荒木宏文「テニミュ」でブレイク!俳優に音楽活動も!?プロフィール!
荒木宏文「テニミュ」2代目乾貞治役でブレイク!
荒木宏文(あらきひろふみ)は、舞台を中心に、ドラマや映画など幅広く活躍している俳優です。芸能界入りのきっかけは事務所のオーディションですが、その後、2.5次元舞台の人気を押し上げたミュージカル「テニスの王子様」、通称「テニミュ」のオーディションに合格。2005年に、ミュージカル「テニスの王子様 in winter 2004-2005 side 山吹 feat. 聖ルドルフ学院」でデビューを果たしました。
担当したのは、主人公の越前リョーマが通う青春学園の先輩・乾貞治役です。荒木宏文は、初演より同役を務めた青山草太から引き継いだ2代目になります。乾貞治は、眼鏡が特徴で、データを重視したテニスをするキャラクター。頭脳派ですが、ちょっとズレた面もあり、コミカルシーンも多めです。特に「Dream Live」で見せる全力のパフォーマンスが爆笑と話題を呼んだことで、テニミュファンから愛される存在となりました。その影響か、アニメ「新テニスの王子様」でも、財前光役で声優として出演しています。
荒木宏文プロフィール!D-BOYS所属俳優で音楽ユニットD☆DATEメンバーも務める!
荒木宏文は、1983年6月14日生まれ、兵庫県の出身です。身長174cmで、愛称は「あらやん」。2004年、ワタナベエンターテインメント主催の第1回「D-BOYSオーディション」で最終選考に残ると同時に、ミュージカル「テニスの王子様」オーディションに合格したことをきっかけに芸能活動をスタートさせました。
その後、ワタナベエンターテインメントの若手俳優が名を連ねる、「D-BOYS」の一員となっています。2005年に上演されたミュージカル「テニスの王子様」乾貞治役で注目を集めた荒木宏文は、2007~2008年にかけて、スーパー戦隊シリーズ「獣拳戦隊ゲキレンジャー」にも出演。同2008年公開映画「夏休みのような1ヵ月」で山崎育三郎と共に主演を務めるなど、舞台、ドラマに限らず、活動の幅を広げていきました。
2010年には、D-BOYSから選抜された5名で結成された音楽ユニット「D☆DATE」のメンバーとしても活動を開始し、2015年にソロデビューも果たしています。特技は意外にも茶道。高校時代に美人な部長に憧れて入部し、3カ月で退部したというエピソードがあります。
荒木宏文ファッション好きでセンス抜群!性格と主な出演作品まとめ
荒木宏文の独特なファッションセンスが話題に!性格は紳士で真摯?
荒木宏文は、和風で端整な顔立ちをしていますが、髪を染め、ストリート系ファッションを身にまとっていると、一見近寄りがたい雰囲気に……。しかし実際は、イベントなどではファンや共演者を気遣い、盛り上げ役も買って出る紳士的な性格です。仕事に対しても真面目な荒木宏文は、何事にも真摯に取り組む姿勢が、ファンだけでなく、共演者からも高評価を得ています。SNSが広く認知されてからは、モデルだけでなく、アイドルや俳優の私服にも注目が集まるようになりました。
荒木宏文もまたファッション好きとして知られており、その独特のセンスには常に注目が集まっています。ファンが特に注目しているのは配色です。その鮮やかな色使いはかなり目を引きます。
荒木宏文主なテレビドラマ出演作品まとめ!特撮で悪の首領役に
荒木宏文は、ミュージカル「テニスの王子様」乾貞治役で、見る人に強いインパクトを与えました。そんな乾とは真逆といえるのが、2007~2008年にかけて放送された、スーパー戦隊シリーズ「獣拳戦隊ゲキレンジャー」に登場する敵の首領・黒獅子リオ役です。ヒーローたちと対峙していくリオには、クールで独特な色気があり、強さに対するひたむきさを持つ姿に驚いたファンも多い様子。
D-BOYS所属で仲の良い鈴木裕樹と、敵味方に分かれて共演したことでも話題となりました。その他のテレビドラマでは、2009年「ゴッドハンド輝」西村学役、2010年「闇金ウシジマくん」芳則役、2012年「シュガーレス」三田実役、実際の高校をモデルにした「ハイスクール歌劇団☆男組」町田祐二役など、数多くの作品に出演しています。
荒木宏文がミュージカル「刀剣乱舞」新作公演で刀剣男士に!
ミュージカル「テニスの王子様」や、独特な演出が話題となった舞台「弱虫ペダル」など、漫画やアニメ、ゲームを原作とした2.5次元舞台が人気を集めています。2015年より配信が開始されたブラウザアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」も、ミュージカル化や舞台化がなされて大きな話題となりました。
「刀剣乱舞」は、日本古来の刀などを擬人化させた作品です。刀剣の付喪神たる刀剣男士を収集&育成し、歴史を改変しようとする歴史修正主義者と戦っていくという基本ストーリーがあります。ミュージカル「刀剣乱舞」は、これまでに、2015年10~11月のトライアル公演を含む4作品の公演が行われてきました。回を追うごとに人気が増し、現在は、チケットの入手困難状態が続いています。
そんな、注目度の高いミュージカル「刀剣乱舞」の新作公演がスタートしたのは、2017年3月4日です。ミュージカル「刀剣乱舞~三百年(みほとせ)の子守唄~」は、徳川家康の人生を追いながら、刀剣男士の人間に対する想い、苦悩や葛藤を描きます。徳川家康が常勝のお守りとして大切にしていた物吉貞宗や、重臣・本多忠勝愛用の槍・蜻蛉切など、徳川家に縁のある刀剣男士が登場する本作。
荒木宏文が演じるのは、にっかり青江。にっかりと笑う女の幽霊を切ったという逸話を持ち、片目を前髪で隠した、ミステリアスな雰囲気を持つ脇差です。登場する刀剣男士たちをフォローするという立ち位置で、俳優陣の中では年長者にあたる荒木宏文の持つ落ち着きや余裕が、物語のよいアクセントになっています。
ミュージカルのほかに、ダンスや歌を披露するライブパートのある2部構成も、ハードだけれどやりがいがあると気合十分だった荒木宏文。キャラクターの再現度はもちろんのこと、2部では、アイドル風の衣装で、美しい背中を披露し、ファンを熱狂させました。舞台上で活躍する荒木宏文の姿が次に見られるのは、2017年8月17日に上演がスタートする「幽劇」です。この世に後悔を残し幽霊となってさまようという役柄で、役者としての成長ぶりを存分に見せてくれることでしょう。