アンヘル・ディ・マリアの移籍歴やポジションは?メッシも才能を高評価

2020年3月26日 更新

アンヘル・ディ・マリアの移籍歴やポジションは?プレースタイルやドリブルの特徴は?

アンヘル・ディ・マリアは若くしてヨーロッパで大活躍!移籍歴やポジションは?

アンヘル・ディ・マリアは、1988年生まれのアルゼンチのサッカー選手です。アルゼンチンのCAロサリオ・セントラルでプロサッカー選手としてデビューを果たすと、19歳でポルトガルの強豪SLベンフィカに移籍。その3年後に、約30億円の移籍金でスペインの名門レアル・マドリードに移籍する躍進を見せ、スタメンに定着しました。

しかし、ポジション争いが激しくなってきたことからイングランドのマンチェスター・ユナイテッドFC移籍を経て、現在はフランスの強豪パリ・サンジェルマンに所属しています。攻撃的なポジションならばどこでもこなせる万能型MF(ミッドフィールダー)のアンヘル・ディ・マリアですが、サイドで起用されることが多いようです。

アンヘル・ディ・マリアはテクニックに優れたドリブル!多くのチャンスを生み出す!

アンヘル・ディ・マリアは、テクニックに優れている上、スピードもあるので、巧みなドリブルで相手選手をかわすこともお手の物。世界有数のドリブラーであることに加えてパスのセンスも高いため、チャンスメーカーとして多くの好機も生み出します。

特筆すべきはドリブルのテンポで、南米の選手独特のリズムで、ぬるぬるとディフェンスを交わしていくアンヘル・ディ・マリア。センス溢れるプレーで多くの観客を沸かせています。

アンヘル・ディ・マリアをメッシが高評価!妻が監督を批判?

アンヘル・ディ・マリアをアルゼンチン代表のチームメート・メッシが高評価!

アルゼンチン代表としても活躍しているアンヘル・ディ・マリアのチームメートには、世界中のサッカー選手の中から選ばれる最優秀選手に送られるバロンドールを5回も受賞しているリオネル・メッシがいます。実は、同じアルゼンチンのロサリオ出身で、年齢も1歳しか違わない2人。

リオネル・メッシが所属するスペインのFCバルセロナのライバルであるレアル・マドリードで活躍していたアンヘル・ディ・マリアですが、ナショナルチーム代表としては仲間同士。アンヘル・ディ・マリアのチャンスメイクから得点を決めるシーンも多いリオネル・メッシは、彼の才能を高く評価しています。それは、自身が所属するFCバルセロナに、アンヘル・ディ・マリア獲得を進言したこともあるほどです。

アンヘル・ディ・マリアの妻が監督批判?

アンヘル・ディ・マリアが所属するパリ・サンジェルマンは、2018年2月に、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第1レグで、古巣レアル・マドリードと戦い、1-3で敗れてしまいました。この時は出番のなかったアンヘル・ディ・マリア。すると、2011年に結婚したアンヘル・ディ・マリアの妻ジョルジェリーナが、SNSで「努力+さらなる仕事+ゴール+アシスト+絶好調=ベンチ。

でも、サッカーを分かっていないのは女……がんばれ、パリ」と投稿しました。注目されたのは前半部分です。見方によっては監督批判ともとれる投稿でした。結局、パリ・サンジェルマンは、決勝トーナメント1回戦で敗退し、監督のウナイ・エメリはシーズン終了後に解任されることが決定しています。

アンヘル・ディ・マリアはパリ・サンジェルマンで再び輝きを取り戻す!

若い頃から活躍していたアンヘル・ディ・マリアは、特にレアル・マドリードに移籍してから世界的な選手になりました。レアル・マドリードではリーグ優勝1回などの功績を残していますが、中でもUEFAチャンピオンズリーグ決勝では、マン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍を見せてチームを優勝に導いています。

その後に移籍したマンチェスター・ユナイテッドでは、約85億円の大型移籍だったにもかかわらず、目立った活躍を見せられなかったことで評価が落ちてしまいました。しかし、パリ・サンジェルマンに移籍すると再び輝きを取り戻したアンヘル・ディ・マリア。ニース戦では、ハーフラインからドリブルで独走してゴールを決めたほか、ダイレクトでボレーシュートを決めたりするなど、スーパーゴールでファンを沸かせています。

2018年6月からは、アルゼンチン代表として、ロシアで開催中のFIFAワールドカップに参加していますが、チームの不調もあって、あまり出番は多くありません。しかし、リオネル・メッシという世界最高のフォワードがいても、彼にボールを運ぶ選手がいないと指摘されているアルゼンチンチーム。

今こそ、ドリブルとパスセンスに優れるアンヘル・ディ・マリアを起用する時でしょう。事実、背水の陣となったグループリーグ3戦では、アンヘル・ディ・マリアの起用が見事に奏功し、アルゼンチンが劇的勝利を収めました。決勝リーグでも、アンヘル・ディ・マリアの活躍ぶりを見続けたいですね。

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