服部勇馬が東京オリンピックで深部体温40度の熱中症に!回復した?弟とのパリ五輪に期待

2021年8月27日 更新

服部勇馬は兄弟揃って陸上選手!プロフィールを紹介!


服部勇馬のプロフィール
◆生年月日:1993年11月13日
◆出身:新潟県
◆身長・体重:176cm・61kg
◆血液型:O型
◆出身大学:東洋大学
◆所属:トヨタ自動車
◆第72回福岡国際マラソン優勝

服部勇馬はトヨタ自動車に所属している期待の陸上長距離選手!

服部勇馬(はっとりゆうま)は、長距離の陸上選手です。中学3年生の時から、「全日本中学校陸上競技選手権大会」1500m決勝で7位に入賞するなど活躍していました。

2011年、仙台育英高校3年生の時に出場した「全国高等学校総合体育大会」では5000mで5位を記録。高校を卒業した後は東洋大学に進学し、1年生の時から駅伝メンバーとして活躍します。

大学2年生の時の「出雲駅伝」では5区を担当し、17分54秒というタイムで区間記録を樹立しました。2014年の「第58回熊日30kmロードレース」では1時間28分52秒のタイムで優勝し、学生新記録を更新しています。

服部勇馬には服部弾馬(はっとりはずま)という1歳年下の弟がいます。弟の弾馬とは中学生の頃から一緒に陸上に励んでおり、弟も東洋大学に進学し、2015年7月に開催された「ホクレンディスタンスチャレンジ北見大会」で兄弟2人とも東洋大新記録を打ち立てて話題となりました。

大学3年生の時に東京マラソン初参加を予定していた服部勇馬でしたが、怪我のために延期して2016年、大学4年生の時にデビュー。初めての東京マラソンでは途中まで首位で走っていましたが、30km過ぎで失速し、12位でした。

大学卒業後、服部勇馬はトヨタ自動車に入社しましたが、それまで服部勇馬の背中を追ってきた弟の弾馬はトーエネックに就職。服部弾馬は5000mなどトラック競技に力を入れ、兄弟は、違う道を進むことになります。

服部勇馬がトヨタ自動車に入社して1年目の11月に開催された「中部実業団駅伝競走」では、50分32秒で区間賞を獲得、チームの大会新記録優勝に大きく貢献しました。

2021年7月23日から8月8日まで開催された、東京オリンピックでは、服部勇馬の最後まで諦めずに頑張る姿に多くの人が感動しました。

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服部勇馬が東京オリンピックで重度の熱中症に!

服部勇馬、深部体温40度でも完走した姿がツイッターでも話題に

2021年8月8日に行われた東京オリンピック・男子マラソンに服部勇馬が日本代表として出場しました。

20kmまではトップ集団の後方で、好調な走りを披露。しかし、中間地点で遅れ始めると一気にトップ集団と引き離されてしまいました。

体調不良であることは明らかで、足が痙攣して何度も立ち止まりながらも懸命に走りきり、2時間30分8秒でふらふらになりながらゴールしています。

この日は気温が26度・湿度が80%というかなり蒸し暑い気候で、出場者106人のうち30人もの選手が途中棄権するというとても過酷なレースでした。

服部勇馬はレース前にアキレスけん痛や膝の不調というトラブルもあり、不安を抱えての参加だったといいます。ゴールすると車椅子で医務室に運ばれましたが、深部体温が40度以上で重い熱中症の症状だったことが判明しました。

環境省の「熱中症環境保健マニュアル」によると、深部体温が40度を超えると痙攣や意識障害が起きることがあるのだそう。かなり重い状況であったことが分かります。

レース中、何度も途中棄権が頭をよぎったといいますが、走り切った服部勇馬。「支えてくれた方、これまで戦ってきた選手の思いを踏みにじるようなことは絶対にしたくなかった」という気持ちで、自らを奮い立たせたそうです。

順位としては73位でしたが、この服部勇馬の姿をテレビで観ていた視聴者から、ツイッターに「涙が止まりませんでした」「大丈夫か心配…」「ゴールした姿に感動しました」など感想が相次いで投稿されました。

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服部勇馬、オリンピックでの悔しい気持ちをパリ五輪に向けた力に

服部勇馬がインスタで体調回復を報告!兄弟でのパリ参加に期待!

服部勇馬は東京オリンピックでの過酷なレースで熱中症となってしまいましたが、2021年8月9日にインスタに写真とメッセージを投稿し、現在の体調と心境について明かしていました。

「体調の方は、少しずつ回復に向かっています」と報告し「このような結果、状況を招いてしまった原因をしっかりと追求、改善して新たな目標に向かって走っていきます」と今後に目を向けています。

この投稿には、2021年8月時点で2.9万人の「いいね」と1100件を超える応援メッセージが集まっています。「これからも兄弟で走る姿見せてください」「ゆっくり休んでからまた素敵な走りを見せてください」など、ファンも再び元気に走る姿を楽しみにしているようです。

また、レース後に服部勇馬は「これから先もマラソンとともに生きていきたい」「全く勝負はできませんでしたが、この悔しい経験を忘れずに次のパリ五輪で勝負できるように精進していきたい」ともコメントをしていました。

弟の服部弾馬も自身のツイッターで、「心打たれました」と兄を称え「次は一緒に同じ舞台に立ちたい」と兄弟でのオリンピック参加に向けて意気込んでいます。

服部勇馬は東京オリンピックでの悔しさをバネに、パリの舞台ではきっと素晴らしい走りで魅せてくれることでしょう。困難な状況でもあきらめない彼を、今後も応援したいものです。

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