小池一夫(漫画原作者)が「まどかマギカ」にご執心!虚淵玄との対談が熱い!
小池一夫(漫画原作者)が「まどかマギカ」の感想をTwitterに!ご執心の様子?
小池一夫(漫画原作者)は、時代劇ドラマとして長く親しまれている「子連れ狼」の漫画原作で知られています。「漫画はキャラ立てが大事だ」という信条を持っている小池一夫は、自身が主催する「小池一夫劇画村塾」でも信条を提唱し、漫画界に広く知られる考えとなりました。
このように、キャラクターを大事にする小池一夫。75歳となっても、放映中のアニメや漫画にも触れているらしく、2011年8月に、突如、Twitter上で感想を発表したのが「魔法少女まどか☆マギカ」についてでした。通称を「まどマギ」という魔法少女アニメは、可愛い絵柄に反して、謎の多いダークファンタジー。
小池一夫は、過去の人気ロボット作品などと比較しながら、「まどマギ」を分析し、ぐいぐい引き込まれていったと絶賛しています。暁目ほむらとキーパーソンであるキュウべえの関係がよく分からないため、じっくり見ながら感想を述べたいと、かなりご執心の様子を見せました。
小池一夫(漫画原作者)「まどマギ」脚本家虚淵玄と本気の対談で熱い95分間!
小池一夫(漫画原作者)は、2010年より、動画配信サイト「ニコニコ動画」にて、「小池一夫のニコニコキャラクター塾!」という番組を配信していました。この番組は、小池一夫とゲストが、持論であるキャラクター論を、視聴者とともに、キャラクター新論へと発展させていこうという試みです。
その「小池一夫のニコニコキャラクター塾」に、「まどマギ」「Fate/Zero」の脚本家として知られている虚淵玄がゲストとして登場し、小池一夫と95分にも及ぶ熱い対談を行いました。虚淵玄の創作スタイルや、演出手法、キャラクターの思考に対する考えなど、小池一夫との対談は、虚淵玄を丸裸にするような深いところにまで及びました。
また、ボーカロイド「初音ミク」を例に挙げ、キャラクターを考える能力についての理論も展開。小池一夫は、虚淵玄との対談をきっかけに、魔法少女ものの原作に挑戦し、「魔法少女 三満月美々のQED」という作品も誕生しています。
小池一夫(漫画原作者)のTwitterが注目されるワケ!本名、プロフィールは?
小池一夫(漫画原作者)が若すぎる!御年80歳のTwitterが注目される理由
小池一夫(漫画原作者)は、1936年5月8日生まれですから、2016年8月現在はなんと80歳。しかし年齢を感じさせることはなく、ブログやFacebook、Twitterなどを活用しながら、日々の出来事などをつぶやいています。特に小池一夫のTwitterが注目を集めており、フォロワー数は35万人を超えました。注目される理由は、たびたび現れる名言です。
小池一夫のちょっとした一言には、説教のような重さは皆無。人生経験を積んだからこその含蓄あるつぶやきに、励まされ、頷かされる人は多いようです。「まどマギ」感想ツイートも注目されましたが、若者に人気の作品を積極的に触れようとする姿勢も、小池一夫のTwitterが注目される理由の1つ。
近頃は、人気ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」のプレイを開始した小池一夫。ゲームの進め方をフォロワーに尋ねるなど、積極的に交流し、「ネット介護」と呼ばれても「お爺さん戦法である」と返すなど、ユーモアのあふれる対応を見せました。
小池一夫(漫画原作者)の意外と知られていない本名とプロフィールを公開!
小池一夫(漫画原作者)は筆名で、本名は俵谷譲です。池口恵観の元で修行をし、僧号は俵谷星舟とも名乗っています。身長は183㎝と、かなり大柄です。1959年に中央大学法学部を卒業した小池一夫は、小説家を目指しますが断念。司法試験を受験しますが、3度失敗しました。その後、さまざまな職を転々とし、1968年の春に、「少年マガジン」で「ゴルゴ13」のさいとうプロダクションが原作者募集をしていることを知り、応募した小池一夫。
「ゴルゴ13」「無用之介」などの原作に関わったのち、1970年に独立しています。そして、「子連れ狼」、「御用牙」、「修羅雪姫」ら人気作を生み出しました。後進の育成にも力を入れており、「小池一夫劇画村塾」からは、高橋留美子、原哲夫を、2000年に大阪芸術大学教授に招聘され設立された小池ゼミからは、椎橋寛、森橋ビンゴらを輩出しています。2016年現在も、自身が設立した小池書院の編集者を務め、専門学校で教鞭をとるなど、精力的に活動中です。
小池一夫(漫画原作者)原作有名時代劇漫画「子連れ狼」カルト的人気の米国ハリウッドでリメイク!
小池一夫(漫画原作者)の代表作といえば「子連れ狼」。敵対する柳生一族の手により妻を失った公儀介錯人で剣の達人、拝一刀が、柳生一族に復讐を果たすべく、愛刀胴太貫を携えて、残された息子大五郎とともに旅をする人気シリーズです。大五郎は、乳母車に乗っており、名前を呼ばれれば「ちゃーん!」と返事をするその光景は、漫画で知らなくとも、映像で記憶している人も多いでしょう。
「子連れ狼」は、1972年、若山富三郎主演で映画化されて以来、主演俳優や、設定を少しずつ変えながら、絶え間なく映画化、TVドラマ化が続けられてきました。2002年から2004年にかけては、北大路欣也主演でドラマ化。夏八木勲演じる敵役の柳生烈堂の味のあるキャラクターや、大五郎役・小林翼の可愛らしさが人気に。
そんな中、数多くの「子連れ狼」実写作品の中から、1993年に田村正和主演で映画化された「子連れ狼 その小さき手に」が、ハリウッドでリメイクされ、映画化することが、2016年6月に報道されました。「子連れ狼」シリーズは、アメリカではカルト的な人気を誇っているのだとか。
ブームのきっかけは、若山富三郎主演版「子連れ狼」。殺陣の鮮やかさ、躍動感、それに伴う血しぶきの量など、後のスプラッター映画に影響を与えたといわれるほどなのだそうです。今回は、親子愛にスポットを当てた田村正和主演版のリメイクとなりますが、日本人からキャスティングすると発表されていることから、より日本作品に近い雰囲気ながら、ハリウッドならではのアクション、演出が見られることに期待が高まります。
さまざまなキャラクターを生み出し、また愛している小池一夫。彼に生み出された作品が、ハリウッドという異国の地で、また新しく姿を変えて生まれ変わります。「子連れ狼」の物語が、どのように繰り広げられるのかを期待して待ちましょう。