片山晋呉の練習法とは?ツイッターでレッスン動画を公開して話題に!
片山晋呉のプロフィールと創意工夫に富んだ練習法とは?
片山晋呉は、1973年1月31日生まれ、茨城県出身のプロゴルファー。ツアー30勝、5度の賞金王、生涯獲得賞金は20億円を超えるという国内屈指のトッププレーヤーです。テンガロンハットがトレードマークで、2001年のマスターズに出場して4位入賞を果たした際には、「カウボーイ・シンゴ」と呼ばれました。
片山晋呉は、2歳の頃に、ゴルフ場経営をしていた父からゴルフの英才教育を受け始め、わずか5歳でラウンドデビュー。ゴルフの強豪校である水城高等学校を卒業後、日本大学へ進み、アマチュア33勝の実績を引っ提げて、1995年に鳴り物入りでプロデビューしました。日本ツアーでは永久シードを獲得しているほか、リオオリンピックには日本代表として出場しています。
片山晋呉の練習法は、独特かつ理論的です。左右均等に筋力をつけるために、左右両方の打席でショットするほか、ミート率を上げる練習として、ひざ元ほどの高さにあるボールを連続でドライバーショットするなどしています。常に進化を求め、創意工夫に富んだ練習をする片山晋呉。それらをまとめたドリル本は大人気です。
片山晋吾のツイッターで公開しているレッスン動画が大人気!分かりやすいと話題に!
片山晋呉は、日本のプロゴルファーとしては珍しく、ツイッターで情報発信をしています。中でも話題になっているのが、シーズンオフの自主トレ時や、ツアーの合間の練習時に配信する30秒~2分ほどのレッスン動画。そのトレーニングがゴルフにどう役立つのか?が分かりやすくシンプルな表現で、テンポよくまとめられているので、アマチュアゴルファーは必見です。
たとえば、週6でやっているという、バランスボールと水の入ったペットボトルを使った体幹トレーニング。ペットボトルをグリップに見立て、それが常に体の正面にある意識を感じながら、腹部の筋肉や体幹を強化するというストレッチは、実に効率的で、理にかなっています。
また、フォロワーの質問に答える形で、グリップの向きや握り方について解説した際には、ピコ太郎の「PPAP」に乗せ、仲間と踊りながら解説するなど、サービス精神も旺盛。目立ちたがり屋の片山晋吾のキャラクターが前面に出ている内容となっています。
片山晋呉のパターは練習法・ギア共にいろいろな意味で凄かった!浮気癖のせいで離婚!慰謝料5億円!?
片山晋呉のパターは練習法・ギア共にいろいろな意味で凄かった!
片山晋呉は、決して既成概念にとらわれません。ゴルフギアや練習法など、興味を持ったものはすべて試し、良いと思ったものはすべて取り入れています。「人と同じことをしていたら、同じところまでしか行かない」と常々語っている片山晋呉が特にこだわるのはパターです。
練習法からして変わっており、パター練習はほとんど片手で行います。これは正しいストロークを身に着けるためのルーティーンだとか。そしてギア。片山晋呉は、ここ数年を見るだけでも、異なるメーカーの形状の変わったパターを何本も試し、実戦にも投入しています。
巨大なヘッドが特徴のPINGのユードレイニアム・シリーズパターや、シャフトがヘッドの後方に刺さっているオデッセイのバック・ストライク2ボールパター。さらに、ヘッドが「工」字型のLINXのナチュラルパターや、シャフトが大きく外側に湾曲しているヨネックスのトライプリンシプルパターなどなど。片山晋呉のパターからは目が離せません。
片山晋呉の浮気癖のせいで離婚!慰謝料5億円!?妻との泥沼離婚とは
片山晋吾は1999年に、学生時代から付き合っていたみち代さんと結婚しました。出会いはゴルフ大会。片山晋吾が中学3年生、みち代さんが高校1年生の時でした。結婚当初は、ケガもありなかなか成績が上がらなかった片山晋吾ですが、みち代さんが内助の功で支えた甲斐あって、結婚翌年には初の賞金王に輝いています。
しかし、2007年にゴルフに打ち込むために別居を始めた頃から夫婦関係がぎくしゃくし始め、片山晋吾の浮気が発覚。2010年12月には、離婚についてが話し合われ、結婚11年間の片山晋吾の収入を40~50億円と試算し、慰謝料1億4千万円で一度は合意していたそうです。
しかし、片山晋吾の母と妹が猛反発したことから離婚調停となり、妻側は、一時5億円もの慰謝料を請求するに至りましたが、最終的には8千万円で決着しました。元妻のみち代さんが離婚調停直前に立ち上げたゴルフ系アパレルなどを手掛ける株式会社リボンティーノジャパンの経営が順調で、ブランドイメージに傷がつくのを避けるため、早期決着したと言われています。
片山晋呉が松山英樹を大絶賛!「世界一も全然近い」と期待!
片山晋吾は2017年6月20日に、サッカー日本代表の長友佑都と共同開発した、トレーニング機器の記者発表会に出席しました。全米オープンで2位タイに入った松山英樹に話題が及ぶと、片山晋吾は大絶賛。松山英樹のダウンスイングの軌道を「美しい」と形容し、さらに彼のスイングを細かく分析しました。
それによると、理論的に練習でスイングを作っていく片山晋吾に対し、練習の中で感覚を研ぎ澄ましながら、感覚でスイングを作っていく「天才肌」なのが松山英樹。また、自身が活躍していた2000年初頭に比べ、タイガーウッズの登場により、フィジカル能力の高い選手が増え、飛距離・競技レベル共に格段に上がっていると語りました。そんな中でも松山英樹は別格であり、「世界一も全然近い」と太鼓判を押しています。
一方で、自身の目標については、スイングが完成形に近づいていると力強くコメント。2017年シーズンの後半戦では優勝争いをして、賞金王レースにも絡みたいと抱負を語りました。型破りなプレーや言動で熱狂的なファンの多い片山晋吾。7月末時点では、国内男子の賞金ランクは80位となっていますが、8月に行われた「杜の都仙台チャリティプロアマトーナメント」では、4位タイとなるなど奮闘を見せています。幼少の頃から磨いたセンスと理論で、ぜひもう一度日本ツアーを沸かせてほしいです!