加藤晴彦がアルペンCMに出続けた理由!最近はすっかりクレーマーキャラ!?
加藤晴彦はアルペンCMの顔だった!抜擢された理由とは?
かつてはテレビで見ない日はないほどの活躍ぶりだったタレントの加藤晴彦。とりわけ、冬には必ず見かけるあのCMに出演している印象が強い方も多いことでしょう。それが、1996年から2015年まで20周年連続出演を果たした、スキー用品の販売等を行っている「アルペン」のCMです。
長年続いてきただけあって、加藤晴彦を見れば、「アルペン=冬!」と連想できるほどで、すっかりアルペンCMの顔でした。起用された1996年は、飛ぶ鳥を落とす勢いの人気ぶりでした。アルペンのCMに起用が決まった理由の1つは、当時の加藤晴彦にはどの企業のイメージもなかったからだと言われています。
しかし、20年間も起用され続けているのには別の理由もあるとか。まず、アルペンの本社が、加藤晴彦の地元・名古屋にあることです。また、アルペンの社長と加藤晴彦は、お揃いのカバンを持っていたり、社長が所有する自家用ヘリコプターで温泉旅行に出掛けたりするほど仲が良いと言います。
加藤晴彦が毒舌クレーマーキャラに変身していた?!
加藤晴彦は、1990年代後半~2000年代前半まで多数のドラマに出演していたほか、人気恋愛バラエティ番組「あいのり」の司会をはじめ、「どうぶつ奇想天外!」の解答者として活躍するなど、大ブレイクしていました。しかし昨今、加藤晴彦の姿を全国放送のテレビ番組で見かけることはほとんどありません。そのため、加藤晴彦をネットで検索すると、「消えた」「干された」というキーワードが数多く出てきます。
その理由は、加藤晴彦の性格にあるとか……。性格の悪さがささやかれはじめたきっかけの1つは、2014年3月24日に放送された日本テレビ「有吉ゼミ」への出演でした。加藤晴彦は、理想の女性像について語る際に、「走り方の汚い女性は嫌い」「歯ブラシが広がるのが早い女性が嫌」など、女性に対する数々の毒舌発言を繰り出しました。それまでは、アルペンCMの影響もあってか、明るくて爽やかなイケメン好青年というイメージがあった加藤晴彦。
しかし、この毒舌発言で、世間一般の加藤晴彦像は一変。そのギャップの大きさはかなりのものです。関西テレビ「怪傑えみちゃんねる」に出演した際は、芸人にタカられたと暴露話をしたところ、「真相は正反対」との反論が出たこともありました。「ダウンタウンDX」では、博多華丸・大吉にしつこく絡み、松本人志から「当たり屋やな」とツッコまれるなど、すっかり毒舌クレーマーキャラになってしまっています。
加藤晴彦の嫁や子供が気になる!中学時代のヤンキー伝説とは?
加藤晴彦の嫁は愛する地元愛知出身の社長令嬢?
「消えた」「干された」などとも言われている加藤晴彦ですが、実は、現在は、活動拠点を出身地である名古屋に置いているそうです。2014年7月には結婚もしていますが、加藤晴彦の選んだ嫁は、同じく地元愛知出身の一般女性でした。地元名古屋のテレビ局に勤務していた女性ですが、アナウンサーではないとのことです。交際期間は2年。加藤晴彦が、嫁について、「育ちの良さを気に入っている」と発言していたことがあるらしく、社長令嬢ではないかとの噂もありますが、嫁のプロフィールなど詳しい情報は公表されていません。
結婚生活はその後も順調な様子で、2015年5月に「快傑えみちゃんねる」に出演した際には、嫁の妊娠を発表。2016年5月には、同番組で、無事に女の子が誕生したことを報告しています。出産にはギリギリ間に合い立ち会えたようで、以後はかなりの溺愛ぶり。娘をフィギュアスケーターにしたいという願望があるそうです。
加藤晴彦は学生時代相当悪かった!中学時代のヤンキー伝説
人気がピークだった頃は、爽やか好青年という印象が強かった加藤晴彦ですが、実は、学生時代はかなり悪かったと言います。加藤晴彦の自伝「フレンズ」によると、中学時代には、反社会的集団の構成員との1年近い付き合いがあったそうですが、このままでは一生陽の当らない世界に居続けることになる気がしたことから関係を絶ったとか。
また、仲間たちと、空き巣や、自動販売機から商品を盗むことを繰り返してもいたという加藤晴彦。バイクも盗み、許せない振る舞いをする教師の襟首をつかんで体を壁にガンガン押しつけたとも明かしています。しかし、そんなヤンキー伝説が続いたのは中学時代まででした。高校生になると、不良として積極的に活動するのがアホらしくなったため、ヤンチャな毎日からさっさと卒業しています。
加藤晴彦が再ブレイクなるか期待の高まる2017年!
かつては、「アルペン」CMで女子の心を躍らせた爽やかイケメンとして大人気で、出演ドラマも多く、バラエティ番組のMCとしても引っ張りだこだった加藤晴彦。しかし最近は、あまり好ましくないニュースばかりで、話を誇張し過ぎてかえって反感を強めたり、共演者に絡みすぎてドン引きされたりする始末。マツコ・デラックスのように、毒舌で頭の良さが際立つ例もありますが、加藤晴彦の場合は煙たがられる一方にも見えます。
とはいえ、過去の好青年のイメージに固執することなく、地元名古屋を愛する気持ちを隠さずに名古屋弁を使ってみたり、自由な発言を繰り返したりする加藤晴彦に対して、「飾り気のない人柄」「自分らしくて今のほうが好感が持てる」と評価する声があるのも事実。突然与えられてしまった好青年という仮面を、今ようやく自らの手で外したところなのかもしれません。
俳優として、タレントとして、一度は表舞台から降りたようにも見える加藤晴彦ですが、2017年に俳優業に戻ってきました。それが、TBSドラマ「小さな巨人」です。加藤晴彦の小憎たらしい演技がドラマの良いスパイスになっていると話題を集めています。俳優として再ブレイクの兆しを見せている加藤晴彦は、自分らしく活動できる環境が整いつつある今が、活躍本番なのかもしれません。