鈴木勝吾はミュージカル「薄桜鬼」「シンケンジャー」に出演!評判や実力は?

鈴木勝吾出演ミュージカル「薄桜鬼」「シンケンジャー」での評判や実力は?

鈴木勝吾はミュージカル「薄桜鬼」で大人気!気分屋で超自信家なキャラがハマりすぎる!

鈴木勝吾は、ドラマや映画、舞台等で活躍している若手俳優です。2012年より公演が行われている、新選組を題材にした女性向けシミュレーションゲームが原作のミュージカル「薄桜鬼」に出演し、人気を集めました。

初演当初から鈴木勝吾が演じていたのが、薩摩藩に属する鬼の頭領の風間千景です。金髪赤眼で、超人的な身体能力の持ち主。性格は気分屋で、かなりの自信家でもありますが、義理堅い面も。歌唱や殺陣すべてが美しく、まさに鈴木勝吾のハマり役と、ファンから絶賛されていましたが、2016年8月のライブ公演を最後に、約5年間務めた風間千景役を卒業しました。

本人にはまだ出演の意志はあったようですが、「大人の事情」とブログでコメント。自身を形成する中で、大きな影響を与えてくれた作品にあらためて感謝し、培ってきた物を他の舞台で見せていくと、今後に向けた意気込みを語っています。

鈴木勝吾デビュー作は人気作「シンケンジャー」!ファンとの号泣エピソードとは

鈴木勝吾のデビュー作は、2009年2月から1年間放送された、テレビ朝日の特撮ヒーロー番組でした。それが、スーパー戦隊シリーズとしては第33作目となる「侍戦隊シンケンジャー」です。書道をモチーフとした和風の設定や物語が、子供だけではなく、多くの大人のファンを獲得した「シンケンジャー」は、大ヒット作品になりました。

演技力が高く評価された鈴木勝吾が演じたのは、シンケングリーンこと谷千明。ゲームや買い食いが好きな現代っ子で、ごく普通の高校生です。明るい性格で、ややトラブルメーカー的でもありますが、その分、精神的な成長が見られるキャラクターでした。

「シンケンジャー」と言えば、オールアップを迎えた4日後、2010年2月8日にアップされた鈴木勝吾のブログが話題になったことをご記憶の方もいるかもしれません。きっかけは、シンケングリーンが大好きだった息子を亡くした母親の書き込みでした。

亡くなった息子のために、一度でいいので空を見上げてほしい、という母親の願いに、鈴木勝吾は、「正義が光る、その空に」と題して、真っ青な空の写真をブログにアップし、その想いに応えました。その粋な行動に、多くの人が感銘を受け、涙したことは言うまでもありません。

鈴木勝吾は中央大学出身!?バンド「ココア男」とは?

鈴木勝吾の出身大学は中央大学!?特撮出身だった!

鈴木勝吾は、1989年2月4日生まれ、神奈川県の出身です。身長は172㎝で、ドラマや映画に憧れて俳優を目指しました。宮崎あおいや長谷川博己といった実力派俳優が所属する、ヒラタオフィスに所属。趣味は、歌やスノーボードのほかに、囲碁や釣り、読書と渋めですが、特技はテニスと、身体を動かすことも得意なようです。

2009年2月に、「侍戦隊シンケンジャー」でデビューして以降、2013年公開の映画「忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段」山田利吉役、2015年7月公演の舞台「東京喰種トーキョーグール」西尾錦役など、数多くの作品に出演してきました。特に、2012年より約5年間出演したミュージカル「薄桜鬼」風間千景役は、鈴木勝吾の代名詞となっています。

出身校などは明かしていませんが、中央大学附属高校の出身らしく、大学もそのまま中央大学に進んだとのことです。18歳より俳優として活動しているため、「シンケンジャー」出演時は、大学を休学していたという噂もあります。

鈴木勝吾も参加している5人組バンド「ココア男」とは?

鈴木勝吾は、ミュージカルなどでもその歌唱力が高く評価されていますが、実は、バンド活動をしていたことがありました。バンド活動を始めたきっかけは、2010年3月に放送された、関西テレビのバラエティ番組「イケメンデルの法則」です。番組にゲスト出演していた鈴木勝吾に加え、鎌苅建太、細貝圭、井出卓也、RUN&GUNの米原幸佑の5人で、「ココア男。」というバンドを結成することになりました。

鈴木勝吾はギターを担当。2010年3月には、ファーストライブも決行され、2010年4月14日に、1stシングル「甘い罠 苦い嘘、、、」を発表以降は、シングル6枚とミニアルバム1枚、フルアルバム1枚を発表しています。ライブやイベント出演のほか、「ココア男。」としてドラマにも出演しましたが、2012年3月をもって解散。しかし、2014年10月12日のライブイベントにサプライズで登場すると、2015年3月15日には、解散から3年ぶりとなるライブが開催され、ファンを熱狂させました。

鈴木勝吾が舞台「ジョーカー・ゲーム」で主演!演出と脚本が話題に!

鈴木勝吾は、2017年5月4日から7日まで公演が行われた舞台「ジョーカー・ゲーム」で主演を務めました。「ジョーカー・ゲーム」は、柳広司のミステリ小説が原作。第二次世界大戦を目前にした昭和前期を舞台に、実在した日本軍の諜報機関・陸軍中野学校をモデルとしたスパイ養成学校の教師や生徒たちの姿を描いています。

小説は連作短編の形がとられており、同じ世界観の中にありながら、登場人物はそれぞれ別。スパイ養成学校の教師である結城中佐に加え、とある事件で関わることとなった佐久間中尉や、養成学校の生徒の三好、神永、小田切、甘利、波多野、実井、福本、田崎、蒲生次郎らのスパイ活動の様子が描かれています。

シリーズは4作発売され、いずれもベストセラーとなっており、実写映画化に加え、2016年4月より放送されたアニメも大ヒット。評価の高いアニメ版がモチーフとなっている舞台版は、2.5次元舞台寄りになるようです。鈴木勝吾演じる三好は、常に冷笑を浮かべ、上から目線のナルシストという人物。

鈴木勝吾は、アニメ版の三好は、ツンツンしたキャラクターという印象で、形を作るのは難しかったとコメントしています。見どころについては、派手なアクションシーンが連続してあるわけでもなく、芝居で全体をつないでいかないと成立しない作品であるため、「(役者が)一丸となって芝居を繊細に紡いでいくところを感じてもらえれば」とコメント。会場全体を使用した仕掛けが施されている舞台「ジョーカー・ゲーム」は、ポーカーをするシーンでは、キャストがリズムに乗りながらプレイするなど、飽きさせない演出がされています。

原作の持ち味が、情報戦や巧妙な心理的駆け引きであるため、そうした良さを生かしつつも、映像を挿入したり、客席に降りて芝居を行ったりするなど、舞台ならではの工夫も凝らされた「ジョーカー・ゲーム」。新しい2.5次元舞台の概念を提示するという意欲に満ちた本作の後も、鈴木勝吾は、2017年7月に上演される舞台「東京喰種」の新作公演に出演予定です。日々芝居のことを考え、芝居を愛する俳優の、今後の活動にもご注目ください。

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