西田敏行が「釣りバカ日誌」でハマちゃんからスーさんへ。ナイトスクープ降板理由は番組愛だった!?

愛嬌のある演技と飾り気のない人柄で親しまれる俳優・西田敏行。ハマちゃんこと浜崎伝助を演じた「釣りバカ日誌」のように朗らかな役柄に加え、北野武監督で3作が制作され、いずれも大ヒットとなった映画「アウトレイジ」で演じたドスの効いた組長役もサマになります。

その幅のある演技の秘密はどこにあるのでしょうか。未だに衰えない人気の秘密を探るため、あらためて俳優・西田敏行について紹介します。


西田敏行のプロフィール
◆生年月日:1947年11月4日
◆出身:福島県
◆身長:166cm
◆血液型:B型
◆所属事務所:株式会社オフィスコバック

映画「釣りバカ日誌」が大ヒット!ドラマ版ではスーさんに

西田敏行の代表作として挙げられる作品は数々ありますが、中でも多くのファンが一番と認めるのは、1988年12月公開の第1作から約22年にわたりシリーズ化された「釣りバカ日誌」でしょう。

三國連太郎とのハマちゃん・スーさんコンビで人気を呼んだ同シリーズは2009年12月公開の「釣りバカ日誌20 ファイナル」で終了しましたが、2015年10月からドラマで復活。鈴木建設に入社したてのハマちゃんの若かりし頃を濱田岳が演じ、西田敏行がスーさんを演じるという、時の流れを感じさせるキャスティングで放送され、前作と変わらぬ人気を集めました。

未だ勢いが衰えず、話題作への出演が絶えない西田敏行。2019年も、西島秀俊とのダブル主演で9月27日に公開された映画「任侠学園」が話題を呼んだばかりです。

今野敏の人気シリーズ小説「任侠」を実写映画化した同作は、経営難に苦しむ高校の理事となったヤクザ2人が、荒っぽくも筋の通った手腕で学園を再建していく姿を描いた作品で、西田敏行と西島秀俊が人情溢れるヤクザを演じました。

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愛嬌のあるキャラクターでヒット作を連発

西田敏行へのオファーが途切れない理由は、愛嬌のあるキャラから極道までこなす幅のある演技力と、アドリブ力にあります。彼がアドリブ力の高さを見せたのは、1976年10月から第1シリーズが始まり、1979年の第3シリーズまで放送されたドラマ「三男三女婿一匹」。同作で主演を務めた森繁久彌の繰り出すアドリブにも個性あふれる演技で見事に対応し、存在感をアピールしました。

安定した演技力と外れのないアドリブ力。元々持ち合わせている愛嬌と人柄の良さも相まって、1978年放送のドラマ「最遊記」では大食いで女好きながら憎めない猪八戒を好演。1980年4月から放送された「池中玄太80キロ」では、血のつながらない三人の娘とぶつかり合いながらも絆を深めていく主人公・池中玄太を熱演し、視聴者の感動を呼びました。

12年間で、シリーズ3作とスペシャル3本が放送される人気ドラマとなった「池中玄太シリーズ」は、西田敏行が歌ったパート2、パート3の主題歌「もしもピアノが弾けたなら」、長女の絵里を演じた杉田かおるが歌った挿入歌「鳥の詩」とヒット曲も生み、西田敏行は「もしもピアノが弾けたなら」で1981年のNHK「紅白歌合戦」に初出場しています。

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西田敏行の激やせぶりに心配の声も

出演する作品ごとに、表情やオーラが一変する西田敏行。愛嬌と貫禄が共存した類まれなる演技力で、70歳を過ぎた現在も第一線で活躍していますが、最近は以前よりも痩せたのではないかと心配する声が上がっています。

西田敏行の激やせは、2016年2月に自宅のベッドから落ちて首を負傷したのに加え、同年4月には胆のう炎を発症して立て続けに手術が重なり、休養が4ヶ月にわたったことが影響しているようです。大病を患っているのではないかなど、根拠のない噂が実しやかに囁かれましたが、復帰後はレギュラー出演しているドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」をはじめ、映画にドラマにと多くの作品に出演していることから、深刻な状態ではないと考えて良いのではないでしょうか。

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西田敏行がナイトスクープ局長辞任!降板理由は?

日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を二度受賞し、ノミネート俳優の常連として知られる他、日本俳優連合理事長も務める大御所俳優でありながら、2001年1月から19年にわたり局長を務める「探偵!ナイトスクープ」では涙もろく人情味あふれる人柄で、長年親しまれてきた西田敏行。2019年10月18日の放送で局長辞任を自ら発表し、番組ファンを驚かせました。

10月25日に行われた最後の収録後、取材に応じた西田敏行は、上岡局長時代と比べ、関西気質のピリッとした笑いよりも、自分が思わず涙ぐんでしまう湿り気のある笑いのほうが比率を占めてきた。自分が視聴者として観ていた頃に好きだった乾いた笑いを取り戻すことが番組には必要と感じ、1年ほど前から局長退任を考え始めたと、降板理由を明かしました。また、番組収録のため1週間おきに大阪へ移動するのも厳しくなってきたと、体力面も理由のひとつとして認めています。

三代目局長には、同番組の大ファンを公言するダウンタウン・松本人志が就任すると発表されました。今後どんな番組になっていくのか、松本局長体制での初回放送となる11月29日が待たれるところです。

ハンカチを手に、涙でヨレヨレになりながらコメントする西田局長の姿を見られなくなるのは、なんとも寂しい限りです。俳優としての新作ドラマや映画も楽しみですが、情にモロい西田敏行の素朴な人柄をうかがわせる番組にも、是非また登場してほしいものですね。

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