細貝萌がドイツに渡って6年!海外で得られた評価は?

細貝萌がドイツに渡って6年!海外で得られた評価は?

細貝萌のドイツ移籍後は日本代表の評価ではパッとしなかった!

細貝萌(ほそがいはじめ)が、古巣の浦和レッズからドイツのプロサッカーリーグ・ブンデスリーガの強豪バイエル・レバークーゼンに移籍してから、6年が経過しました。日本で、攻守の要となる選手を意味する「ボランチ」としての地位を確立していた細貝萌は、前橋育英高校にいたU-16時代から日本代表だった経験があります。

2010年8月から2014年までは、年齢制限のない国際Aマッチの日本代表としておなじみの顔となり、ドイツと日本の往復生活が続いていたそうです。しかし、代表戦では控えに甘んじることも多かったためか、日本のメディアが細貝萌を取り上げる機会は、あまり多くありませんでした。そのため、海外での細貝萌のプレースタイルが、日本での評価に反して重宝されていたことは、サッカー通のみぞ知るところとなっていました。

細貝萌が海外で魅せたボランチとして真価!守備力への信頼が凄かった!

細貝萌は、2013年5月、バイエル・レバークーゼンから、同じくブンデスリーガ1部のヘルタ・ベルリンに移籍しています。レバークーゼン時代には、レンタル移籍したFCアウクスブルクの1部昇格に貢献し、レギュラーとして定着していた細貝萌でしたが、本チームに戻った途端に出場機会が激減。その頃、現地サッカー誌は、本職の「ボランチ」ではなく、サイドバックとして出場していた細貝萌を、体当たりの1対1で相手を刺し続ける守備力から「スズメバチ」と評していました。

それに目を付けたヘルタ・ベルリンの当時の監督ヨス・ルスカイは、チームに優秀な「ボランチ」が在籍していたにも関わらず、細貝萌に直接オファーを出したそうです。強豪レバークーゼンから「スズメバチ」が移籍してくると聞いたファンは、細貝萌を救世主扱いしました。

その期待を裏切ることなく、移籍後の細貝萌は、チームの核となるべき「ボランチ」たる真価を発揮し、シーズンを通して全試合に出場。ヨス・ルスカイ監督からの信頼は、とりわけ厚いものとなりました。

細貝萌はハーフなの?結婚した嫁や子供は?

細貝萌はハーフ?それとも純日本人?両親や兄弟から徹底解明!

細貝萌は、ドイツのピッチにいても違和感を覚えないくらいの顔の濃さから、ハーフではないかとの噂があります。ドイツ語で「ボランチ」として指示を出す海外での様子や、明るく染められた髪も、その一因となっているのかもしれません。細貝萌は、1986年6月10日生まれで、群馬県前橋市出身。

国籍は日本とのことで、父は辰弘、母は恵子と、両親の名前も純和風です。そんな両親が命名した「萌(はじめ)」という名前には、「雑草のようにたくましく、明るく育ってほしい」という意味が込められているといい、その感性も日本人そのものです。

また、細貝萌の3歳上には双子の兄がおり、そのうちの1人、細貝聡は、前橋育英高校出身の元サッカー選手。画像を見る限りでは間違いなく日本人ですから、細貝萌がハーフである可能性は極めてゼロに近いでしょう。

細貝萌と嫁・中村明花は内田篤人の結婚観を変えるほどラブラブ!子供の誕生も奇跡的だった!

細貝萌は、2011年3月3日、「王様のブランチ」でリポーターを務めていたモデルの中村明花(なかむらさやか)と結婚しました。現在セレッソ大阪で活躍する中澤聡太と、「王様のブランチ」のリポーターだった金田美香という、後に夫婦となる知人カップルを介し、2008年頃に知り合った2人。入籍後は、中村明花もドイツに移住し、細貝萌が怪我に苦しんだ2014年以降も、献身的に支え続けました。

2015年には、4年越しとなる結婚式を日本で挙げており、変わらぬ夫婦愛を目の当たりにして、結婚願望ゼロだった内田篤人が、結婚するに至ったのだとか。そんな仲睦まじい細貝萌夫妻には、2016年6月10日に、第1子となる女児が誕生しています。

たまたま細貝萌が日本にいるオフ期間だったため、出産に立ち会うことができた上に、まさかの自分と同じ誕生日とは、またとない奇跡です。生まれながらに親孝行な娘を持ったことで、この夫婦には、さらに運命めいたものを感じてしまいます。

細貝萌が柏レイソルで再出発!嫁・中村明花と娘は何よりの原動力に!

細貝萌が、2017年3月24日、6年間にも及んだドイツ生活を終え、Jリーグの柏レイソルに移籍しました。細貝萌は、「ボランチ」として大活躍したヘルタ・ベルリンを、ヨス・ルフカイ監督の解任と、怪我のために追われてしまったのは2015年のこと。

トルコへのレンタル移籍を経て、2016年7月からは、ヨス・ルフカイ監督の新天地でもあったブンデスリーガ2部リーグのシュトゥットガルトでプレイしていました。ところが、またしてもヨス・ルフカイ監督の辞任と怪我に見舞われ、さらにチームが若返りを図ったこともあって、出場機会が激減してしまいます。

シーズン途中での日本への移籍を決めたのは、「30歳を迎えた自分の経験を活かして、もっと試合に出場したい」という思いが大きかったようです。帰国後の細貝萌は、すでに4月1日のサンフレッチェ広島戦に後半42分から途中出場し、チームの勝利に貢献しましたが、硬い日本のピッチへの慣れといった課題もあり、本格参戦には少し時間を要するかもしれません。

そんな細貝萌の原動力は、料理師免許を持ち、夫の健康面を支えてきた嫁・中村明花と、生まれたばかりの娘の存在です。「夫がどこにいても、家族でサポートしていく」との言葉をもらったからには、細貝萌は、柏レイソル4番目の年長者として、「ボランチ」たる威厳を見せてくれるに違いありません。

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