昇進した後には、競馬で勝って、化粧まわし代などに必要な400万円の捻出に成功したそうですが、この「たまの成功体験」が、貴闘力のギャンブル依存症に拍車をかけることに。故・大鵬親方が何度も「頼むからやめてくれ」と言って借金を肩代わりしてくれましたが、34歳で現役引退し、親方になってからも、貴闘力は大鵬親方をあざむきギャンブルを続けていたそうです。

貴闘力が「しくじり先生」で語った、野球賭博で、相撲と妻を失ってもやめられなかったギャンブル

貴闘力のギャンブル依存症は悪化の一途をたどり、2010年には、遂に違法である野球賭博が発覚して、相撲協会を解雇されてしまいました。貴闘力は、相撲協会をクビになり、大好きな相撲を失って自殺を考えるほどショックを受けましたが、それでもギャンブル依存症は治りませんでした。知り合いのすすめで開店した焼肉店が繁盛し出した当初は、症状も落ち着き、熱心に働いていた貴闘力。しかし、1年もしないうちに、店の売り上げの一部を持ちだして、ギャンブルに熱中するようになります。

ところが2013年末に税金を滞納し、社員に給料を支払えなくなった時、初めて自分の功罪の大きさに気付き、これをきっかけにギャンブルからは足を洗うことができたのです。貴闘力は、今でもギャンブルをやりたくてソワソワするそうです。しかし、「俺はギャンブル依存症じゃない。精神力で何とかなる」と、二度とギャンブルに溺れない意思を示しています。専門家によると、ギャンブル依存症は、脳のバランスが崩れるれっきとした病気。意思の力だけではなかなか完全には抜け出せないそうですが、貴闘力は本当に大丈夫でしょうか。

貴闘力の嫁、息子の現在は?海浜幕張の焼肉貴闘力の評判、経営は大丈夫?!

貴闘力が離婚した嫁、4人の息子の現在は?

貴闘力は、1994年に大鵬親方の三女・納谷美絵子と結婚し、婿養子となりました。その後、嫁との間には4人の息子が生まれましたが、2010年に野球賭博で相撲協会を解雇されてしまったため、大鵬親方の養子でいられないということで、嫁と相談の末に離婚しています。現在、貴闘力の元嫁が何をしているかは定かではありませんが、4人の息子は体格に恵まれ、期待された通りにそれぞれが格闘の道に足を踏み入れているようです。

長男・幸男は、俳優志望でしたが、初代タイガーマスクに弟子入りしてプロレスラーを目指しています。2014年4月、貴闘力がプロレスデビュー戦を闘った時には、長男がセコンド入りしていました。次男・幸林は、埼玉栄高校で相撲力士を目指して稽古に励んでいます。中学卒業時、すでに身長180cm・体重130kgと素質は充分。卒業後は、貴乃花部屋に入門すると見られています。三男・幸之介は、わんぱく相撲では全国大会の上位常連選手で、四男・幸成も、小学4年時には100kgを超える体重で、全国大会では有名人。もちろん2人とも力士を目指しています。

貴闘力の海浜幕張の焼肉貴闘力、店長逮捕で評判や経営は大丈夫?!

貴闘力は、野球賭博で相撲界を追われた2010年、江東区扇橋に開店した「焼肉本店 ドラゴ」を皮切りに、全国10店舗・海外2店舗の飲食店を展開して再起しています。貴闘力が2015年1月に一度プロレス引退を表明した時に「焼肉店が忙しい」と言っていましたので、今のところ繁盛しているようですね。

しかし、海浜幕張の「焼肉貴闘力」では、店の評判を落としかねない逮捕事件が2014年に起きています。韓国人に在留資格を得させるために、偽装結婚したとして逮捕されたのは、貴闘力が海浜幕張の焼肉貴闘力店長を任せていた元関脇琴富士。貴闘力は、琴富士と大変親しく、海浜幕張の「焼肉貴闘力」の前には上海店を任せていたそうです。

琴富士には懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決が下されましたが、貴闘力が、ギャンブルによる借金まみれの琴富士にシンパシーを感じているのか、まだ働き続けているようです。ネットの口コミ数は2014年に比べて減っていますが、依然として「安い、旨い、ボリューム満点!」「厚切り牛タンが忘れられずに再来店」と評価は高めになっています。

貴闘力が「しくじり先生」で語ったギャンブル依存解消方法とは!

貴闘力といえば、強烈な張り手を武器に関脇まで昇進し、横綱・曙から7つの金星をあげ、引退覚悟で臨んだ場所では、史上初の幕尻優勝するなど、大いに相撲界を盛り上げてくれた名力士でした。2002年の現役引退以降は、大嶽親方として大嶽部屋を担っていくはずが、2010年にまさかの角界追放。「ギャンブルで負けて無一文になると、稽古の時間が増えて番付も上がった」「ギャンブルをやってなかったら横綱になれた」などと冗談めかして言っていますが、お世話になった親方の厚意に背き、全てを失ったことを考えると、その喪失感は計り知れなかったはず。

それでも脳がギャンブルを求めてしまうのですから、ギャンブルの中毒性とは恐ろしいものです。貴闘力が「しくじり先生」で語ったギャンブル依存解消法は、「無理矢理忙しくしてお金を持たないこと」。周囲は、同情して金を貸さないようにするべきだとも言っています。貴闘力自身、十両に上がって新弟子が付くようになってから雑用が減り、暇になり、暇をもてあましてギャンブルの道に引きずり込まれていった経緯がありました。ビギナーズラックに出会ってしまったことで「勝った記憶」ばかりが大きくなっていっていくのです。

自分は絶対に大丈夫と思いがちなのが、ギャンブル依存症の怖いところで、貴闘力も周囲に医者へ行くように勧められては、かたくなに「俺は病気じゃない」と言い張っていました。ただ、ギャンブル依存症も重症化すると、薬物中毒のような禁断症状が現れるそうで、貴闘力も不眠症・厳格・異常発汗・手の震えなどに悩まされ、なかなか離脱できなかったのです。この壮絶な体験を乗り越えた貴闘力は、昨年、野球賭博で巨人軍を解雇された選手に向け「いつでも相談に乗るよ、うちの店に来て」とメッセージを送っています。大変心強い言葉ですが、ミイラ取りがミイラにならないことを祈るばかりです。

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