竹原慎二ががんを乗り越えて復活!YouTubeで見せた姿に応援の声多数
◆出身:広島県
◆身長:186cm
◆血液型:A型
◆所属事務所:太田プロダクション
竹原慎二はがん宣告を受けてもがんと闘う決意
2014年に膀胱がんと診断されたボクシングの元ミドル級世界王者・竹原慎二(たけはら・しんじ)が、闘病生活の様子を自身のYouTubeチャンネルで公開して話題となっています。
2012年あたりから体調に異変を感じ、激しい頻尿などに悩んでいたという竹原慎二。2013年の年末に血尿が出たため病院で検査した結果、翌年2月に膀胱がんが判明しました。
がんと分かった時にはリンパ節にまで転移しており、医師の診断は最も症状が重いステージ4。最悪の場合は余命1年と告げられるほど深刻な病状という現実を突きつけられた竹原慎二は、がんと向き合いながら生きる道を模索しました。
竹原慎二ががんの闘病生活をYouTubeで公開!「竹原テレビ」が話題に
竹原慎二は2020年4月にYouTubeチャンネル「竹原テレビ」を開設し、これまでの闘病生活を投稿しています。
動画では投薬治療を受ける姿や、膀胱の全摘出手術をする直前の様子などを克明に記録。術後はベッドから起き上がれず、10キロ近く痩せた竹原慎二が苦しい表情を浮かべる姿もあり、壮絶な闘病生活だったことが分かります。
「竹原テレビ」には、闘病を経て復活を遂げた竹原慎二の姿も投稿されています。大病を患ったとは思えない身体を張った企画も多く、やんちゃな喧嘩自慢を拳で黙らせるガチスパーリングは「ガチンコファイトクラブ」を彷彿させ、1000万再生を超える人気動画も。2022年7月時点のチャンネル登録者数は58万6000人に達するほどの人気チャンネルに成長しています。
竹原慎二ががんをKO!諦めない強さと支え続けた家族の存在
竹原慎二ががんを克服!献身的な嫁の徹底した食事療法で生還?
強靭な肉体と精神力で、日本のボクシング界では少ない重量級の世界王者まで上りつめた竹原慎二。がんと闘い続ける中でも「絶対に病気に勝つ」という気持ちの強さを忘れなかったといいます。そんな竹原慎二が闘病生活を乗り越えられたのは、常に支え続けた嫁の存在も大きかったようです。
竹原慎二の嫁は入院中から献身的に付き添い、精神的なサポートに加えて病気の勉強にも力を注ぎました。普段の生活では素材にこだわった手料理を心がけ、ジャンクフードなどは一切禁止する食事療法も徹底して取り入れたのだそう。
また、長年に及ぶ竹原慎二の闘病を支えた食事療法や医師とのやりとり、体調の変化、自身で調べたがんの知識を退院後も記録し続けた「がんノート」は、2018年7月に「夫・竹原慎二のがんを消したカラダにいい食べ物と習慣43」として出版されています。
「竹原テレビ」で公開する闘病中の動画内で、竹原慎二が「ママが来てくれてね、助かってます。愛してるよ」と笑顔で嫁に伝える姿には、嫁に心からの感謝する気持ちと夫婦の深い絆がうかがえます。
竹原慎二のがん治療から学ぶセカンドオピニオンの大切さ
竹原慎二が命を取り留めた大きな要因の1つは、セカンドオピニオンでしょう。
異変を感じ始めた当初、竹原慎二は知人の医師から検査結果に異常なしとの診断を受けます。通院を続けても原因が分からず、血尿が出るまでに症状が進んだ竹原慎二はセカンドオピニオンを決意。他の病院で膀胱がんが見つかった時には、異変を感じてからおよそ2年もの歳月が経っていました。
最初の病院に通い続けていたら助からなかった可能性もあり、早期発見できていれば膀胱を全摘出せずに済んだかもしれません。がんの宣告後も治療を受ける病院や治療法を納得できるまで探し、フォースオピニオンまで受けたという竹原慎二。ステージ4のがんから格闘技ができるまでに回復したのは、諦めず最善を求め続けた結果ともいえるでしょう。
竹原慎二のがん闘病はまだ続く?YouTubeでは新企画も
竹原慎二が救急搬送!原因は?
自身の経験からセカンドオピニオンの大切さを訴えるべく、「見落とされた癌」を2017年6月に出版した竹原慎二。5年生存率25%といわれる膀胱がんから生還した強さは、多くのがん患者に希望を与えました。
2022年4月2日に激しい腹痛で救急搬送された竹原慎二ですが、同月23日にはYouTubeを通じて退院を報告。腹痛の原因は腸閉塞で、がん手術で小腸を50センチ切っていることが関係している可能性を明かしました。手術から8年経っても、がんと完全に縁が切れたとは言えないようです。
退院後、竹原慎二は自身のジムでチャンピオンを育てる企画を始動。奮闘する様子を「竹原テレビ」で公開しています。大病を患いながら格闘技界から離れないのは、天性の格闘家なればこそ。世界戦に挑む愛弟子のセコンドとして、竹原慎二がリングに戻ってくる日が楽しみです。