ドラマ「CSI:科学捜査班」のメインキャストをおさらい!スピンオフ企画にも期待大

ドラマ「CSI:科学捜査班」大人気シリーズのメインキャストをおさらい

ドラマ「CSI:科学捜査班」大人気シリーズのメインキャストをおさらい

ドラマ「CSI:科学捜査班」は、2000~2015年までアメリカで放送されていた大人気ドラマシリーズです。タイトルの通り、最先端の科学捜査を行う鑑識チームの活躍を描いた1話完結型のクライムサスペンス作品で、ウィリアム・ピーターセン演じるギル・グリッソム博士を主役としてシーズンがスタートしました。

警察を舞台にしたドラマの主役としては珍しい、地道に証拠固めを行うギル・グリッソム博士は、これまでになかったキャラ設定でたちまち人気に。しかし、シーズン9で降板してエグゼクティブ・プロデューサーとして制作側に加わることが決定すると、ローレンス・フィッシュバーン演じるレイモンド・ラングストン教授が次の主役になります。

穏やかで人間味のあるレイモンド・ラングストン教授も人気でしたが、実は、衝動的に狂暴化する遺伝子を父親から受け継いでいるため、自身の狂暴性を必死に抑え込んでいるという悩みを抱えていました。シーズン11で、宿敵の凶悪犯への怒りが抑えられなくなり殺害してしまったため、続くシーズン12に登場した主役は、コメディ映画「スリーメン&ベビー」でもおなじみのテッド・ダンソン演じるD・B・ラッセルに。前任者とはまた違う大人なキャラで活躍し、最終話では、FBIからオファーを受けたためCSIを去っていきました。

長寿シリーズだけに、メインキャストにも交代劇があったドラマ「CSI:科学捜査班」。その一方で、ジョージ・イーズ演じるニック・ストークスや、エリック・スマンダ演じるグレッグ・サンダースなど、シーズン1から最終話まで出演しているキャストもいます。

ドラマ「CSI:科学捜査班」ゲイリー・ドゥーダン演じるウォリック・ブラウンの降板理由とは?

ドラマ「CSI:科学捜査班」のシーズン1では、映画「エイリアン4」出演でも知られるゲイリー・ドゥーダン演じるウォリック・ブラウンが、冷静で知的なキャラクターとして人気になりました。しかし、シーズン8の最終話で撃たれたことをきっかけに、シーズン9の第1話までで降板となることが決定しました。

降板理由は特に説明されませんでしたが、降板が発表されたわずか2週間後に、ゲイリー・ドゥーダンが薬物所持で逮捕。そのため、制作サイドは彼が逮捕されることを知っていて降板を決めたのではないかと言われています。

ドラマ「CSI:科学捜査班」の最終回はラスベガス!「CSI:サイバー」のあらすじは

ドラマ「CSI:科学捜査班」の最終回はラスベガスを舞台にかつてのメインキャストがカムバック!

ドラマ「CSI:科学捜査班」のラストシーズンとなったシーズン15の舞台は、CSIが所属するラスベガス警察のあるラスベガスが舞台となっています。これまでも、カジノが立ち並ぶ華やかな街で、難しい犯罪の解決に挑み続けてきたCSIのメンバーたちですが、最終回には、シーズン1~9までで主役を務めたギル・グリッソム博士が再登場。

連続爆弾犯の容疑をかけられたSMクラブのオーナー、レディ・ヘザーと対峙します。しかし実は、真犯人は、レディ・ヘザーの顧客であったダルトン・ベントンで、ヘザーを一方的に愛したあまり事件を引き起こしたという犯行動機が判明しました。

ドラマ「CSI:科学捜査班」のスピンオフ作品「CSI:サイバー」のあらすじは?

放送がスタートするや大人気となったドラマ「CSI:科学捜査班」は、本シリーズの進行と並行して、2002~2012年に「CSI:マイアミ」、2004~2013年に「CSI:NY」と、2本のスピンオフが制作され、こちらも人気となりました。さらに、2015年からは3作目となるスピンオフ作品「CSI:サイバー」も登場。近年増加しているサイバー犯罪に焦点を当て、サイバー犯罪部門のFBI特別捜査官エイヴリー・ライアン(パトリシア・アークエット)らが、ハッキングなどの犯罪を解決していくというあらすじです。

「CSI:科学捜査班」の終了と入れ替わるようにスタートした「CSI:サイバー」には、本シリーズのメインキャストだったD・B・ラッセルが出演するなど、従来の作品ファンをひきつけるための工夫もなされました。しかし、舞台がFBIに変わり、本家であるCSIの色合いが薄まってしまったことも影響したのか、残念ながら2シーズンで打ち切りとなっています

ドラマ「CSI:科学捜査班」はジャスティン・ビーバーら豪華ゲストも話題に!

ドラマ「CSI:科学捜査班」は、15シーズンも続いた人気ドラマで、さまざまなセレブたちもゲスト出演してきました。子供の頃から女優として活躍している、映画「マイ・ボディガード」や「宇宙戦争」のダコタ・ファニングもその1人。他にも、ドラマ「ウエストワールド」のドロレス・アバーナシー役で知られるエヴァン・レイチェル・ウッドや、ドラマLOST」のダニエル・デイ・キムとジョシュ・ホロウェイ。

ドラマ「アグリー・ベティ」で主役を演じたアメリカ・フェレーラなどの駆け出し時代の演技を楽しむことができます。役者ばかりではありません。ギタリストのジョン・メイヤーや、グラミー賞アーティストのテイラー・スウィフトといったミュージシャンもゲスト出演してきました。若者から絶大な人気を誇るジャスティン・ビーバーにいたっては、計2話にゲスト出演して、犯人役を好演しています。

15年でシーズンを終えた「CSI:科学捜査班」は、犯罪を取り扱った1話完結型のドラマとしては歴史に残る大ヒット作品となり、アメリカのテレビドラマ界にも大きな影響を与えました。その人気のすごさは、スピンオフ作品として、マイアミ編やニューヨーク編が制作され、こちらも長寿シリーズとなったことからも分かるというものでしょう。2016年3月に3本目のスピンオフとなったドラマ「CSI:サイバー」が放送を終了したことで、「CSI」シリーズは完全に幕を下ろしてしまいましたが、今後のスピンオフ企画にも期待したいです。

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