前田旺志郎が「カルテット」出演し大反響！演技力の評判は？
前田旺志郎「カルテット」出演に大反響！「いつのまにか大きくなって！」
前田旺志郎という名前を聞いても、いまいちピンと来ない方も多いでしょうが、「まえだまえだ」と聞くと、「あの兄弟漫才コンビ！」と思い出すはずです。前田旺志郎は小学生のとき、兄の前田航基と「まえだまえだ」という兄弟漫才コンビでデビューしました。
すっかり姿を見なくなったと思っていましたが、実は、ドラマやCMにちょこちょこ出演しています。特に最近出演して話題となったのは、2017年1月期の火曜ドラマ「カルテット」です。松たか子主演で、カルテットを結成するメンバーが、満島ひかり、高橋一生、松田龍平と豪華な顔ぶれだったことも話題となりました。その「カルテット」第3話の冒頭に、「あなたのお父さんはもうすぐ亡くなります」というセリフと共に、謎の少年として登場したのが前田旺志郎。
登場するや、高校生になった前田旺志郎の姿に、「いつのまにか大きくなって！」「めちゃくちゃイケメンになってる」「親戚のおばさんのような気分」「サッカー選手の香川真司に似てる」との声があがっています。
前田旺志郎の演技力の評判は？是枝裕和監督作品「奇跡」がイギリスでもTOP10入り
前田旺志郎が兄・前田航基と共に出演した作品に、2011年公開の是枝裕和監督映画「奇跡」があります。当時小学生だった2人は、まだまだやんちゃな子供たち。映画「奇跡」での2人の演技は、国内外で高い評価を得て、イギリスの新聞「ガーディアン」では、映画ベスト10において第9位にもなりました。
演技力を認められた2人は、その後、役者としての仕事が増えていきます。前田旺志郎は翌2012年に、NHK大河ドラマ「平清盛」で幼少時代の清盛役に抜擢。映画でも、2012年の「おかえり、はやぶさ」で岩松風也役、2014年の「超高速！参勤交代」で徳川宗翰役を務め、2015年には、再び是枝裕和監督作品に出演。
「海街diary」で、ヒロインの1人であるすずを想う少年・尾崎風太を演じました。是枝裕和監督は「海街diary」のインタビューで、前田旺志郎について、「風太の役は悩みましたけど、撮ってみたら彼しかいなかった」「本当に希有な存在」とコメント。名監督が太鼓判を押す前田旺志郎は、2017年には主演映画「レミングスの夏」の公開も控えています。
前田旺志郎、まえだまえだの現在！出身中学や高校は？
前田旺志郎が活躍した「まえだまえだ」の現在！兄・前田航基「どこかの節目でできたらいいな」
前田旺志郎の知名度が上がったのは、兄弟漫才コンビ「まえだまえだ」として、「エンタの神様」に出演するようになってからです。その後もコンスタントに出場を続け、2007年「M-1グランプリ」では、準決勝進出という快挙も成し遂げました。「まえだまえだ」が漫才コンビとして活動を続けたのは、2007年の結成から4年間でした。
2016年11月13日に「ワイドナショー」に出演した兄・前田航基は、漫才をやめたわけではないが、休業状態だと答えています。実は、兄弟の芸能界デビューは、漫才ではなく、子役としての活動でした。漫才を休んで俳優に転向したのではなく、もともとやっていた場所に戻り、力を伸ばしているというのが正しいようです。
それでも、兄・前田航基は、「どこかの節目で（また漫才を）できたらいいな」と思っているとのこと。もしそうなれば、かつてのように「子供なのに漫才がうまい！」という甘えはきかないので、きちんとスキルを磨かなければとも語っていました。兄・前田航基の大きな体格から、「お兄ちゃんが残念な姿になってる」と驚く人もいるようですが、とても賢い青年に育っていることが分かります。
前田旺志郎の出身中学や高校は？特技はバスケットボール
前田旺志郎に関する詳しいプロフィールは公開されていません。しかし2017年の時点で、現役高校生ではあるようです。世間では、前田旺志郎の出身中学は、地元・大阪の吹田市立豊津中学校だという情報があります。中学校の部活ではバスケットボールをやっていたと言い、たしかに、現在の趣味・特技にはバスケットボールの文字が。ちなみに、前田旺志郎が13歳の時に、「前田旺志郎と一緒にできる 子どもの身長がぐんぐん伸びる！肩甲骨連動ストレッチ」を出版しています。
ちょうど成長期で、バスケットボール選手は高身長が有利ということで、そうした本の出版につながったのかもしれません。高校については、兄・前田航基の名前が堀越高校のサイトに掲載されていたということから、兄弟そろって堀越高校なのではないかという説が有力です。他には、芸能人が多く在籍する日出高校の名前も可能性として挙がっています。
前田旺志郎がEテレ「ニューベンゼミ」レギュラーに！「まえだまえだ」兄弟のさらなる活躍に期待
前田旺志郎の姿をドラマや映画で時々見かけ成長を喜んでいた方は、2017年4月3日から、毎週彼の姿を見られるようになります。それは、このたびリニューアルされるNHKEテレ「テストの花道 ニューベンゼミ」です。新しい「ゼミ生」として、岡田結実らと共に、前田旺志郎の名前が発表されました。
「ニューベンゼミ」は、Eテレで毎週月曜夜7時から放送されている、中高生の進路選択や勉強をサポートする番組です。勉強方法、勉強する意味、学校の仕組みなどが取り上げられています。出演する「ゼミ生」全員が現役の中高生ということで、本物の学校さながらのにぎやかな現場をまとめるのは、TOKIOのリーダー城島茂。番組では、同世代のタレントと一緒に、自然な前田旺志郎の姿を見られそうです。
芸能界は、たしかに容姿も必要ですが、役者への褒め言葉は「イケメン」「カッコイイ」「かわいい」だけではないはずです。兄・前田航基から「唯一のライバル」と評され、役者として切磋琢磨しあう2人は、時には兄弟だからこそできる厳しい批判もし合うと言います。「いつかまた兄弟漫才を見たい」という気持ちももちろんありますが、役者としての2人の活躍も応援しております。
